三百年の謎匣
- 森江春策の事件簿シリーズ (18)
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とても面白くて、一気に読んでしまいました。 バラエティーに富んだ全体の構成も素晴らしく、謎解きもなかなかの逸品! 最後まで読み終えてから、最初に戻って読み返すとコレがまた二度美味しい。 ・・・ただ、あまりにお見事な小品の連続にいささか食傷気味になってしまったのは 私の胃袋、ならぬキャパシティの小ささかと(^^; | ||||
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2005年に早川書房から出た単行本の文庫化。 森江シリーズの一冊だが、どちらかというと狂言回し的な役割に近い。ちゃんと謎を解決しもするのだが。 全体は6篇の冒険小説(?)から構成され、各話は海賊船、ウェスタン、アフリカ探検などと趣向が凝らされている。どれもそれっぽい語り口で、芦辺作品のノスタルジックな雰囲気がよく味わえる。 6篇それぞれに謎が仕込まれ、それを森江弁護士が解くことになるのだが、ちょっと強引さが目立つ。アイデアには統一性があり、単に6篇を寄せ集めたのではないのだが……。 | ||||
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芦辺拓流冒険活劇本格ミステリ風味。 三百年にわたって書き綴られた怪事件の記録は、海賊譚あり、秘境探検あり、西部劇ありと、往年のハリウッドのB級活劇を思わせるストーリーテリング。いずれもボリュームは30〜40P程度、謎解きは薄味ながら、テンポよく話が進んでいくので飽きさせません。冒険活劇っぽいミステリ、というよりも、ミステリの味つけをした冒険活劇を作者は書きたかったのか。不思議の国のあの旅行者にあの名探偵、意外な登場人物の人選にもニヤリ。 残念なのは外枠となる現代の事件でして、過去の事件との繋がりがあまりに薄くて拍子抜け。ここのところをしっかり作り込んでもらえていたら大傑作になったかも、とたいへんに惜しい気分であります。 | ||||
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異なる時代の六編の物語は様々な言語でつづられていた。三百年におよぶ壮大な謎を現代の森江春策が解きほぐすというスケールの大きい本格推理小説です。 | ||||
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メインキャラクター「“弁護士探偵”森江春策」が登場するネオクラシックな本格謎解きパズラー。 作者や私が青少年の頃ワクワク、ドキドキした物語を彷彿とさせる6つのハリウッド映画のような、しかもそれぞれが謎を孕んだ冒険譚が、時代・世界・ジャンルを超えて短編として描かれ(1709年から1937年まで・海洋活劇やら秘境探検やらウェスタンやら飛行船の謎、果ては江戸時代の日本を訪れた英国人の関わった不可解な事件まで多種多彩)、それらが、それらをはさむ形でつづられる現在の事件にリンクし、森江探偵が論理的にすべての謎を解き明かすといった、贅沢な体裁をとっている。 いかにも博学多識な著者ならではの凝りに凝った絢爛豪華なミステリー作品である。 | ||||
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