白い家の殺人



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初公開日(参考)1989年02月
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長編小説

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白い家の殺人 (講談社文庫)

2009年04月15日 白い家の殺人 (講談社文庫)

冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう…。一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第二弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt

白い家の殺人の総合評価:5.24/10点レビュー 21件。Eランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

「雪の山荘」「館もの」の魅力が一切感じられない……

『名探偵信濃譲二シリーズ』の二作目。
トリックが超見え見えだった前作『長い家の殺人』に比べれば、ミステリ作品としての完成度は上がったかもしれませんが、人物やストーリーはまだ前作の方が見るものがあったかなぁという印象です。

”雪の山荘もの”であり奇妙な建物を扱った”館もの”でもあるという、ベタだけれどそれだけで魅力的な題材を扱っている作品なのですが、クローズドサークルというわけでもなく、せっかくのそのシチュエーションゆえの魅力が全く感じられない作品でした。

トリックは正直つまらないですし、探偵役を賢く見せるためなのか、登場人物がみんな大人とは思えない幼稚な言動なのが不愉快でした。

作者の歌野氏は私の好きな作家の一人なのですが、正直このシリーズに関しては初期の作品のためかお世辞にも出来が良いとは言えず、かといって若さゆえのパワーとか、光るものも特に感じられないです。
何よりこのシリーズだけの「売り」というものが特になく、正直あんま褒めるところがないシリーズですね……



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マリオネットK
UIU36MHZ
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

白い家の殺人の感想


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カミーテル
MCFS6K6O
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

白い家の殺人の感想

他のレビューでも書かれているように前作の『長い家の殺人』がタイトルから連想されるような建物の特徴を利用したトリックであったのに対して、本作は白い家ということが何も意味を持ちません(というか白いのは雪が降ってるからです)。
いろいろな工夫して話に説得力を持たせているのはすごいと思います。私には絶対にできませんから。答え合わせの前にわかったわけではありませんが、トリック自体には突出したおもしさはなく、各キャラクターも印象が薄いのでこれといった特徴のない作品になってしまっている気がします。偉そうに言って申し訳ありませんが…。

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TOTO
N8I0XYAQ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

別に白くなくても…。

歌野氏第2作はクローズト・サークル物、いわゆる“雪の山荘物”だ。しかし本作はほとんど印象に残っていない。確か本作も連続殺人事件で、しかも密室殺人だったようだが、機械的トリックだったので、ガッカリした記憶がある。糸や針金、ロープを使って云々の機械的トリックは説明文で滔々と説明されても理解しがたいし、解りやすく図解されても、なるほどねで終ってしまうからだ。つまり読者に推理する余地がなく、こういうトリックを考えました!という作者の品評会になってしまっているからだ。
そして本書は実にオーソドックスなミステリであるせいか、全く何も残らないという変な特徴を持つ。ほとんど話題に上らない作品でもあるのは、定型すぎて物語にコクがないからだろう。逆に云えば、前作『長い家の殺人』が凡作ながらも読者にある固定した印象を残しているのは、やはり舞台となった「長い家」の特色を活かしたトリックを採用しているからだろう。しかし本作ではそれが全くなく、単なる山中の館で起こる殺人事件に落ち着いてしまっているからだ。つまり極論すれば本作の題名は「白い家の殺人」でも「雪山の家の殺人」でも「木造の家の殺人」でも何でもいいと云える。

またやはり探偵役の信濃譲二も『長い家~』で述べたような、名探偵登場!といった期待感が実に希薄なキャラクターであることも、マイナス要因だろう。

しかし、前作が作家として力量不足を露呈した作品だとすれば、本作は凡作ながらも一連の本格ミステリの方程式に則った作品であるといえ、そういう意味では少し作家として前進したといえるだろう。その後のブレイクを知っている者にしてみれば、その道程を知っている今となっては、これほど作家として成長を作品で見守れる作家も珍しいといえるだろう。
今は変化球が多い彼の作品だが、昔はこういう教科書どおりのミステリも書いていたことを知るにはいい作品かもしれない。

Tetchy
WHOKS60S
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

白い家の殺人の感想

前作「長い家の殺人」が大胆な物理トリックならこの作品は大掛かりな物理トリックといえます。
しかし「白い」家の必然性がまるで無いのはどうなのか・・・


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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

白い家の殺人の感想

シリーズ前作『長い家の殺人』と比べてトリックのバリエーションが増え、本格としての水準が上がっていると思います。
しかし、タイトルにもなっている建物の白さが特に物語に関わってこなかったのが残念です。タイトルを先につけたのか物語が先にできたのかはわかりませんがそのあたりはきちんと考えてほしかったです。

聖水卿
EM682PQJ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

面白味がありません

家シリーズ2作目。
白い家と名前が付いていますが、ただの雪の山荘の事。
家に必然性がなく仕掛けも面白味がありませんでした。
デビュー後、ネタが無いまま書いてしまった印象を受けました。

なっつ
9KCW4J9X
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