灰色の虹



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初公開日(参考)2010年09月
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長編小説

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灰色の虹 (新潮文庫)

2013年10月28日 灰色の虹 (新潮文庫)

身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。出所後、江木は7年前に自分を冤罪に陥れた者たちへの復讐を決意する。次々と殺される刑事、検事、弁護士。次の標的は誰か。江木が殺人という罪を犯してまで求めたものは何か。復讐は決して許されざる罪なのか。愛を奪われた者の孤独と絶望を描き、人間の深淵を抉る長編ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

灰色の虹の総合評価:7.79/10点レビュー 48件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

パターン

貫井さんの作品を何冊か読みましたが、貫井パターンがこだわりとしてあると思います。後悔と真実の色は見事でした。それがこの作品ではそのパターンが見えてしまい読むことが耐える行為になってしまいました。

部長
SGEH53OQ
No.3:
(8pt)

灰色の虹の感想

感情移入して深く読むことができる。ただ題材が題材なだけに、悲しいストーリー。

kmak
0RVCT7SX
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

冤罪と復讐

重い。非常に重く、救いようのない悲劇である。自分が江木のような目に逢ったらどうなるかを考えたらそれはもう恐ろしくなってくる。
そして自分を無実を信じてくれなかった刑事、検事、弁護士、裁判官に復讐し殺害しつづけ、さらに...
一度嵌ってしまったら抜けられない蟻地獄のようなストーリーである。結末もあまりに悲劇的である。

復讐のために刑事や検事などの所在を見極め、殺して回るなどということが可能なのかどうかで少々荒唐無稽さを感じた。もちろん、現実にあっては困るのですが。
江木の心情は察するに余りある、そして彼の家族の気持ちたるや...
復讐の対象となる彼らのサイドストーリーが少々冗長かな...

先日、ドラマ化された本作を見ました。思ったとおり、原作とはかなりの部分で乖離していましたね。確かに2時間そこそこでこの作品の全てを伝えるのは不可能だし、TV的に設定を変えざるをえない部分もあるでしょうが、原作と比較するとどうしても薄っぺらくなっていました。
配役はなかなかの粒ぞろいでしたがね。

本好き!
ZQI5NTBU
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

灰色の虹の感想

冤罪をテーマにした物語だ。気弱で内気なタイプの男が殺人者として逮捕され、過酷な取調べに負けて自白してしまい裁判で無実を訴えても状況を覆すことが出来ず刑が確定する。昨日まで平凡な一市民だった人間が刑事事件の犯人として逮捕、起訴されるとどうなるか。世間はその家族までも容赦しない。例え冤罪と訴えても誰も聞く耳を持たない。大勢の人の人生が滅茶苦茶になる。このあたりの残酷さを作者は徹底的に描く。壊れた人生、壊れた家族。やがて主人公は決意を胸にただ一人の味方である母の元から姿を消す。そして刑事、弁護士、裁判官と事故や事件に合って死んでいく。一本の線で繫がることに気付いた一人の刑事。その彼も恋人をわずかな金を取る目的のために襲った男達に殺された過去を持っていた。復讐は是か非か。ラストの意外性はミステリーとしては弱い。つまりミステリー要素のある犯罪小説と云うところだろう。
むかし、上前 純一郎氏の書いた「支店長はなぜ死んだか」を読み冤罪の怖さを実感したことがあるが、この作品もその辺のところはうまく描かれており読み応えがあった。心情を表わす文章の使い方がうまい作家といえる。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.44:
(5pt)

一気読みでしたね、かなり飛ばしましたが。

面白かったですね。

途中、冗長な感じあり、飛ばしました。

買ってまで読むかと言われると微妙ですが、面白くはありました。
灰色の虹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.43:
(5pt)

長くて重いけれど身は濃い

長くて重い大変な小説です。
特に出だしの章に出てくるオマワリ刑事とそれを許している周りがあまりにも酷く、読むのが苦痛になってしまうほど。
で、読み終えて感じるのは、冤罪が当時者にとって酷い話なのは当たり前なわけであり、
<疑わしきは罰せず> ~ つまり、真犯人を有罪にできないことはあっても、無罪の者を有罪にすることは絶対にあってはならないという司法の大原則が、当然司法修習でも徹底されているであろうに、今の日本ではそれが一体どうなっているのか、という視点も話に含めて欲しかったと思う。まあ、そういう点ではオマワリ刑事とその周りなぞはチンピラに毛が生えた程度で致し方なしということか。
あと、『誰も無罪を信じてくれなかった』のではなく、『誰もが自分たちの利益のためだけに有罪にしようとした』が正しいでしょう。つまり、<疑わしきは罰せず>どころの話ではないということ。そこに尽きるわけです。
灰色の虹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.42:
(5pt)

無実、人の一生が全部終わる。

復讐するのは当たり前と思ったあんな伊佐山、あまりにも酷い。検事も弁護士もみんな、なぜ?なぜわかってくれないの!悔しくて。
灰色の虹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.41:
(2pt)

この内容なら半分くらいの長さにしてほしかった(ネタバレなし)

冤罪からの復讐ものですが、とにかく長かったという印象しか残っていません。
元々長めの本ではありますが、そのページ数以上に、悪い意味での長さを感じさ
せられて厳しかったです。あまり波長が合わない本(作者)だったのでしょう。

内容ですが、この手の作品ではお馴染みの冤罪三銃士、刑事、検察、裁判官が大
活躍します。今回はさらに弁護士と目撃者もがっちりスクラムを組んで、チーム
一丸となって冤罪を作り上げていきます。こうなってはもう勝ち目はありません。

そしてこれら冤罪加害者について一人ずつ、「こんな人間がいるから冤罪が起き
るのです!」といった説明的なエピソードが長々と(本当に長々と)描かれるの
ですが、利己的で自己中かつ頭の悪い人達の日常に面白味などは感じられません。

結末も何を伝えたいのか私にはよくわかりませんでした。復讐方法にも無理があ
り疑問が生じるのですが、その真相も曖昧なままです。冤罪被害者の悲惨さ無念
さだけは強く伝わってきましたが、そこから先には何も無かったという感想です。
灰色の虹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136
No.40:
(1pt)

くどい

裁判官の妻の浮気やら、弁護士のキャバクラの話とかどうでもいいよ。やたらくどくて長い。うんざり。読み飛ばし。つまらん。
灰色の虹 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:灰色の虹 (新潮文庫)より
4101499136



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