(短編集)

Dの殺人事件、まことに恐ろしきは



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初公開日(参考)2016年11月
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Dの殺人事件、まことに恐ろしきは (角川文庫)

2019年10月24日 Dの殺人事件、まことに恐ろしきは (角川文庫)

トリックと幻想は紙一重。ミステリの鬼才×乱歩、驚愕のミステリ短編集! 歌野晶午×江戸川乱歩――貴方を「非日常の興奮」に導く、超ミステリが誕生! 『葉桜の季節に君を想うということ』の異才が、刺激的なサプライズと最新テクノロジーで現代に蘇らせる乱歩ミステリ集! カメラマンの「私」が渋谷の道玄坂で出会い、交流するようになったのは、賢いが生意気な少年・聖也。 その日も私は道玄坂のダイニングバーで聖也と話していたが、向いの薬局の様子がおかしい。駆けつけた私たちが発見したのは、カーペットの上に倒れた、上半身裸の女性だった。 その後、私と聖也は事件を探り始める。しかし、私はあることに気がついてしまい、元の世界には戻れなくなっていた――(表題作)。 「人間椅子」「押絵と旅する男」「D坂の殺人事件」「お勢登場」「赤い部屋」「陰獣」「人でなしの恋」「二銭銅貨」……サプライズ・ミステリの名手が、新たな魅力を吹き込む!(「BOOK」データベースより)




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Dの殺人事件、まことに恐ろしきはの総合評価:7.29/10点レビュー 14件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

Dの殺人事件、まことに恐ろしきはの感想

短編それぞれを乱歩と比較して読んだが
乱歩を感じることはできなかった。
何を書きたかったのかわからない。
乱歩と関係なく読んでも 面白くもない。
特に表題作Dの殺人事件 小学生の少年が気持ち悪い。
この作者の作品は 嫌なイヤミスにしか
感じられない


jethro tull
1MWR4UH4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(1pt)

原作のような不気味な雰囲気がない

江戸川乱歩の小説をモチーフにしているが
どれも原作のような不気味な雰囲気がなく、
結末もしょうもないものが多いのはつまらないと感じた。
Dの殺人事件、まことに恐ろしきはAmazon書評・レビュー:Dの殺人事件、まことに恐ろしきはより
4041046297
No.12:
(4pt)

きっと現代風のライトな江戸川乱歩

江戸川乱歩は読んだことがないのですが、表紙のジョジョっぽさに惹かれて購入しました。
江戸川乱歩の小説を現代にアレンジした作品で、恐らく原作はこんな感じなんだろうな、というか原作読んでみるべきだなと思いました。原作を読んでいたらもしかしたらもっと楽しめたのかも…と思いましたが、この感じがきっと江戸川乱歩なのかな…と、興味を持つきっかけになりました。
Dの殺人事件、まことに恐ろしきはAmazon書評・レビュー:Dの殺人事件、まことに恐ろしきはより
4041046297
No.11:
(5pt)

乱歩を知らなくとも!

乱歩を元案(?)にした短編7編から成る。
ただ乱歩を知らないとつまらないか、と言ったら大間違い。
乱歩をオマージュしながらも、これは歌野晶午の作品だ。
いつもの文章の巧さでグイグイ読ませる。
特に題名にもなった「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」は
作者の真骨頂を発揮している。
短編ながらどれも熟成しきっている。
乱歩と比べて読むのも面白いかもと、乱歩ゲートウェイになりうる作品。
Dの殺人事件、まことに恐ろしきはAmazon書評・レビュー:Dの殺人事件、まことに恐ろしきはより
4041046297
No.10:
(3pt)

オマージュ元が偉大過ぎて…

乱歩リスペクト作品なら「死体を買う男」の方が雰囲気が出ていて良かった。
無理に現代風にしたら独特の雰囲気がなくなってイマイチ、という作品が多くて残念。
わざわざ江戸川乱歩全集を引っ張り出してきて予習したのも却ってよくなかった。
元の作品が偉大で完璧すぎる。
Dの殺人事件、まことに恐ろしきはAmazon書評・レビュー:Dの殺人事件、まことに恐ろしきはより
4041046297
No.9:
(5pt)

乱歩愛に満ちた珠玉の短編集

歌野さんは好きな作家のひとりで、たぶん全部読んでいる。乱歩は言うまでもなく最愛作家のひとりだ。
なぜか短期積読になっていたのを読んだ。

表題作は、暇人が少年と共にSM殺人事件の謎に挑む。
随所に本家「D坂」のネタが仕込まれていて、ニヤリとさせられる。
名探偵と少年助手なんて腐女子さんが喜びそうなネタだが、現代ではこうなるのか。ありそうで嫌だなあ(誉めてます)。
『椅子?人間!』は逆転技が冴えるサスペンスだ。
『スマホと旅する男』まことに現代的な妄想恋愛小説である。あの世の乱歩先生も大喜びだろう。
従順で永久に美しい彼女は、画面越しならいつでも手に入る。乱歩的な夢は、科学技術の発達によってある意味で実現したのだろうか。

『「お勢登場」を読んだ男』本編の現代版リニューアルである。本編よりひどい。
『赤い部屋はいかにリフォームされたか?』
趣味人が集まって殺人談義に花を咲かせていると、本物の殺人が起こった。
プロットが捻ってあって夢中になれる。が、タイトルに反して最もリフォーム感が乏しい。
戦前の作家が書いてもおかしくない話だ。これはこれでいいけど。

『陰獣幻戯』女を性の対象としか見られない中年男は、変態を自認している。
そんなの普通じゃないかーーと思っていたら、結末で強烈な一撃をくらう。
ああ、やっぱり。今は単なるスケベ野郎なんか変態のうちに入らないのだ。
『人でなしの恋からはじまる物語』
複数の作品をパッチワークしたような一品である。道具立てが現代的になっていて、楽しい。
ある有名作のセリフが唐突に出てきて驚いた。

贋作はたかが知れている、と思っていた。
でもレジェンド作品をここまでリスペクトしつつ見事にリニューアルされたのでは、最高点をつけざるを得ない。
Dの殺人事件、まことに恐ろしきはAmazon書評・レビュー:Dの殺人事件、まことに恐ろしきはより
4041046297



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