名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件



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初公開日(参考)2022年09月
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長編小説

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名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件

2022年09月15日 名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件

奇蹟 VS 探偵! ロジックは、カルトの信仰に勝つことができるのか? 病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、次々と不審な死に遭遇する。奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか? 圧巻の解決編一五〇ページ! 特殊設定、多重解決推理の最前線!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件の総合評価:7.76/10点レビュー 58件。Sランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件の感想

キャラクターが魅力的で面白かったです。ホワイダニット部分が個人的にとても好きです。
トリック自体はシンプルですが設定が非常に凝っており、ミステリとしての作りはとても上手いと思いました。

LN
XL1SRHRZ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件の感想

なかなかすごい作品でした。
本格ミステリに必要な要素を片っ端からぶち込んで煮詰めたような。
ただ汚らしい描写がちょいちょいあって読みにくさも感じました。まあそれも含めてこの作者の味なのかもしれません。

吉田
4GIBMMLJ
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

全編が伏線、多重解決推理からの名探偵の可能性の物語

タイトルから、小説内容全編が伏線となり、隙が無くまた怒涛の多重解決推理が楽しむことができました。
名探偵の存在の分だけ、手段と目的も可能性が存在し、名探偵たちがいろいろな可能性から、
自分の願いや思い、エゴ、存在意義から選び取っていく姿が、
格好良く、また儚く悲しくもあり、楽しく読むことができました。
実際の話がモチーフになっており、内容は凄惨なところもありますが、
名探偵がすべての結果・解を得ても、さらに名探偵の可能性を探っていく姿を見ることができ、
ミステリーそのものの可能性の話をしているような気がして、心地よく感じました。

cinnamon.mint
LTSAXITN
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
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名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件の感想

玄人向けの濃厚なミステリ。もの凄い作品でした。

タイトルが似ている『名探偵のはらわた』とは関連はなく、本書単体で楽しめます。
ライトな読者や登場人物名がカタカナの外人なので海外ものが苦手な方には合わないかもです。
物語よりも凝りに凝ったマニアックなミステリを読みたい方にオススメです。

1978年に実在したカルト宗教の人民寺院集団自殺事件をモチーフとした作品。
本書を読んだ後に実際にあった事件である事を知ったのですが、事件を知るほど本書の本格ミステリに落とし込んだ扱われ方が見事だと感じました。本作品を読む前にちょっとでも事件の概要を調べておくと作品の雰囲気や登場人物が把握しやすくなると思います。
時系列や毒や凶器、調査団、などなど実際に起きた事はそのまま扱い、ミステリを構築しているのに驚きました。

カルトの異常性を活用した特殊設定ミステリ。そして多重解決ものの組み合わせが見事。ここ数年ミステリで話題となる名探偵のテーマや、特殊設定の流行や、著者の異常な世界観が良い形で絡み合っていると感じました。

著者の作品はいくつか読んでおりますが、過去作で好みでなかった要素が払拭されています。例えば鬼畜系のグロ表現は単語表現だけで気持ち悪くないと感じる事が多かったのですが、今作はグロい単語は軽減されていても、不気味さ、異常さ、宗教の怪しさを感じられました。『少女を殺す100の方法』では100という数が商業的なPRで意味を感じなかったのですが、そういう数字的な事に意味をちゃんと持たせた内容があり、表現の描き方や意味の持たせ方が進化していました。個人的に著者の作品の中で一番良い作品。

正直な気持ちとして物語としての面白さは弱かったのですが、ミステリの技巧作品としては一品でした。カルトの異常性と多重解決の組み合わせが本当に見事で凄く練られたミステリを堪能しました。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.54:
(2pt)

挑戦は素晴らしい

難しいことに挑戦しているのはわかりますし
その枠組みの中では頑張っているのでしょうが、
まずい料理を2品出されるくらいなら
おいしい1皿を食べたいです。
繰り返しますが挑戦自体は素晴らしいことだと思います。
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件Amazon書評・レビュー:名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件より
4103535229
No.53:
(3pt)

まどろっこしい

前半と途中の展開が何だかちぐはぐで…まぁ、結果それは伏線だった訳なのですが、後半の二転三転も何だか途中で読むの面倒臭くなって来る程、私的にはイマイチ盛り上がらず…
何とか頑張ってラストまで辿り着き…
で、そのラストが案外好きな感じだったので星3つ。後日譚【二】が無かったら、星1つ。
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件Amazon書評・レビュー:名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件より
4103535229
No.52:
(3pt)

設定はいいけど、状況は無茶すぎる

物語の設定もキャラ作りもいいと思ったけど、状況が無理でしょ。この主人公の能力的に最後の推理を披露できるとは思えない(そこまで頭脳派に描いてなかったのに)、カルト教団の信者たちが何故、敵と見なしてる探偵の、ややこしい前提のもと二転三転する推理をおとなしく聞いてくれるのか…。あと身内の死にたいしてドライすぎる。物語から退場する都合で死にましたみたいな死に方で。
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件Amazon書評・レビュー:名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件より
4103535229
No.51:
(5pt)

めまぐるしい展開に大満足

多重解決ミステリの愉しみを知った作品。
最初は曲芸のようで、いつしかトリックアートを見ている気になり、最後はイリュージョン。
解決編こそが推理小説の醍醐味・山場と考える人にとってはこのうえなく贅沢な作品で、例えて言えばサッカーのベストゴール集のよう。しかし熟読すればするほど、緻密に練られた構成がファンタスティックでアクロバティックだ。
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件Amazon書評・レビュー:名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件より
4103535229
No.50:
(5pt)

タイトルが秀逸です

地図や殺人現場となった部屋の見取り図、確認のアリバイのようなものがあるものの、最終的に自力で推理するには要素が足りなすぎるためミステリとしてはすこしものたりなかったです。

最終的な動機づけのために道中色々と書いてあるのですが、これきっとふくせんにしついんだろうなあがみえみえ。。

なのにおもしろかったです。
Aが正しくないならばCは正しいことになる、みたいな論理学的なミステリでたのしかったですよー。
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4103535229



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