大鞠家殺人事件



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長編小説

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大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)

2025年01月30日 大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)

昭和18年、大阪・船場。 陸軍少将の娘は商家の長男に嫁いだ。 吊るされた男、池に突き立った日本刀、酒樽の死体。 一族を襲う惨劇は衝撃の終幕を迎えるーー 正統派本格の歴史に新たな頁を加える傑作 第75回日本推理作家協会賞/第22回本格ミステリ大賞 受賞作 大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場。戦下の昭和18年、婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁いだ陸軍少将の娘、中久世美禰子。だが夫は軍医として出征し、一癖も二癖もある大鞠家の人々のなかに彼女は単身残される。やがて当主の死を皮切りに、相次ぐ惨劇が一族を襲うが……本格推理の真髄を突く、第75回日本推理作家協会賞、第22回本格ミステリ大賞受賞作。著者あとがき=芦辺拓/解説=杉江松恋(「BOOK」データベースより)




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大鞠家殺人事件の総合評価:8.14/10点レビュー 14件。Dランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14:
(5pt)

丁寧に書かれた一品。

芦辺氏の作品、過去に何作か読んだが趣味が合わず、しばらく避けていたが、本作はフーダニットの王道を行く作品であり、一気に読み進んだ。
1906年から太平洋戦争終結後までに大阪・船場の大鞠家という「館」の中で起きた因縁とこれにまつわる惨劇。これは?という気になる点もいくつかあるが、読後感は悪くない。横溝正史の作品を彷彿とさせる。
船場といえば、山崎豊子や花登筐の作品が有名だが、本作にも乱歩が描いた戦前の東京とは明らかに異なる、船場独特の雰囲気が漂う。
冒頭に登場するパノラマ館。寡聞にして知らなかったが、大阪や東京に実在した当時最新鋭の娯楽施設。こういうものがあったとは。
大阪が地元の作者。大阪を舞台とする他の作品にも興味が湧いた。
大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)より
448845609X
No.13:
(3pt)

久々の大阪作品

(著者の脳内にしか存在しない)古き良き大阪モダンシティを舞台にした作品。
ミステリとしては・犯人が分かりやすい(フェアプレイに徹した結果かもしれません)
・後出し情報が多い・古典的探偵小説の模倣が多い など
「W受賞」に値するものかどうかは疑問ですが、楽しめる物語でした。
大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)より
448845609X
No.12:
(2pt)

つまるところ大阪物語。

戦前・戦中の世相、モダンシティ大阪の街の様子、大阪船場の商家の風習など、うんちくが盛り沢山。
著者あとがきによれば、「正調お屋敷一家一族連続殺人本格探偵小説」らしいです。
大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件 (創元推理文庫)より
448845609X
No.11:
(5pt)

伏線回収が秀逸と思います。

物語としても面白いと思います。
「明治殺人法廷」もポチりました。
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519
No.10:
(3pt)

往年の推理小説ファンなら

古典名作ミステリーの名前や一文がたびたび登場するので、おっ、と楽しめるかと思います。戦前大阪の空気感や教科書では語られない戦中の庶民の暮らしなども知識欲が満たされます。それがかえってミステリ要素の邪魔をするというかミステリ要素が邪魔になるというか…。記憶に残るような伏線もなく唐突に現れる物事や人物が多く、「えっ、誰?」となることもしばしばです。焦点は殺人事件より大戦末期の大阪の風俗や人々の息づかいにあると感じました。
読んでいてまざまざと映像が浮かび上がる文章や、未来から過去へ、過去から少し先の未来へと移り変わる転換も楽しく、ミステリに重きをおかなければ買って損はない作品です
大鞠家殺人事件Amazon書評・レビュー:大鞠家殺人事件より
4488028519



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