そして名探偵は生まれた
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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4つの短編集。表題作は、軽快なテンポで進む密室もの。トリックや動機に疑問は感じるものの、ラストで印象の変わるストーリーに。そして館ものは一度は館での殺人事件を体験したいとして、友人を呼び集めて演劇チックに実践する話。トリックも納得。最後の結末でこれまた、味わいのあるストーリーになっています。どれもサクッと読めるそこそこの短編集でした。 | ||||
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どの作品も一捻りある、良い意味で癖のある作品だった。さすがは歌野晶午、「葉桜の季節に君を想うということ」を読んでわかってはいたが、他の作家とは発想が全く別のベクトルにあるようだ。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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どシリアスに本格物を書く事にテレがあるのかな?特に1話目、3話目ではそう感じましたね。高評価の方が多いですが、やはり2話目が秀逸。メイントリックを考えてから、それが成立する状況を設定したのだろうとは思いますが、とても良く出来たストーリーで面白かったです。最後に鮮やかに一捻り加えてスッキリ終る、短編小説の持ち味を改めて感じた良作。文章も読み易いですし、おススメします。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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どこがどうだった、と書いてはネタバレになるし、一言好き、嫌いと書いたのでは、オススメポイントがわからないから、推理小説のレビューは難しい。 この作家さんの作品は大変評価が高いものもあり(葉桜の…とか。)いくつか手に取ったが、今だ読みきれていない。だから短編集で、結果に驚愕とあったので、読んでみた。 他のは他のかたのレビューを読んでください。 私は、「生存者一名」について書きたい。 新聞の記事のような書き方が途中で挿入され、「なんとなくわかってしまったから、これは最後にいれたら良かったのに」と、思ったわたしは、うまく騙されていたと思う。 孤島でこんな事したら後で困らないかな、とか、しつこく描写してる部分でこれは伏線か?とか思いながら読み進み、最後の方で生存者が見えては来たが、なんか、東野圭吾の「どちらかが…」って作品みたいに、物語が終わってもどちらなのかがはっきりせずモヤモヤするのが不満。 | ||||
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本格ミステリーをメインとした100頁程度の中編4作が収録。 密室や孤島、館や雪上の足跡など、いずれもミステリー好きには堪らない謎や設定を取り込み、ベテラン作家らしくどれも安定感ある出来栄えです。 表題作や「生存者、一名」は余韻が残る捻りもあるラストが良いですし、「館という名の楽園で」は館の魅力がしっかり詰まり、「雪の夏、冬のサンバ」はロジカルな推理が冴えていました。 | ||||
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読者に対してフェアか、動機は十分か、最後のツメは甘くないか、と考えると星を減らしたくなるけれど、でも斬新な設定で犯人の意外性もあり満足だった 次作が楽しみに感じる本格派の作家が増えて嬉しい限りです | ||||
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一番新鮮だったのは、登場人物が見ているテレビの内容が堂々と入り込んでくること。あらすじに関係するようなしないような・・・・。オチはあまりすっきりしない。読者に対して驚かせたいというのが強すぎる気がする。でも、読みやすいですね。 | ||||
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著者は、心底探偵小説が好きなんだろうと思わせる一冊である。4編の作品はそれぞれ趣を異にしつつも、名作へのオマージュ的なものでは統一感がある。 推理小説ファンならば必ず楽しめる一冊となっている。 | ||||
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