長い家の殺人



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初公開日(参考)1988年09月
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長編小説

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長い家の殺人 (講談社文庫)

2008年04月15日 長い家の殺人 (講談社文庫)

消失死体がまた元に戻る!?完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇―。「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賛。この恐るべき謎を、あなたは解けるか?大型新人として注目を浴びた鮮烈なデビュー作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt

長い家の殺人の総合評価:5.68/10点レビュー 47件。Dランク


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全11件 1~11 1/1ページ
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

長い家の殺人の感想

歌野のデビュー作を読んでみた。
70年代のロックが出てきた事以外に
何の面白味もなかった。
古い作品だが20年前に読んでもつまらない作品だろう。
葉桜や密室殺人など5作品ぐらい読んだが
すべて読後感が最悪で気持ち悪くなる。
この作者の本はもう読まない。


jethro tull
1MWR4UH4
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

長い家の殺人の感想

トリックに主眼が置かれすぎて、物語そのものが
ちょっと物足りない

▼以下、ネタバレ感想

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mick
M6JVTZ3L
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

いつも騙されてばかりなので……

タイトルどおり、長い廊下にたくさんの部屋が並んだ建物で起こる殺人事件を扱った作品です。

トリックは簡単です。
処女作ゆえかあまり出来が良いとは言えない作品ですが、いつもミステリを読んでて騙されてばかりなので、たまにはこういうトリックが判りやすい作品も読むと溜飲が下がるな、と思いました。

マリオネットK
UIU36MHZ
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(7pt)

長い家の殺人の感想

このミステリーの楽しいところは、「最後に読者を驚かせてやろう」という気持ちが感じられず、「どうぞ謎を解いてください」といったところでしょうか。謎を隠すことなく、所々にヒントがほとんど隠されていない状態で登場するので、中盤には事件のトリックには気付けてしまいました。わざわざ見取り図まで載せてくれているのも、そういう遊び心からなのかなと思っています。少しちゃっちいトリックな気もしますが…


でも一方で、「そんなのわかるかい!」と思わずにはいられない点もありました。テンポの良さと出来事の多さから頭を整理するのに疲れました。ギリシャ文字が読めず、覚えるのも大変でした。ただ、読んでる時は楽しくて、手が止まらなかったです。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
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(2pt)
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まさかまさかのトリック

新本格1期デビュー組のうち、この歌野氏は他の三人とはいささかデビューの趣が違う。綾辻氏、法月氏、我孫子氏ら三人が同じ京都大学のミス研出身であり、素人時代からなんらかの形で島田氏と交流を持っていたのに対し、歌野氏は単なる一読者の立場から創作し、島田氏に直接持ち込んだというちょっと変わった経緯がある。この辺については後に述べる。

本作はタイトルどおり、長い家で起こる密室殺人事件を取り扱っている。で、もちろんメインはこの長い家の特性を活かしたトリックにあるのだが、これがもしかしてこれじゃないよなぁと思ったトリックその物だった。誰かは思いつくけど、せいぜい推理クイズぐらいのネタにしかならないと思っていたアイデアで長編を書いたという陳腐な作品だ。一応第2の殺人も起きるが、トリックは同じというのが痛い。連続殺人事件にしてはバリエーションに乏しいが、一度上手く行った手は二度も通じると思うのが犯罪者の心理と捉えると、ある意味リアルなのかもしれない。せめてもの救いはプロローグのミスディレクションがちょっと良かったことか(しかし今こんな隠語を使うのだろうか?)。
物語の裏に隠された内容、犯人の動機だが、最近ニュースで取りざたされている社会問題を扱っているのが興味深い。発表された88年から同じ事件は起きていたのだろうが、それでも単発的な物だっただろうし、現在のように社会人、芸能人、学生を巻き込んでの騒動までにはなっていなかったように思う。だからもし今初めて手に取った読者ならば案外このプロローグのミスディレクションも予想がつくのではないだろうか。ただこの一点を以って、この作品が先駆的であったとか今日性が高いなどというつもりは毛頭なく、これは単なる偶然の産物だったといっても差し支えないだろう。
また他の3人が擁するシリーズ探偵に比べると、本書で探偵役を務める信濃譲二のキャラクターは魅力に欠ける。奇抜な服装を特徴にし、大麻を好むというエキセントリックさを売り物にしているが、どうにも貌の見えないキャラクターだ。大麻を好むのはかの有名なホームズを思い出させるだけだし、なんとなく島田氏の想像した御手洗の影がちらついている。極端に云えば、物語に終止符を付ける安心感というのが感じられないのだ。後の作品でこのキャラクターについて触れることになると思うので、この辺で止めておこう。

さて巷では文庫版の末尾に御大島田荘司による推薦の文章が付せられているのが話題となっているようだ。この文章、本来は解説のための原稿のはずなのだが、作品云々に関してはほとんど(全く?)触れられておらず、歌野氏が島田氏の推薦を受けるまでに至った経緯が細かく記されており、それ自体が1つの物語として面白い物になっているのが特徴的だ。この文章からも冒頭で少し触れた他の作家と歌野氏が一線を画した存在であることがわかる。
なんとなくハンデを背負ってデビューした感のあるこの作家の作品をなぜか私はその頃から中断することなく買い続けて今に至る。2003年に『葉桜の季節に君を想うということ』でいきなり各種ランキング本で1位を獲得した時の感慨はひとしおだった。その辺のことはまた後で触れることにして、このくらいで本書の感想については筆を措くことにしよう。

Tetchy
WHOKS60S
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(5pt)

長い家の殺人の感想

キャラ立ちは比較的上手く出来ていて、冒頭でも書いてありましたが、デビュー作にしかない、熱さが感じらました。

トリックが比較的早い段階で分かってしまった事は残念。

DJANTI
V1E5CPIL
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

長い家の殺人の感想

古い作品には二通りありますね。
色褪せないものと、そうでないもの。
この作品は後者かな。トリックに新鮮さが感じられない。
そのくせ突拍子もない暗号が出てきたり。
動機もありがち。
登場人物も名前が難しくて誰が誰だかわかない。
この方の作品は新しい方が断然好きです。

ぺこりん12
M5MH63SF
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長い家の殺人の感想

昔読んだのは20年以上前。犯人も動機も覚えてませんが、メイントリックのインパクトは忘れていませんでした。やはり無理がある感じは否めず、面白いかと言うと微妙。当時の新本格って、こんなの多かった様な気もしますが、ぼちぼちと再読して行こうかと思っている所です。
当時は洋楽に興味が無かったのですが、今は音楽関連の記述があると嬉しくなる。70年代のロックは良いですねぇ。

なおひろ
R1UV05YV
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(4pt)

長い家の殺人の感想

メインとなるトリックは物理トリックですが、叙述トリックや暗号もありと、色々詰め込んだ歌野晶午氏のデビュー作。

メイントリックは大味。
巻末に島田御大の推薦文がありますが、まさに御大好み? まぁ色合いは似てますわね。
現実味に欠けるところも似ていますが、奇想天外とはとても呼べずミエミエなのが玉にキズです。


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梁山泊
MTNH2G0O
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長い家の殺人の感想

うーーん。トリックありきの本だけど、そのトリックは使い古されてて新鮮さがなかった!古い本だからしようがないか。信濃の浮いたセリフはいい感じだね。

えんじ
VGV1LYIG
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とっても単純な仕掛け

歌野さんのデビュー作品。
本のタイトル通り、長ーい家ならではの事件。
第2の事件については無理があり過ぎて変に読まされた印象ですが、メインの仕掛け自体はとっても単純なもので楽しめました。

なっつ
9KCW4J9X
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