薔薇を拒む
- 陸の孤島 (12)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
薔薇を拒むの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても好きな雰囲気です。萩尾望都か大島弓子あたりが漫画化してくれたらぴったりのイメージじゃないかと思うような、いい意味で少女漫画的な作品でした。 この著者さんは歌舞伎シリーズから読み始めたせいかミステリ作家とは思っていなかったので、どの作品も普通の小説として読んでいました。なので謎解きとしてどうかという不満はなかったです。 人里離れた湖畔にたたずむ洋館が舞台。使用人として引き取られた2人の孤児の少年。 主人は仕事でほとんど不在で、謎めいた美しい後妻と、デンマーク人の先妻と主人の間に生まれた娘、そして使用人たちが暮らしている。娘は学校には行ったことがなく家庭教師から教育を受けていて、アルビノの白いグレートデンといつも一緒にいる・・という現実離れした世界です。 両親が亡くなってから親戚をたらいまわしにされ、その後は施設で育ってきた主人公の少年は、傷つけようとする人間が誰もいず、滋味深い食事を食べ、個室を与えられ、自由時間もふんだんにある生活に初めて得た安らぎを感じます。都会に、現実世界に戻るのが怖い・・と。彼の壊れやすい心が深々と伝わってきます。 それなのに事件は起きてしまい、そしてまた・・という展開です。ネタばれしてはいけませんのであまり書けませんが。 よく推敲された美しい文章で、無駄な言葉がひとつもありません。読んでいてうっとりしました。 屈折したほの暗い話ではあるので好みは分かれると思います。とても美しいお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「私の命はあなたの命より軽い」「砂漠の悪魔」の結末がすごく好みだったので、近藤史恵さんの本を読み漁っています。こちらの本も最後がやはり好みでした。ハッピーエンドが好きではなく、大どんでん返しも必要ない私にとっては、このちょっとした驚きと、じわじわくる余韻のようなものがすごくちょうどいいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
陸の孤島にある洋館が舞台の、謎めいた雰囲気を醸し出してるけど、大した謎もらなく、簡単にあっけない終わりで残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーと呼ぶには推理する為に与えられる情報が不足しているように感じます。 ミステリーではなくて物語として読む方がしっくり来る作品なのではないのでしょうか。 ただし読後感は決して良いものではないので、ハッピーエンドが読みたいという人は避けるのをオススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーと呼ぶには推理する為に与えられる情報が不足しているように感じます。 ミステリーではなくて物語として読む方がしっくり来る作品なのではないのでしょうか。 ただし読後感は決して良いものではないので、ハッピーエンドが読みたいという人は避けるのをオススメします。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|