消えない夏に僕らはいる



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初公開日(参考)2014年09月
分類

長編小説

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消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))

2014年09月27日 消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))

会いたくはなかった。「あの日」の仲間には。5年前、響の暮らす田舎町に、都会の小学生たちが校外合宿で訪れた。同学年の5年生と言葉を交わすうち、きもだめしをしたいと言いだす彼らを廃校に案内する響。だが、ある事件に遭遇し、一人の女の子が大怪我を負ってしまう。責任を感じ、忌まわしい記憶を封印。やがて高校生活に希望を抱くなか、あの日の彼らと同じクラスで再会する──少年少女の鮮烈な季節を描く、青春冒険譚。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

消えない夏に僕らはいるの総合評価:6.22/10点レビュー 9件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

消えない夏に僕らはいるの感想

ミステリーと言うよりは青春群像劇のライトノベルです。
5人の登場人物のそれぞれの視点から描かれていますが、
キャラ設定がしっかりしているので読みやすいです。
人間関係の微妙な描写は非常に良いのですが、全体的に淡泊な印象でした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(1pt)

五人が立ち向かうものは

小学生の時にとある事件を経験した五人が偶然同じ高校入学を機に再会します。
序盤に描かれる事件はなかなかスリリングで、懐かしい雰囲気も出ていて悪くありません。
しかし、驚くべきは物語のプロローグ的な位置づけである小学生時の体験こそが、本書のピークであるという事。

これから読もうという方には特に押さえておいていただきたい点があります。
本書はミステリでもサスペンスでもホラーでもなく、学園青春ラノベです。
あらすじだけを読むと三浦しをんの『光』のように、過去の事件やそこに隠された秘密に成長した主人公たちが翻弄される壮大な物語を期待してしまうかもしれませんが、全く違います。

彼らが立ち向かうのは、スクールカーストやモンスター教師が繰り広げるドロドロした人間関係でしかありません。
冒頭の小学生エピソードは、あくまで「絆で結ばれた五人」を演出するためのエッセンスでしかないのです。

そして「絆で結ばれた五人」は、お互いのどこに惹かれ、何を評価しているのか。何ら内面的な関係性を描かれることなく、ただただ盲目的にお互いを思いやり、失敗すら無条件で受け入れます。
そういう設定だから、です。
彼らは設定通りに役柄を演じる名札を付けられた役者でしかありません。

五人の関係性に限らず、全て作者の脳内設定が前提の作品なのです。

「こいつには逆らってはいけない」という設定をされたキャラクターには、どんなに理不尽で論理が破綻していても、誰も逆らいません。なぜそうなのか、という理由は描かれません。登場人物たちは一度も反攻を試みる事すらなく、外部に救いを求める事もなく、最初から「逆らえるはずはないもんな」と口を揃えて諦めます。
そういう設定だから、です。

劇的な事件を共有し、数年ぶりに再会したはずの五人は、謎の強キャラには最初から最後まで屈し続けます。
理不尽につけられる傷を肩を寄せ合ってなめ合うだけの五人の姿。
これが作者の描きたかった物語なのでしょうか。

尚、一人だけチートな登場人物がいますが、彼の存在がなおさら本書をチープにしているとだけ付け加えておきましょう。
子どもに刃物や筆の握り方を教える時以外で、僕は未だかつて相手の利き手を意識して物を手渡した覚えはありません。よっぽど親しい人間に剥き出しのお菓子を渡す時のように、明確に「手に握らせる」という意図があれば別でしょうが。
手を差し出されればその手に渡しますし、そうでなければ相手の正面に向けて無造作に差し出します。相手が両手を出したとしても、きっと正面に差し出す事でしょう。利き手どっちかな?なんて考えもしません。

最初から最後まで、首を捻りっぱなしですよ。
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))Amazon書評・レビュー:消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))より
410180012X
No.7:
(4pt)

青春ミステリーとして楽しめました

青春ミステリーを読みたくなったので購入。
登場人物の掘り下げもしっかりされていて、とても読みやすい小説だったような気がします。
ミステリーも、まあ楽しめたかなと・・・
続きも出ているようなので、また時間を作って読みたいです。
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))Amazon書評・レビュー:消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))より
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No.6:
(3pt)

まずまず

5人の少年、少女による過去と現在の物語。
小学生の時に5人が経験した事件。
高校で再会しそれぞれに影を落としていきます。
視点を一人ずつ切り替えていく形で話は進んでいきます。
なかなか面白かったのですが、なにか物足りない気がしました。
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))Amazon書評・レビュー:消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))より
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No.5:
(1pt)

オススメしない

すっきりしない、はっきり言って胸糞 ミステリーとしてもイマイチ
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No.4:
(4pt)

水生版戦隊シリーズ?!

あとがきを読むと登場人物を戦隊モノになぞらえて書いている。
それがとても興味深く、面白かった。

もちろん本文も面白い。
さらに今後の展開が気になるところ。
あのキャラクターは、はたして何者になるのか、ならぬのか。

サクサク読めるので、興味のある方は是非どうぞ。
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))Amazon書評・レビュー:消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))より
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