アリアドネの声



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初公開日(参考)2023年06月
分類

長編小説

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アリアドネの声

2023年06月21日 アリアドネの声

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。 崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.75pt

アリアドネの声の総合評価:7.80/10点レビュー 123件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)
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ライトな災害もの

あちこちの感想見ていると高評価なものばかりだし、すごく面白そうな文言が散りばめられている。例えば「想像の限界を超えるどんでん返し」「地下に取り残された目が見えず耳も聞こえない女性を救えるのか」めちゃくちゃ煽ってきていて
でも面白いという人があまりに多いから騙されたと思って読んだら騙されました(笑)序盤から馬鹿の一つ覚えに口癖を連呼する主人公で嫌な予感がしてたけど、こういう救助物で求めてるものがこの小説にはなかった。
帯にある想像の限界を超えるどんでん返しは本当に最悪(笑)中盤でみんな気づくでしょ、このくらい
物語のテンポは早いけど、大事な人間関係も最後には投げっぱなしで台無し。

▼以下、ネタバレ感想

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つくえ
L3C71MBT
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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アリアドネの声の感想

ドローンを用いた災害救助小説。
障害者×災害救助×ドローンを用いつつ、「無理」という言葉の重みや前向きな行動に光を灯すような作品でした。面白かったです。

物語の舞台は地下に建設された障害者支援都市。ITを用いたインフラが整う空間で、目が見えない・耳が聞こえないと言った人々が暮らしやすい都市開発が行われている場所。そこで巨大地震が発生し「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障害をもった人が取り残されてしまったという災害救助の作品です。どこにいるか声が出せないのでわからない、呼びかけても聞こえない、地下に閉じ込められている為見つけても目が見えないで出口へ誘導もできないという救助が不可能状況です。

さて最初に小言を言いますが本書の宣伝方法について。
帯や書店ポップやSNSにて「どんでん返し」「2度読みミステリー」と言った言葉でその手の読者を釣ろうとPRしていますがそういう作品ではないです。誤解を与えますし、それを期待して読むとまったく関係ないので不当な評価を得てしまう事でしょう。版元の宣伝方法には正直疑問です。発売前後の世の中のレビューはそういう感想が溢れていますが、そういう宣伝活動がされたんだなと察してしまう次第でして悪い印象ですね。作品に罪はないのでちょっと思う次第でした。

改めますが本書は災害救助の物語でミステリー要素は極小。そしてもう一つのテーマが主人公の内面に存在する「無理」という言葉。「無理だと思ったらそこが限界」という言葉に捕らわれた主人公の物語です。障害者のできる・できない。救助のできる・できない。難しい局面やそこでのあきらめない気持ちなど考え方がとても読ませられました。

欲をいうと災害小説なのでもっと緊迫した状況やパニック感が欲しかったです。遠隔でドローンを用いて救助する人達の視点なので読者は安全地帯から見守る読書となります。その為危機感が描き辛いのでドキドキ感が弱くなってしまう。救助小説のラストは緊迫感や絶望感が深いほどエンディングの開放感が輝くのですが、それが本書は弱い為ちょっと物足りなさを得ました。

広告に釣られて予想と違う作品でしたが、「無理」の言葉の考え方には得るものがありましたし読後感も良い作品で面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2:
(5pt)

感想

臨場感もあり読み応えのある作品でした。最後のオチにはこんな簡単なことにも自分は気づけなかったのかと改めてこの作品の完成度の高さに感服しました。最近読んだ本の中ではかなりよかったです。

Nick
NEKRNNE6
No.1:
(10pt)

2023年上半期のベスト

見えない、聞こえない、話せないの三重障害の女性をタイムリミット内にドローンで救出するサスペンスミステリー。
本筋の面白さに加えてラストの真相のすごい。
ここまでどんでん返しとテーマ性、そして感動が一致した本は滅多にお目にかかれない。

わざ
32H9AG2Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.119:
(4pt)

テンポよく読めて読後感も良い

面白かったです。映画化しやすそうな作品。災害での救助の話でドローン操縦者、障がいをもつ女性、暴露系YouTuber、消防隊員など若い役者を使いやすいから割と早めに映像化するかも
アリアドネの声Amazon書評・レビュー:アリアドネの声より
4344041275
No.118:
(5pt)

途中の胸糞展開から、予想外のラストが面白い

途中、障害を持った中川さんが、障害なんて持ってないんじゃないかという疑惑が生まれ、さらにそのタイミングで障害を持った韮沢の妹が行方不明になり、災害用のドローンを中川さんか韮沢の妹に使うかという選択が迫られる。

結果的に災害用ドローンを中川にまわす選択になるが、障害疑惑のある中川を優先して助けることに胸糞悪い展開を感じながら読んでいた。

しかし、その展開があったからこそ、ラストの展開が予想外で一気に良い作品へと化た。かなり面白い作品でした。
アリアドネの声Amazon書評・レビュー:アリアドネの声より
4344041275
No.117:
(1pt)

つまらない、すごく。

主人公のトラウマのフラッシュバックが「あぁそれさっき聞いたし」と言うくらいしつこく出て来て少々胸焼け気味。

主人公の高校時代の同級生『韮沢さん』もかなり歪んだイヤな性格でヒロインとするにはかなり無理がある。主人公に対しては嫌味なくらい塩対応のくせに妹が見えなくなったらピーピー泣きついてくるとか女のイヤな部分を煮詰めたような女で読んでいて不愉快になる。

その韮沢妹もこの非常時に行方不明になりすぎだろとか突っ込みどころが多くて、
肝心のラストも途中で薄々わかるし。早い話とても退屈な作品でした。
アリアドネの声Amazon書評・レビュー:アリアドネの声より
4344041275
No.116:
(1pt)

卵とじさんの言動が不快で、終始うざかった
アリアドネの声Amazon書評・レビュー:アリアドネの声より
4344041275
No.115:
(2pt)

結局何、って感じかな

んー…まぁ…最後は悪くなかったけど…ずっとドローンでごちゃごちゃし続けるだけで…

「え?それは結局なんやったん?」みたいなのもあって…

Unlimitedなら可。購入なら微妙
アリアドネの声Amazon書評・レビュー:アリアドネの声より
4344041275



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