十三番目の陪審員



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初公開日(参考)1998年09月
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長編小説

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十三番目の陪審員 (角川文庫)

2001年08月01日 十三番目の陪審員 (角川文庫)

架空の殺人事件をしたて、警察とマスコミがいかにして冤罪を作り出すか告発しようという無謀な計画。この企てに参加した鷹見は、DNA鑑定すら欺き見事に容疑者となる。しかし、彼に突きつけられたのは、まったく身に覚えのない女性殺害容疑であった。誰も取り合わない被告の言い分を信じ、戦後初の陪審制で行われる法廷にのぞむ弁護士・森江春策。民主的な裁判制度の復活に反対する勢力が仕掛けた壮大なトリックに、司法の命運を託された森江と十二人の陪審員はどう挑むのか。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

十三番目の陪審員の総合評価:8.25/10点レビュー 4件。Aランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(9pt)

十三番目の陪審員の感想

1998年の作品であり、この作品を読むにあたっては、アメリカなどで導入されている陪審員制度が導入された事を仮定した物語であるという事を念頭に置く必要があります。
日本では2009年に裁判員制度が導入されており、類似した制度である事から、物語にはすんなりに入り込めると思いますが、陪審員制度と裁判員制度の相違点は把握しておいた方がよいと思います。
ただ、裁判員制度が導入される10年以上も前に描かれている事、また冒頭に描かれる原発事故の話と、今読むとどこかタイムリーで、作者の彗眼には驚くばかりです。


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梁山泊
MTNH2G0O
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No.3:
(4pt)

陪審制度復活へ

 1998年に出た単行本の文庫化。
 森江春策シリーズの一冊。本書のノリはガードナー。陪審制が日本で復活したという設定で書かれており、法廷での丁々発止のやりとりが面白い。巨大な陰謀も見え隠れし、それが最後のどんでん返しにつながる点も読み応えがあった。
 いつも凝った設定で楽しませてくれる芦辺氏だが、これは傑作のひとつ。法廷ものはまたやって欲しい。
十三番目の陪審員 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:十三番目の陪審員 (角川文庫)より
4043587015
No.2:
(3pt)

最後まで読んで見てください

一言で言えば新本格ミステリの社会派と言ったところでしょうか。正直トリックはたいしたことはありませんし,作者のねらいもそこにあるとは思いません。あくまでも主眼は著者が記者時代に培った冤罪や陪審員制度に対する情報や知識・意見と言ったところでしょう。本当のサプライズは全ての事件のなぞが解き明かされてから後訪れます。人によっては,甘いとかクサイとか印象をもつかもしれません。本格なのか社会派なのか,どっちつかずの観も否めません。しかし最後のスマッシュヒット,市井の人達が自らの知恵と勇気で閉塞的な状況を打破していくさまは,とても小気味の良いものとして記憶に残ります。
十三番目の陪審員Amazon書評・レビュー:十三番目の陪審員より
4048731262
No.1:
(5pt)

いわゆるカクテル「森江」 Ver.法廷劇

行政裁判、陪審員制度、密室事件、DNA鑑定とそして骨髄移植。ドラマやニュースをにぎやかせているモノをシェイカーに入れて、ミステリと言うスパイスをきかせたさわやかなカクテルといった感じです。口当たり(導入部)は軽く、途中なんともいえない苦味や酸味に似た感覚とフワ~と鼻に通る香り。「有罪でも無罪でも、あなたは負け」と言われた弁護士‘森江春策’というグラスも味わいを深める材料になり、なんともあと味スッキリなものになっています。
十三番目の陪審員 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:十三番目の陪審員 (角川文庫)より
4043587015



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