演じられた白い夜



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初公開日(参考)1998年09月
分類

長編小説

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演じられた白い夜 (実業之日本社文庫)

2012年12月05日 演じられた白い夜 (実業之日本社文庫)

小劇場界の著名女優・麻子は、夫で演出家の匠に呼ばれ、雪深い山荘へやってきた。 山荘には匠によって、初対面である八人の俳優らが集められていた。 匠の新作は本格推理劇で、演じる側にも犯人がわからないよう稽古は行われていく。 台本が進行するにつれ、麻子を含む女優たちに疑心が兆し、それは恐るべき事件の形を取って表れた。 作中劇の中に隠された真相は――。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

演じられた白い夜の総合評価:6.00/10点レビュー 4件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

演じられた白い夜の感想

雪の山荘に集められた劇団員に降りかかる連続殺人。
台本通りに行われる事件の真相は・・・。

っと、新本格の時代に書かれた小説で設定は好みで、推理する楽しみもあります。
ですが、それよりも男女や人間関係のドロドロ模様が印象的で、
これはあまり馴染めませんでした。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(3pt)

雪の山荘ものはやっぱり雰囲気がいい

まず雪に閉じ込められたクローズド・サークルの山荘というのにそそられます。多くの作家がこのテーマでミステリを書いていますが、何度読んでもやっぱり雰囲気があっていいですね。
1993年のデビューから5年目、1998年発表の、シリーズもの以外では3作目の長編です。

シリーズものは軽妙な作品も多いのですが、それ以外のミステリ、特に初期の頃は暗めの深刻な話が多いと感じます。つい先日読んだ「凍える島」もそうでした。なのでどちらも読後感はあまりよくないです。
両作品とも好感の持てる登場人物が誰もいなかったので読み始めからなんだか気が重く・・。この作品だと最初からヒロインが好きになれず・・舞台監督の奥さんである女優が次に上演する劇の練習のため、監督と俳優たちが集まっている場所に向かうのですが、駅に迎えに来た俳優と思われる男性が敬語で話すのにヒロインはため口でまるで使用人に口をきいているようです。それは男性が他の劇団を主宰している監督で、同い年だったとわかってからも変わりません。監督の奥さんだからえらいと思ってる?みたいな感じがしてしまいました。

まあそういう細かいところはおいといて・・雰囲気作りがとてもうまいです。話の合間に劇の脚本が混じるのですが、現実と劇の境目がわからなくなり混沌としてくるあたり、恩田陸の「中庭の出来事」と似ていると思いました。連続殺人が起き、みんなが精神的に追い詰められ緊迫感が高まっていくあたりもとてもうまいです。
殺人の動機やラストは賛否両論でしょう。が、雪の山荘ものとしてなかなかの出来だと思います。
あとがきで作者ご本人が、自分も昔演劇に打ち込んでいたこと、どうしてそれをやめることにしたのかを率直に書いておられて、初めて聞いた話だったので驚くと同時に共感もし、なんだかしんみりしました。ファンの方は興味深いと思います。
演じられた白い夜Amazon書評・レビュー:演じられた白い夜より
4408533459
No.2:
(4pt)

虚構と現実で殺人が交差する

鮎川賞作家の近藤氏の90年代後期に書かれたミステリー長編で、雪の山荘での劇団員の実際の連続殺人と劇中劇での殺人がリンクしていくという劇中作パターンだ。
クローズドサークルものとして展開するが、本格趣向というよりは、登場人物内での人間関係の方に主眼が置かれており、クローズドサークルものミステリーとしてはそこそこの印象であるが、それなりによくまとまっていると言えるだろう。
演じられた白い夜Amazon書評・レビュー:演じられた白い夜より
4408533459
No.1:
(3pt)

劇中劇の殺人

デビュー作を知らなかったので読んでみました。
劇を進めていくうちに、配役どおりに人が殺されていくのですが
劇の稽古という舞台装置のせいか、感情の変化がうまく読み取れずかなり淡々と話が進んでいく印象を受けました。
クローズドサークルで、しかもかなり早期に殺される人もいるためキャラの背景が怒涛のように駆け巡って
感情移入がしにくいせいもあるかと思います。
犯人も意外というほどでもなく、かつ納得いく落ちでもなく。
もう一度読んだら、印象がまた変わるのかもしれません。
演じられた白い夜Amazon書評・レビュー:演じられた白い夜より
4408533459



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