頼子のために
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| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.60pt | ||||||||
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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愛のかたち | ||||
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愛する一人娘を殺された父親が、行きずりの変質者の犯行であるという警察の見解に疑いを持ち、独自に犯人を捜しだし、そして復讐を決行するという内容の手記から始まる作品。 | ||||
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今までの法月作品の解説に頻繁に出てきていたのが本作のタイトル。どの書評家も法月氏といえば本作を俎上に上げていた。そこで目にしたのは「ロス・マクドナルド主題によるニコラス・ブレイク風変奏曲」、「法月綸太郎4作目にして早くも後期クイーン問題に直面」という、ミステリマニアならではの表現。ロス・マクドナルドもニコラス・ブレイクも、そしてクイーンさえも当時読んだ事の無かった私にはどんな物かも想像もつかなかったが、なにやら面白そうな匂いはプンプンしていた。 | ||||
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綸太郎シリーズ3作目。 | ||||
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事件の事象が明らかになって行くにつれて、 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| 友人にオススメされて読んでみましたが、私的には今ひとつストーリーに共感できませんでした。 | ||||
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| 評価は難しいけれど、個人的には法月綸太郎の作品では最も好きな一冊です。す らすら一気に読めてしまうリーダビリティに余計な枝葉のないプロット。途中や や強引な展開はあるものの、物語として無駄なくコンパクトにまとまっています。 ただミステリとしては何とも言えないところです。手記から始まる時点でこちら はどうしても警戒してしまうので…この手の小説を読み慣れてる方にとって、驚 くような意外性はほぼ無いでしょうから、そういう期待はしない方が楽しめます。 まあ、そもそも好き嫌いが割と分かれるタイプの作家だと思います(特に本書以 降の作品においては)。トリック等の驚きよりも、「頼子のために」何が起きた のか?そして何が起きるのか?そこに興味が湧いた方は手に取ってみてください。 | ||||
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| いわゆる後期クイーン的問題をはらむ作品で、第1章の手記が「信頼できない語り手もの」であることはあらすじからも明白ですが、二転三転する展開と恐るべき真相はなかなかの衝撃度。しかし探偵が手記の違和感・矛盾点に気づく根拠があまりに弱すぎて、読者としては気づけなくても仕方がない程度のものなのが残念。手記も全体の分量に比較して短すぎる気もします。読み終わってみれば、これは完全に今でいうところの「イヤミス」であり、特に主人公である探偵のラストの振る舞いについても大いに疑問や嫌悪を感じる読者も少なからずいると思います。そしてそれこそがまさに後期クイーン的問題なのですが、この問題を知っているか否かで、この作品の評価というか好みが別れるのではないでしょうか。この問題を知らなければ、読者は探偵のことを作中の人物同様になじりたくなるでしょうし、結末も中途半端に感じると思います。また、この問題を知っているとすれば相当ミステリ慣れをした読者でしょうから、黒幕も含め真相が見破りやすいのではないかと思います。ということは、いずれにしても心底楽しめないのでは?と言えば言い過ぎでしょうか。私自身は、やはり何作読んでもこの探偵・法月綸太郎は好きになれません。著者からのミステリに対する問題提起としてあのような展開が書かれたのであったとしても(実際はそうではないと思います)、あの行為は決して道義的に許されることではないでしょうし、その後のシリーズで名探偵として主人公に据えられるような人物としては大いに問題です。 | ||||
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| ★★★★☆ | ||||
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| 初めから、何となく父親が怪しいと、ピンと来る人が多いと思います。 その理由がそういうこと(娘の父親への恋慕)であったのは、TV・ワイドショー的で月並み。 全体的に無理に技巧を凝らした感じが鼻につく。 母親の心情を思うと、少し悲しい。 | ||||
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