大鞠家殺人事件



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

5.86pt (10max) / 7件

Amazon平均点

4.30pt ( 5max) / 10件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D総合:764位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2021年10月
分類

長編小説

閲覧回数3,562回
お気に入りにされた回数7
読書済みに登録された回数14

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)

2025年01月30日 大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)

昭和18年、大阪・船場。 陸軍少将の娘は商家の長男に嫁いだ。 吊るされた男、池に突き立った日本刀、酒樽の死体。 一族を襲う惨劇は衝撃の終幕を迎えるーー 正統派本格の歴史に新たな頁を加える傑作 第75回日本推理作家協会賞/第22回本格ミステリ大賞 受賞作 大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場。戦下の昭和18年、婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁いだ陸軍少将の娘、中久世美禰子。だが夫は軍医として出征し、一癖も二癖もある大鞠家の人々のなかに彼女は単身残される。やがて当主の死を皮切りに、相次ぐ惨劇が一族を襲うが……本格推理の真髄を突く、第75回日本推理作家協会賞、第22回本格ミステリ大賞受賞作。著者あとがき=芦辺拓/解説=杉江松恋(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

大鞠家殺人事件の総合評価:8.60/10点レビュー 10件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(5pt)

伏線回収が秀逸と思います。

物語としても面白いと思います。
「明治殺人法廷」もポチりました。
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519
No.9:
(3pt)

往年の推理小説ファンなら

古典名作ミステリーの名前や一文がたびたび登場するので、おっ、と楽しめるかと思います。戦前大阪の空気感や教科書では語られない戦中の庶民の暮らしなども知識欲が満たされます。それがかえってミステリ要素の邪魔をするというかミステリ要素が邪魔になるというか…。記憶に残るような伏線もなく唐突に現れる物事や人物が多く、「えっ、誰?」となることもしばしばです。焦点は殺人事件より大戦末期の大阪の風俗や人々の息づかいにあると感じました。
読んでいてまざまざと映像が浮かび上がる文章や、未来から過去へ、過去から少し先の未来へと移り変わる転換も楽しく、ミステリに重きをおかなければ買って損はない作品です
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519
No.8:
(4pt)

探偵小説好きのための小説

べたべたの船馬言葉を読んだ時脳裏に鳴り響いたのは故3代目笑福亭仁鶴の声でした。そして仁鶴師匠も出演したはった「けったいな人々」という茂木草介のドラマを思い出して、懐かしいなあと思いましたら、設定で「けったいな人々」へのオマージュが出てきて、ああやっぱり大阪商人世界というならそれやわなぁと。その上クラシックな探偵小説をご存じな方にはピンとくる、知らなくてもそのカラクリに納得する展開が最後まで心地よい小説でした。娯楽の原点に触れて満足しました。
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519
No.7:
(2pt)

時間の無駄

ミステリなんだよね?
伏線じゃなくて全てが後出しジャンケン。なのに犯人は早めに見当ついちゃう。
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519
No.6:
(5pt)

大阪・船場の商家の雰囲気と言葉遣いが素晴らしい

大阪・船場の古風な商家を舞台にしたミステリーである。
明治から昭和戦前期にかけて化粧品で繁栄した大鞠家で、跡継ぎの失踪や当主夫婦のグロテスクな連続殺人が次々と起こるのは、横溝正史風の展開である。また、金田一耕助のパロディのような迷探偵が登場するのは横溝へのオマージュかもしれない。

そうした横溝風のグロテスクなミステリーの面白さというよりも、本書の素晴らしさは古き船場商家の雰囲気と言葉遣いを再現しているところである。著者自身が大阪出身とのことだが、今は失われた船場言葉や伝統的商家の奉公人の世界を再現するのは相当な取材と研究の成果であろう。婿取り婚の「誓約書」読み上げの場面など、いかにも古風な商家らしく興味深い。
また、戦時中の大阪市民の耐乏生活や、贅沢品である化粧品を扱う商家がどう生き抜いたかが描かれているのも興味深い。ガソリンがないため薪を炊いてエンジンを動かす木炭車などが登場するディテールも感心した。
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519



その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク