8の殺人



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初公開日(参考)1989年02月
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長編小説

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8の殺人 (講談社文庫)

2008年04月15日 8の殺人 (講談社文庫)

建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、二人目は密室のドアの内側に磔に。速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.07pt

8の殺人の総合評価:6.04/10点レビュー 45件。Cランク


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全15件 1~15 1/1ページ
No.15:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

8の殺人の感想


 我孫子武丸のデビュー作。 8の形を模した屋敷での殺人劇、それを刑事を主役とする三兄妹でユーモラスに描いた作品である。

今となってはあんまり意外性のないトリックに落ち着いてしまっていること、ユーモラスさに分量を割いた結果かなり間延びした作品になっていることが瑕。 その点は0の殺人では払拭されているのであちら先に読むと一層その思いが深い。この作品は我孫子武丸のデビュー作を知りたいぐらいの想いが無いとお薦めできない。 ★は4つ。

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

短気は損気?

8の字の形をした特殊な設計の屋敷で、その屋敷を利用した殺人トリックを思いついたという犯人の独白から始まる作品。
その時点で「おー、そういうの大好きだよ!」と期待したのですが、非常にイライラしながら読むことになる話でした。

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マリオネットK
UIU36MHZ
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(8pt)

8の殺人の感想

他の方の評価を見ると辛口なものが多いですが、個人的には読み易い文章とライトなユーモアミステリーが好きな性分なので楽しく読めました。
トリックにしても古典(特に海外物)をほとんど読んでいないこともあり新鮮に感じましたし、犯人も含めて見破ることはできませんでした。キャラや展開も気に入ったので続編の「Oの殺人」「メビウスの殺人」へと引きずられるように読み進めていった覚えがあります。

まぁ、読書量の多い方の辛口批評を否定するつもりもありませんし、うなづける部分も多分にあります。
あくまで、個人の好みの問題の点数ってことで。

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mkaw11
HAAP6CBX
No.12:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

新本格の入門書

現在ではミステリ作家としての名もさることながら、むしろゲーム『かまいたちの夜』の原作者の方が名の通っている感のある我孫子氏。私が彼の作品に触れたのは大学の頃で、まだこのソフトは発売されていなかった。逆に云えば、先に彼の作品を読んでいたからこのソフトに期待し、実際買いもした。

さて彼の作品の最大の特徴は当時ほぼ同時にデビューした綾辻氏、法月氏、歌野氏にはない、コミカルな作風にあるだろう。一読してビックリするのはものすごい軽さ。しかもページ数も他の3人に比べると格段に少ないので、あっという間に読めた記憶がある。
しかしやはり作風は異色とはいえ、最初のミステリは館物と、定型は守っているようだ。気づいてみれば綾辻氏、法月氏、歌野氏のデビュー作は全て館物だ(法月氏は舞台は学校だが、校舎も一つの大きな館だ)。

さて本作では8の字屋敷という、その名そのまんまの8の字の形をした屋敷で起こる2つの密室殺人を扱っている。
で、実は本作は私がもっとも早く犯人を見破った作品でもある。どの段階でと書くと、それだけでもうネタバレになってしまうので書かないが、もうそれはかなり早い段階だった。
だから第1の殺人に関するインパクトは非常に希薄で、逆に第2の密室殺人の方が強く印象に残っている。シンプルが故になるほど!と思ったトリック(?)だった。

この『8の殺人』はシリーズになっており、その後『0の殺人』、『メビウスの殺人』と続く。このシリーズは速水三兄弟という兄が刑事で弟が喫茶店経営、一番下の妹が大学生という3人が探偵役を務めているが、これがまず設定として成功していると思う。ホームズとワトソン2人ではなく、3人、しかも女性を絡めたのがミソだろう。この3人の掛け合いがボケとツッコミ、イジラレ役と絶妙なトリオをなしており、物語の潤滑油となっている。私は笑いこそもっとも難しい技術だと思っているので、我孫子氏が一番作家としては他の三人よりも長けているなぁと思ったものだ。ライトノベルに親しんだ学生がちょっと背伸びしてミステリに手を出そうとした時、我孫子氏の作品はいい入門書になるだろう。
薄さの割にはカー張りに密室講義も盛り込まれており、このへんがやはり他の新本格ミステリ作家同様、マニアであることを自称しているように取れる。この密室講義では古今東西の密室ミステリに触れられているがネタバレまでには至ってなかったように記憶している。

