十戒



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十戒
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初公開日(参考)2023年08月
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長編小説

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十戒 (講談社文庫)

2025年08月08日 十戒 (講談社文庫)

浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。 島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。 島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。 “この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。 犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

十戒の総合評価:7.38/10点レビュー 102件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

十戒の感想

前作は本格物と思って読んだらバカミスだったので
今回は どっちになるか 読んでみた。
プロローグは前回と真逆の設定で読ませ、島に行く設定も
まともで人間関係も練られていたので、期待して読み始めたが
雑な文章の会話と展開。
変な十戒と御都合主義と勝手なルールと情景描写。
楽しめるミステリーではない
今回はバカミスにもなっていない中途半端な作品でした。




jethro tull
1MWR4UH4
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

十戒の感想

昨年の話題作『方舟』に続く旧約聖書の言葉をタイトルとした『十戒』。
本書単体でも楽しめますが読書する場合は『方舟』を先に読んでからを推奨します。

孤島を舞台としたクローズド・サークルもの。
携帯も自由に使える現代的な状況ですが、犯人の指示する十の戒律を破った場合は島ごと爆弾で爆破させるという縛りが一品。助けを読んだり勝手に脱出できないなど、行動が規制される状況を生み出しているのが巧いです。状況設定やミステリの要素は面白かったのでそこを評価する人には良い作品です。

一方個人的に点数がそぐわない理由について。
文章や表現が分り辛いというか煮詰まっていなくて内容の把握が困難でした。
人物については誰がどんな人なのか分り辛かったです。人数が少ないクローズド・サークルものなのに誰が話して何をしているのかイメージが沸きませんでした。この人は男なのか女なのか分り辛い人もいて名前が認識し辛い記号的でした。
内容については十の戒律に従うキャラ達の動きが何だか不自然で滑稽でした。そんなに簡単に従うの?もうちょっと抗おうよとか、投票で犯人に考えが正しいか確認するところにおいては、そこで何か抵抗して捕まえたりできないの?などなど状況のリアルさが感じられず皆不自然な動きです。要素や設定だけ並べているような文章でして、もう少し読者が納得し得る状況が伝われば良いなと思う次第。『方舟』で感じた文章の妙は弱く、この状況において緊迫感や恐怖というものが感じられないのが残念です。会話文も練られていないのではないでしょうか。色々と不自然でした。

『方舟』が売れたので1年後に向けて急遽2作目の本書を出版したかのような煮詰まっていない文章を感じました。
ミステリ要素は面白いので、文庫化の時は加筆調整してもっと魅力的な作品になればよいなと思う気持ちでした。

終盤のとある理由から3作目も期待です。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

十戒の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.99:
(4pt)

前作よりは・・・

第1弾が衝撃の終わり方だったので、この本は期待が上回ってしまった感じです。
ストーリーも第1作目と同じような構図になっており、理解はしやすいが、なんとなくのストーリーが読めてしまうのが残念だった。最後もそこまでびっくりする結果ではなかった。
十戒 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十戒 (講談社文庫)より
406540410X
No.98:
(1pt)

他作家の書いた解説なんかもう二度と読まない

正直、本編に関しては可もなく不可もなくといった感想だ。
「犯人を見つけてはならない」というクローズドサークルはなかなかに悪くない。
 タイトルの十戒、つまり十の戒律だが、犠牲者が出るたびに指示書が出てくるだけに「もう十戒じゃないじゃん」と思った。後からポンポンと犯人の身勝手な命令がでるごとに、タイトルが薄くなるばかりだ。
 これだけなら☆3ほどに留めただろう。

 だが問題は解説だ。ネタバレを含む解説はミステリのあるあるで、当然読んでから目を通した。
 だが本の最後のページ近くでいきなり『※方舟のネタバレも含む』と書かれ、しかもページをめくるまでもなく見開きページにそのネタバレが書いてあるときた。意図せずその名前が目にはいってしまった瞬間、私は駅のホームで本書をぶん投げたい衝動に駆られた。
 まだ未読の『方舟』も読もうと買ってあっただけに、この解説の青柳碧人氏のおかげで私は『方舟』を読む機会を未来永劫に失った。他作品のネタバレを書くなんて本当にどこまでも無責任だし、最悪の気分だ。
 もし私と同じように『方舟』を未読のまま本書を読む方がいたならば、『方舟』を読んでからか、解説は読まないことを強く推奨します。
十戒 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十戒 (講談社文庫)より
406540410X
No.97:
(2pt)

方舟ありきのオチ

方舟を読んでしばらく経ってから読んだためオチが意味わからなかった、解説読んで納得、テーマが期待できただけに残念だった
十戒 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十戒 (講談社文庫)より
406540410X
No.96:
(2pt)

方舟よりだいぶ良くない。犯人は即バレ

方舟より
十戒 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十戒 (講談社文庫)より
406540410X
No.95:
(4pt)

プロローグはあるのにエピローグは無い、その大きな意味

クローズドサークルものの弱点として、なぜ登場人物は皆、閉じ込められた状況で連続殺人が起こる異常な中を平静でいられるのか、ということがあります。この作品でも、誰が犯人か皆が疑心暗鬼の中でよくあんなに食事をしたり散歩したりできるなって思います(笑)そのあたりが、いわゆる「人間が描けていない」という批判の理由なのかもしれません。しかし爆弾の脅迫によって犯人のめちゃくちゃな指示に全員が従わざるを得ない理由づけがあるのは上手い設定だと思いました。プロローグはあるのにエピローグは無いその大きな意味も含め、読み終えたとき、犯人を捜してはならないという戒律の恐るべき真実を読者が知ることになるのは見事でした。旧約聖書の「十戒」が、神から課せられた「戒め」であると同時に神との「約束」でもあることも、この物語の真相に非常に効いています。
十戒 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:十戒 (講談社文庫)より
406540410X



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