水生大海(みずきひろみ)の作品一覧

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。

悪党が殺された。 疑われたのは、最も立場の弱い技能実習生だった。

蜂須賀恵理子は、悲嘆に暮れている。自慢の息子が痴漢行為を咎められ、逃げようとして地下鉄に轢かれ、死んだのだ。

社労士4年目のヒナコのもとに、家具会社のワンマン社長から、男性社員の育休申請の相談が持ち込まれた。

｢それ、ハラスメントです！｣ 憧れの職場にいたのは、迷惑行為に無自覚な勘違い男。 盗難騒ぎにストーカー、突き落とし。

小学3年生の時に誘拐された経験をもつ設楽真輝。

すべての構図が、見えました―― 美味しい謎を、いただきます! ランチ合コンにいそしむ阿久津麗子と謎には目がない天野ゆいかの迷コンビには、 コロナ禍のなかでも新たな出会いが待っていた。

最後の最後で読者がそれまで見てきたものとは違った景色を提示する「どんでん返し」。

努力家の珊瑚。だらしない翠。

古来より、人類は何度となく感染症の脅威に直面してきた。

「ノゾミくん、こっちにおいで」海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて願いを叶えてくれるのです――。

かつては温泉客で賑わっていた岐阜県宝幢村。希子は、十六年前の地震で家族を亡くし、伯父夫婦と暮らしている。

学習塾からアルバイト講師の時間外労働の相談が持ち込まれた。

小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。 「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。

買い物中の「僕」がいるコンビニで暴走車両の追突事故が発生。

ある夜、自転車置き場で倒れている章吾を、偶然航が発見した。何者かに襲われたらしい。

母親とふたり暮らしの凪の相棒マネコは、まねき猫と黒猫の姿を行き来し、会話もできる“化け猫”だ。

粋のいい、仰天の新作そろってます。

「退職理由を自己都合から解雇に変えて!」元社員が怒鳴り込んできた。

兄の名前は汐崎正義、妹の名前は持田優羽。

大仏ホームのOL・麗子は「トラブルが起こっている」の一言で、ランチの外食を渋る同僚・ゆいかを誘い出すことに成功。

大仏ホーム経理部のOL・阿久津麗子は、同僚の天野ゆいかを誘ってランチ合コンへ。

塾には通いながらも不登校を続ける女子高生・遙。

凪の家にいる黒猫のマネコは、とある事情から、まねき猫と猫の姿を行き来でき、言葉も交わせる不思議な存在だ。

江戸時代から続く質屋・結城屋で祖母と二人暮らしの円は、美術学部に通う少しおせっかいな女子大生。

夢に出てきた理想の男性。これこそ運命の人だと思い焦がれたOL月子の行動が思わぬ殺人事件を呼んで…。

嘘をつく──それは、何を守るため? 風見高校に教育実習生がやって来た。

緑の雨が降る、雷の音が聞こえる、あの手が私をつかむ―― 「あの日」が迫ったある日、ショッピングモールで働く朱里（あかり）のもとへ典子が一年ぶりに訪ねてきた。

惚れっぽいが男を見る目がないママと二人暮らしの凪。お嬢さま学校にもなじめず、引きこもりがちだ。

会いたくはなかった。「あの日」の仲間には。

謎解きも恋も、昼休み一本勝負!? 阿久津麗子(彼氏募集中)と、天野ゆいか(ミステリマニア)は、大仏ホーム経理部に所属するOL。

中学二年生・理(さとる)の転校先は、ヤンキーはびこるシャッター商店街がメインストリート。

「みんな、わたしをばかにして。

江戸時代から続く質屋・結城屋で祖母と二人暮しの円は、少しおせっかい屋の美術学部の女子大生。

早川理14歳。お父さんの仕事の関係で転校ばかりしている。

古いアパートを改築してできたショッピングモール『夢玄館』。そんな夢玄館で起きるのは、恋愛ではなく事件。

人を殺した１５歳のあの夜から、私は善いことだけ、積み上げてきた――。

演劇全国大会の前日、出演予定の部員たちが何故か次々と体調を崩す。

「お前こそが殺人者だ、証拠が残っていたんだ」短編ホラー映画の主演女優としてロケ現場にやってきた舞利亜。