(短編集)

そして名探偵は生まれた



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初公開日(参考)2005年09月
分類

短編集

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そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)

2009年02月06日 そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)

<“雪の山荘” “絶海の孤島” “曰くつきの館” 圧巻の密室トリックと驚愕の結末に瞠目せよ! ボーナス・トラック「夏の雪、冬のサンバ」を収録> 影浦逸水は、下世話な愚痴が玉に瑕だが、正真正銘の名探偵である。難事件解決のお礼に招かれた伊豆の山荘で、オーナーである新興企業の社長が殺された。雪の降る夜、外には足跡一つなく、現場は密室。この不可能犯罪を前に影浦の下す推理とは? しかし、事件は思わぬ展開に……。(「そして名探偵は生まれた」より)“雪の山荘”“孤島”など究極の密室プラスαの、ひと味違う本格推理の傑作! 著者について 一九六一年、千葉県生まれ。東京農工大卒。八八年『長い家の殺人』でデビュー。二〇〇三年『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の第一位となる。さらに日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をダブル受賞してベストセラーになる。近著に『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』などがある。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

そして名探偵は生まれたの総合評価:7.40/10点レビュー 20件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

サクッと読める短編集

4つの短編集。表題作は、軽快なテンポで進む密室もの。トリックや動機に疑問は感じるものの、ラストで印象の変わるストーリーに。そして館ものは一度は館での殺人事件を体験したいとして、友人を呼び集めて演劇チックに実践する話。トリックも納得。最後の結末でこれまた、味わいのあるストーリーになっています。どれもサクッと読めるそこそこの短編集でした。

タッキー
KURC2DIQ
No.2:
(7pt)

他の誰も書きそうにない

どの作品も一捻りある、良い意味で癖のある作品だった。さすがは歌野晶午、「葉桜の季節に君を想うということ」を読んでわかってはいたが、他の作家とは発想が全く別のベクトルにあるようだ。
今作は全体的にライトな内容だと思う。彼が凝らした技を見破ることもそれほど難しくない。それでも最後には、してやられたと思わず笑みを漏らしてしまう。特に「生存者、一名」の締めくくり方は良かった。正直、どの作品もストーリーとして無理があるところも否めないが、それを許してしまうは文章表現や展開は見事だった。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.1:
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

そして名探偵は生まれたの感想

どシリアスに本格物を書く事にテレがあるのかな?特に1話目、3話目ではそう感じましたね。高評価の方が多いですが、やはり2話目が秀逸。メイントリックを考えてから、それが成立する状況を設定したのだろうとは思いますが、とても良く出来たストーリーで面白かったです。最後に鮮やかに一捻り加えてスッキリ終る、短編小説の持ち味を改めて感じた良作。文章も読み易いですし、おススメします。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(1pt)

どちらかが、と言う、曖昧なのは嫌いです。

どこがどうだった、と書いてはネタバレになるし、一言好き、嫌いと書いたのでは、オススメポイントがわからないから、推理小説のレビューは難しい。

この作家さんの作品は大変評価が高いものもあり(葉桜の…とか。)いくつか手に取ったが、今だ読みきれていない。だから短編集で、結果に驚愕とあったので、読んでみた。

他のは他のかたのレビューを読んでください。

私は、「生存者一名」について書きたい。

新聞の記事のような書き方が途中で挿入され、「なんとなくわかってしまったから、これは最後にいれたら良かったのに」と、思ったわたしは、うまく騙されていたと思う。

孤島でこんな事したら後で困らないかな、とか、しつこく描写してる部分でこれは伏線か?とか思いながら読み進み、最後の方で生存者が見えては来たが、なんか、東野圭吾の「どちらかが…」って作品みたいに、物語が終わってもどちらなのかがはっきりせずモヤモヤするのが不満。
そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)Amazon書評・レビュー:そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)より
4396334761
No.16:
(5pt)

ミステリーがぎっしり

本格ミステリーをメインとした100頁程度の中編4作が収録。

密室や孤島、館や雪上の足跡など、いずれもミステリー好きには堪らない謎や設定を取り込み、ベテラン作家らしくどれも安定感ある出来栄えです。
表題作や「生存者、一名」は余韻が残る捻りもあるラストが良いですし、「館という名の楽園で」は館の魅力がしっかり詰まり、「雪の夏、冬のサンバ」はロジカルな推理が冴えていました。
そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)Amazon書評・レビュー:そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)より
4396334761
No.15:
(5pt)

古い作品の方が好きです

読者に対してフェアか、動機は十分か、最後のツメは甘くないか、と考えると星を減らしたくなるけれど、でも斬新な設定で犯人の意外性もあり満足だった
次作が楽しみに感じる本格派の作家が増えて嬉しい限りです
そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)Amazon書評・レビュー:そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)より
4396334761
No.14:
(4pt)

新鮮に感じた

一番新鮮だったのは、登場人物が見ているテレビの内容が堂々と入り込んでくること。あらすじに関係するようなしないような・・・・。オチはあまりすっきりしない。読者に対して驚かせたいというのが強すぎる気がする。でも、読みやすいですね。
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4396334761
No.13:
(5pt)

推理小説ファンにこそ読んで欲しい。

著者は、心底探偵小説が好きなんだろうと思わせる一冊である。4編の作品はそれぞれ趣を異にしつつも、名作へのオマージュ的なものでは統一感がある。

推理小説ファンならば必ず楽しめる一冊となっている。
そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)Amazon書評・レビュー:そして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)より
4396334761



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