桜姫
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歌舞伎が好きでタイトルに惹かれて読んでみました。著者の歌舞伎をテーマにしたミステリ・シリーズ3作目だということを知らずに入ってしまいましたが、内容は独立しているので前作を読んでいなくても楽しめました。 ある歌舞伎名門の家の愛人の子である笙子は、望まれずに生まれ誰にも愛されずに育ったという疎外感の中で、おぼろな記憶から幼い頃に兄が亡くなったのは自分が殺したのではないか・・という恐れと鬱屈を抱えています。 物語は、笙子と、シリーズの主人公らしい大部屋俳優の小菊、この2人の1人称で進んでいくので、視点が2つあって時にとまどいました。小菊はレギュラーとはいえど、その立場はどちらかといえば出来事を目撃、観察する狂言回しのような役です。そして事件解決に臨むのは小菊の友人で私立探偵の今泉と助手の山本君。 大部屋役者で終わるつもりはないと野心満々の女形役者、銀京。笙子の兄の幼馴染だったと彼女に近づいてきた彼の本当の目的は何なのか? そして劇場では、不審な状況で子役の男の子が死亡するという事件が。これらすべての裏には何が隠されているのか?という設定にはなかなか引きこまれます。 歌舞伎界の事情や舞台の裏側、人間模様などが書き込まれていて、歌舞伎好きは楽しめると思います。200ページ超と薄めの本で、ややテレビの2時間ドラマっぽいところがもったいない、もう少し重厚に話を膨らませてもよかった気がします。登場人物たちもそれぞれ個性があって魅力的でした。 コロナでなかなか劇場に足を運びにくい昨今、歌舞伎の雰囲気に浸らせてもらい楽しめました。シリーズのほかの作品も読んでみようと思います。 | ||||
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結末としては賛否両論が分かれると思うけど、私は好きです。 最後まで謎が分からなくてドキドキしたし、2つの事件が絡んでいて、その真相も納得のいくものでした。 事件に関わったすべての人が最後は幸せになってほしいと思いました。 | ||||
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面白くて、一気に読めたけど…最後のオチにがっかり。もったいない。 | ||||
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銀京の性格が曖昧なのが気になる。 いい人なの?悪い人なの?野心家なの? それと、幼い子供の、死に至る心境がなんとも切ない。 実際には有り得ない話だと思うけど。 最後にヒロイン(男?)が元気を取り戻したように見受けられたのは救いでした。 | ||||
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…けど、ヒロインの苦悩が「基本的に恵まれてる者故の葛藤」みたいな感じがしてしまい、移入できなかった。 「愛されなかった子供」で、この手の苦悩出来るのは「物質的には恵まれた子供」に特有な感覚と思ってしまう為。 そのまんま、所詮は「お嬢様の苦悩」だなあ…。 みたいな。 本筋と歌舞伎ディディールは充分に楽しみました。 | ||||
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