しかし我孫子氏のデビュー作である本書はミステリの水準から云えば、並程度と云えよう。本作はキャラクター性ゆえにこの作家を追いかけようと思った覚えがある。しかしその思いは次の『0の殺人』でいい意味で裏切られる。

Tetchy
WHOKS60S
No.11:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

8の殺人の感想

中庭を渡り廊下で結んだ特殊な屋敷、通称“8の字屋敷”。
この屋敷で不可解な殺人事件が起きる。
一見、殺人を犯し得た人物は一人。
しかし、速水警部補には否認する容疑者が嘘をついているようには思えない。
さらに美人に容疑者の無実証明を求められる。
つい大きく出てしまった速水警部補は、ミステリマニアの弟&妹と共に事件に挑戦する―・・・

我孫子武丸氏の長編推理デビュー作であり、速水三兄弟シリーズ一作目です。
良くも悪くも初心者向けだと思います。
人物像・動機・トリックすべてライトな印象です。
ユーモアミステリなのでしょうが、ドタバタコメディ感が強めです。
よく2時間サスペンスドラマでは推理の合間にコメディが挟まれますが、あの感じです。
残念ながら私には合わなかったです。
登場人物に苛々することが多かったです。
合間のコメディは面白味を感じず、集中が途切れてしまいます。
トリックや推理も少々突っ込みたい箇所があります。
デビュー作ですし、次作の「0の殺人」の評価が高いので、次作まで読んでみようと思うのですが。
ユーモア(ドタバタコメディ)ミステリが好きな方や、自分で推理できるミステリが好きな方には良いと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.10:
(3pt)

8の殺人の感想

うーん。
すみませんいまいちでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

8の殺人の感想

10年以上前に読みましたが再読です。
さすがに今読むと話も会話も古臭く辛いですね。
(飛ばし読みして売ってしまいました。。。)

フレディ
3M4Y9ZHL
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

8の殺人の感想

ノリが軽くてスラスラ読めました。
トリックは斬新さこそないもののなかなか面白かったと思います。

ほっと
2XKXV6EI
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

8の殺人の感想

ユーモアミステリの旗手、我孫子武丸の鮮烈なデビュー作!速水3兄弟のキャラが良いです。

ジャム
RXFFIEA1
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

8の殺人の感想

スラスラ読めた。キャラクターがしっかりしててイメージしやすかったかな。0とメビウスも読んでみよう。

はやと
LP6O9U8L
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(5pt)

8の殺人の感想

我孫子武丸さんデビュー作。
このシリーズは「0の殺人」を先に読んでしまっていたのですが、それにしてもこんな軽いノリだったんですね。


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梁山泊
MTNH2G0O
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8の殺人の感想

殺人事件部分に関しては"本格"、ストーリー全体では"ギャグ"。つまらないこともないが、そこまで面白くもない。軽く読めるが、あまり印象に残らないでしょう。

BOY
IM7XWAPW
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

8の殺人の感想

8の字の屋敷で起こるオーソドックスなミステリ。ボウガンで張り付けにされた死体の謎が印象的。
気軽に読めます。

Lin
Y7I7W18A
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
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初めてのミステリー用

カーの不可能犯罪の面白さをとても分かりやすくした作品だと感じる。初めてのミステリーとして薦めやすい1冊。

Ariroba78
5M53WTS6
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さらっと読める

速水三兄妹や木下刑事は、よい味を出していて楽しい。
ライトノベルの印象も受けるがちゃんと本格。さらっと読むのに丁度良い面白さだった。

Voxt
2E86AIVK
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