さらわれたい女
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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誘拐ミステリも数あるが、今回歌野氏が仕掛けたのは狂言誘拐。それも夫の愛情を確かめたいがための誘拐という、ちょっと浮世離れしたお嬢様育ちの容姿端麗の人妻の変わった依頼で幕を開ける。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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大きな仕掛けのミステリと言うよりはテンポの良いサスペンスです。 | ||||
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未読の方はご注意ください
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探偵役が最後に関係者一同を集めて真相を解き明かす…といったタイプのミステリでもなければ、刑事が靴底をすり減らして地道に捜査してアリバイを崩し、崖の上で犯人を説得する…というタイプでもありません。が、意外な展開の連続で最後まで一気に読ませます。主人公の「俺」がなかなかカッコ悪くてカッコいい。 | ||||
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狂言誘拐の依頼を受けた便利屋が、念入りなプランのもとに、ラッキーにも、大金を手に入れることができた。成功で終えるはずだった計画が、思わぬ方向へと話しが展開する。殺人事件まで発展する前半部分は、面白く読み進めることができました。 しかし、後半に入ってからの殺人事件の真相、真犯人の追及部分は、かなりがっかりさせる内容でした。淡々と進められていく話しに、盛り上がりもなく、わくわくする気持ちが湧いてこなかった。もっと、読み手の想定を越えたシナリオを、描いてもらいたかった。 次に読む『女王様と私』に期待します。 | ||||
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プロットはさすが歌野晶午というかんじの、練りに練られたものだった。 一方、描写や小説部分は少し荒い感じが否めない。 が、著者ファンなら買っても後悔しない出来。 | ||||
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先に映画を観て、あまりの面白さに惹き込まれ、原作を読んでみたのだけど、結構違う。 違うことが問題なのではなくて、この原作には映画の持っているスピード感や人物を重層的に捉える深みがない。 謎が解かれるだけのラストというのも物足りない。 佐緒里という女がこの小説ではただの犯罪指向の女なのだが、映画においてはアンニュイな魅力を持つファムファタルに書き換えられている。 そして便利屋の男が佐緒里に惚れておいてから裏切られることで、佐緒里を巡る三角関係としてミステリーが展開し、新しいラストが生み出されている。 ミステリー小説的な謎をどうといていくかという所はかなり省略されており、そのことで話が二転三転するたびに驚きをもって展開していく、このスピード感をもって構成された映画はなかなかお目にかかれない。 というわけでこの原作よりは断然映画をおススメする。 | ||||
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たまたま立ち寄った本屋のポップにつられて、気持ちよく騙してもらおうじゃないかとワクワクしながら読み始めたが、期待が大き過ぎたのか、結果は星2つ。 誘拐が起こって現金をせしめるまでは面白かったんだけど、そのあとは主人公のマヌケさばかりが目立つ展開。伝言ダイヤルやダイヤルQ2を駆使して警察の裏をかいた主人公なら、もっと早く真相に気づいても良さそうなもんだ。 | ||||
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