マザー／コンプレックス
- 母性 (10)
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 | 2023年06月06日 マザー/コンプレックス 蜂須賀恵理子は、悲嘆に暮れている。自慢の息子が痴漢行為を咎められ、逃げようとして地下鉄に轢かれ、死んだのだ。冤罪だと信じる恵理子は、亡き息子のSNSにのめり込み、事件の真相を探ろうと奔走する。 夏川美夏は、激怒している。高校生の娘が電車内で痴漢を捕まえたが、被害には長い間遭っていたというのだ。美しい娘には芸能界で活躍してほしい。週刊誌記者に身辺を嗅ぎ回られ、美夏は苛立つ。 高奈琴絵は、幸せの絶頂から突き落とされる。不妊治療の末、ようやく待望の子供を妊娠した矢先、夫が痴漢をして逮捕されたのだ。琴絵を責める義母に、逆ギレする夫。離婚がちらつくが、一人で子供を育てる自信がなく琴絵は途方に暮れる。 地下鉄で起きたある事件を発端に、歪み、崩壊していく三つの家族。 そして、新たな悲劇が起こる―― 暴走する母性の先に衝撃の結末が待ち受ける、ドメスティック・スリラーの新たなる傑作!(「BOOK」データベースより) |
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| 題名は「マザー／コンプレックス」ですが、登場人物はほぼ、「子供を溺愛する母親」です。「/」に何か意味あるんですかね？全体的にはいつも通り非常に面白いですが、今回、最後のオチが、ううん、、でした。大好きな作家ですので、今後の作品に期待したいです。 | ||||
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| 多くの人間の思惑が交錯する展開にハラハラしながら読み進めて面白かったが、誰も好きになれる登場人物がいなくて読後感がいまいちスッキリしなかった。 | ||||
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| みんなも読んでみて❗️ | ||||
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| 自分の痴漢体験と重なって、当人の外で事件が勝手に展開されていく様子が本当に苦しく読み進めた前半。最悪の展開から誰かどうにかしてくれ〜！と祈る気持ちで読む手が止まらない後半戦…。そして最後まで気の抜けないエピローグ…。さまざまな立場からの目線が凄まじいサスペンスです。 | ||||
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