安達ヶ原の鬼密室
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安達ヶ原の鬼密室の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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物語は4パートに分かれており、ひらがなと挿絵が満載のこうへいくんの話に始まり、アメリカに留学した日本人少女ナオミが巻き込まれる無差別切り裂き魔事件とタイトルとあらすじとは一見無関係のような話が続き、中盤になってようやく戦中に兵吾少年が枡形の屋敷で不可解な事件が続発する本編「安達ケ原の鬼密室」が幕を開けます!そして、50年後探偵が過去に関わった事件をもとにそのトリックを暴くというもので、4事件の接続の仕方が大胆で良かったです!ただ、この大がかりな物理トリックはもっと早くに読んでればもっと驚けたのになあ(笑) | ||||
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大々的な物理トリックを十全に駆使した本格ミステリ。 超自然的なホラーにしか見えない現象をロジカルに解明していくという流れは横溝・島田ラインの正統後継者の感があり、さすが島田御大に認められただけある。 メインとなる「安達ヶ原の鬼密室」を、キャラも舞台もまったくちがう二編で挟み込む構成になっており、読了すると作者の意図もよくわかる……のだが、正直この二編は無い方がよかったのではないかと思う。個人的には大いに楽しめたし、なんなら多重構造のミステリだという前評判を聞かなければ手に取っていなかったくらいだが、およそ大多数の読者にとっては外側の二編はマイナスにしか働かなかったのではないだろうか。イロモノとして敬遠されてしまって本来読まれるべき本格ファンにいまいち届かなかったのではないか、と惜しまれる。 | ||||
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ありえない話だからこそ、ワクワクしながら読みました。 | ||||
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第2章の「The Ripper with Edouard」で挫折した。とにかく読むのが苦痛。どーでもいいダラダラした内容が続き、その冗長さにウンザリ。単純に小説として面白くない。書き手はミステリ小説においてトリックの斬新さ革新さの前に、小説であることを自覚するべきだろう。 | ||||
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時代劇小説好きの母の依頼で探していました。 書店で見かけなかったのでAmazonで注文しました。 古本でしたがキレイのものが届いて満足です。 | ||||
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表題に惹かれて手に採ってはみたものの最低の出来だった。冒頭と末尾に童話風の話があり、本編を挟む様にアメリカのサイコ・キラーの話が出て来るのだが、本編とは殆ど関係はなく、単に体裁を飾っただけ。 本編がこれまた酷い。太平洋戦争末期を舞台にしているのだが、そこで起こる事件はある少年の視点で語られる。その事件の謎を現代の探偵が解くという構成なのだが、作者のヤル気のなさがヒシヒシと伝わって来る駄作。事件の模様は少年の記憶だけで語られるのだが、少年だけに事実関係の記述が曖昧模糊としている上に、現在ではその少年(既に老人だが)は記憶障害となっており、事実関係を確認する手立てがないという作者の手前勝手な設定。これなら、どのような不可解な事件も創造出来る。また、上述の探偵は直観推理を標榜していて、全体の整合性が何とか取れていれば詳細は気にしないという呆れた態度。 事件のトリック(なのだろうか?)そのものも、太平洋戦争のある時期にしか成立しないというお粗末なもので、これにも呆れ果てた。事件の観察者が少年ではなく大人だったら、すぐさま真相に辿り着くという稚拙なもの。時間潰しになるだけなので、手に採る事を絶対にお薦めしない駄作である。 | ||||
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