眠りの牢獄



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初公開日(参考)2001年04月
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長編小説

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眠りの牢獄 (講談社文庫)

2013年02月15日 眠りの牢獄 (講談社文庫)

階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。それから五年、浦賀は亜矢子の兄に呼び出され、友人の北澤・吉野と共に階下の地下室に閉じ込められてしまう。解放の条件は彼女を突き落とした人物自身の告白だった。外部で進行する「代理殺人」の本当の目的とは何か。驚愕の結末は予測不可能!?―。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

眠りの牢獄の総合評価:6.86/10点レビュー 28件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

かつていたところ

 「どんな夢を見ているの。」
地下シェルターに閉じ込められた3人。 外に出るためには5年前の転落事故の真相を告げよ。
外部で進行する交換殺人の本当の狙いは、そしてこの作中作「かつていたところ」という物語の正体とは。


体験せよ浦賀トリックの帯に釣られ牢獄に迷い込みました。 物語は浦賀とその恋人である亜矢子が階段から突き落とされる所から始まります。 5年間眠りの牢獄から抜け出せない亜矢子、そして1日で目覚めた浦賀、やがて事件の真相を求める亜矢子の兄の手によって事件関係者の3人が地下シェルターに閉じ込められてしまう。 3人は途方に暮れながらも事件を振り返るのだが・・・。
一方、別視点では冴子という女がネットを通じた交換殺人のやり取りを持ちかけられる。 自身の元恋人・博の殺害の代わりにある人物の殺人を依頼されるのだが・・・。
この全く視点の異なる二つの物語が「かついていたところ」という亜矢子のために書かれた小説なのだという。 250頁の中に詰め込められたいくつもの技巧。 欲張りセットなパズル小説だった。



▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.3:
(7pt)

眠りの牢獄の感想

地下に監禁され、出してほしければ過去に起きた事を示せと閉じ込められるパート。ネットで知り合った2人が交換殺人を行うパート。大きくはこの2つが同時進行するお話です。

この2つがどんなミステリ模様となるのかは、なんとなく想像出来てしまいますが、ちゃんと複数のひねりがある本格ものになっており楽しめました。

作中に出てくる作家の言葉より
『ミステリマニアが読めばネタが割れてしまうような分かりやすい伏線の方が、普通の読者にはウケがいいと思うんで、』に始まり、気になる所はわかっていて書いているんだよと伝えられた点は好感でした。

短い小説の中で、巧いストーリーになっているのが見事でした。
終始、どよ~んとした重い空気な所は合わず。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2:
(7pt)

眠りの牢獄の感想

浦賀は、特別な一夜を過ごした女性亜矢子とともに階段から転落してしまう。目覚めると自分だけ助かり、亜矢子は意識不明の昏睡状態に-。5年後、作家になった浦賀は亜矢子の兄の誘いで友人らとともに招かれた地下室に閉じ込められてしまったのだった!12年ぶりに文庫化ということで再読しましたが、忘れていたネタの伏線、そして浦賀読者ほど騙されるであろうあのネタ(初読時は騙されました)が残酷な形で明かされ、そして幻想的なラストを迎えるというと短いながらも浦賀小説の残酷さと本格ミステリの魅力が絶妙に合わさった傑作でした!

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(8pt)

眠りの牢獄の感想

「やられました」。若干反則?と思わないでもないが、面白かったから良し。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.24:
(4pt)

なるほどそうなるか

ミステリーとしてトリックが練られているかどうか、で言えば割とシンプルなものになると思いますが、小説としての完成度は高い。ぜひ最後まで読み切ってください。
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社ノベルス)より
4061821903
No.23:
(1pt)

よく言えばフェア、悪く言えば捻りがまったくない。

ネタバレになり得るヒント有り

自分は「ですよね」と言わせておいて、ラストどんでん返しが好きなタイプなので、それが無くて低評価です。

例えば姓名どちらかしか書かれていない人物が同一人物とか、名前が書かれていない人物は消去法でこの人物だとか、違和感を持ったことを元に考えるとすべての謎がほぼその場で解けてしまう。
エロもグロも全部仕掛け。
特に大ネタが1番最初にわかってしまって、ラストは「ですよね」でしかなく、むしろ予想通りに収まってしまったことに驚きました。

評判が良い作家なので、初めて読んだ作品がこれで他の作品読むべきか戸惑っています。
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社ノベルス)より
4061821903
No.22:
(3pt)

駅弁

可もなく不可もなく。時間潰しにはちょうど良い本かな。いろいろと盛り込んであるが、中途半端でどこかで見知った話を寄せ集めたような。犯罪を隠すためにあれは無理がある。
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社ノベルス)より
4061821903
No.21:
(4pt)

迸る浦賀節

うっひょー、と嫌な声を出して喜びながら読了。
浦賀和宏は誠実な作家だ。毎作、自分のやりたいことを目一杯詰め込みながらも、そのやりたいことにいちいち全部ミステリ的な意味を持たせてくる。中でも本作の誠実さは潔癖症レベルだ。明らかに作者そのままのように見えるミステリ作家主人公とか、カニバリズムとか、もうおなじみの素材なのだがちゃんと誠実に使いこなすのである。なぜこんな変な作品を書く人間がここまで誠実なのだろう?不思議な作家だ。

しかし手放しで褒められるかというと、さすがに見過ごせない瑕疵がある。犯人にとって、シェルターに三人が閉じ込められるという状況を作る理由がないのだ。むしろシェルター幽閉は都合が悪い点ばかりがある。作劇上の都合のために設定を詰め切れず放置したな、というのがありありとわかる。それからワープロで作成した遺書の小トリックも、着想は面白いけれどちょっと無理筋を通せていなくてもったいない。
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社ノベルス)より
4061821903
No.20:
(5pt)

久しぶりにドンピシャな

作品に出会えてなかなか満足でした。
2つの事件が同時進行していくのですが
とても読みやすく、一気読みしてました。
この作者の作品はこれが初めてですが
ほかの作品も手に取ってみようと思います。
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社ノベルス)より
4061821903



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