誰彼



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初公開日(参考)1989年10月
分類

長編小説

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誰彼(たそがれ) (講談社文庫)

1992年09月03日 誰彼(たそがれ) (講談社文庫)

謎の人物から死の予告状を届けられた教祖が、その予告通りに地上80メートルにある密室から消えた。そして4時間後には、二重生活を営んでいた教祖のマンションで首なし死体が見つかる。死体は教祖?なぜ首を奪ったか?連続怪事の真相が解けたときの驚愕とは?新鋭の骨格豊かな力作。 (「BOOK」データベースより)




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誰彼の総合評価:7.03/10点レビュー 31件。Bランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

誰彼の感想

二転三転してる割にはつまらない。

こしあん派
8OHZXGSI
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

まあまあでした

ややこしい。

わたろう
0BCEGGR4
No.6:
(5pt)

こねくり回し過ぎ!

法月綸太郎3作目で・・・、いい加減しつこいので止める。

名探偵法月綸太郎シリーズ2作目は新興宗教グループで起こる教祖の殺人を扱った事件。本作ではくどいくらいに探偵法月による推理のトライアル&エラーが繰り返される。このスタイルは当時現代英国本格ミステリの雄だったコリン・デクスターの作風を踏襲したものだ。前作がカーで、本作がデクスター、第1作目は似非ハードボイルド風学園ミステリと作品ごとに作風と文体を変えていた法月氏。よく云えば器用な作家、悪く云えば決まった作風を持たない軸の定まらない作家である。

こういうトライアル&エラー物は何度も推理が繰り返されることで、どんどん選択肢が消去され、真相に近づくといった通常の手法に加え、堅牢だと思われた推理が些細なことで覆され、現れてくる新事実に目から鱗がポロポロ取れるようなカタルシスを得られるところに醍醐味がある。しかしそれは二度目の推理が一度目の論理を凌駕し、さらに三度目の推理が二度目の論理を圧倒する、といった具合に尻上がりに精度が高まるにつれて完璧無比な論理へ到達させてくれなければならない。それはあたかも論理の迷宮で彷徨う読者へ天から手を差し伸べて救い上げる行為のように。
しかしこのトライアル&エラー物が諸刃の剣であるのは、それが逆に名探偵の万能性を貶め、読者の侮蔑を買うことにもなるのと、論理が稚拙で魅力がないと単なる繰言に過ぎなくなり、読者に退屈を強いることになるのだ。そして本作は明らかに後者。繰り返される推理がどんどん複雑化して読者の混乱を招き、もはやどんな事件だったのかでさえ、記憶に残らなくなってしまった。実際私も本稿に当たる前に記憶を呼び戻すために色々当たってみたら、こんな話だったのかと思い出した次第。したがってこの感想を読んだ方はお気づきのように、今まで私が述べてきた内容は本書の中身に関する叙述が少なく、読後の印象しか滔々と述べていない。とにかく読み終わった後、徒労感がどっと押し寄せてきたのを覚えている。

しかし今回調べてみて読んだ当時気づかなかったことが1つあった。それは事件の当事者である甲斐家と安倍家という2つの家族の名前だ。双子という設定も考慮するとこれは聖書に出てくる「カインとアベル」がモチーフとなっている。そういったバックストーリーを頭に入れて読むと、案外理解しやすいのかもしれない。
お気づきのようにここまでの法月作品に対する私の評価というのはあまり芳しくない。しかしこの評価は次の『頼子のために』で、がらっと変わることになる。

Tetchy
WHOKS60S
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

誰彼の感想

ミスリードに次ぐミスリード

すっきり騙されました

DJANTI
V1E5CPIL
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

誰彼の感想

本格らしい本格ミステリ。
ミステリ慣れしてない方が読めば、印象に強く残る作品なのは間違いなし。
発表当時に読まなかった自分は損をした気がします。
つまりは慣れた人にはありきたりに感じる作品でもあるのですが。

探偵役がブレインストリーミング的に論理を組み立てては捨ててを繰り返すので、解決へのステップが冗長に感じるきらいはありますが、差し引いても解答へ至るロジックは良く出来ています。
ロジカルな思考での解決、決着に面白さを感じる方にはおすすめ。

今となっては古典扱いかもしれませんが、「名探偵」「謎の猟奇殺人」「読者による犯人の推理」と、これぞミステリという良作です。


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bakakuma
UI79074L
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

誰彼の感想

綸太郎は何冊かよんでいますが、そのなかではかなり推理がくどかったです。

まあそれが持ち味なのでしょうが、嫌いではないのでまた別作品をいま読んでます、、、

kasu
4SQ7LMRK
No.2:
(6pt)

誰彼の感想

綸太郎シリーズの2作目。
前作が、雪に囲まれた密室、そして今作は、首なし死体、双生児と本格の王道を進んでいるって感じですね。

タイトルの読みは「たそがれ」ですが「黄昏」ではなく「誰彼」と書きます。
まず「何故?」と不思議に思うのですが、読んでいる内に(呆れるほど)理解できます。
まさに「(一体全体)彼(首なし死体)は誰?(そろそろいい加減にしろよ)」な作品です。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

何がなんだか・・・。

さらっと読もうと思って読んでいたら、
途中から何がなんだか分からなくなってしまいました。
もう少し真剣に読めばよかったと大反省。
後で時間があったら、再読することにします。
それにしてもタイトル、最初は読めませんでした。
誰彼で「たそがれ」って読むんですね。

BLUE SEAL
C9273OIT
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