被害者は誰?
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.80pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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貫井さんこんな軽い話も書けるんだねー、な短編集。著者の作品は社会派の重い感じの物が多く、読むのにパワーが必要と言うイメージだった。本作は軽く読めるユーモアミステリーであるが、何より論理的推理で唯一の犯人が特定出来る『本格』だった事が一番の驚き。著作のほんの一部しか読んで無いので勝手な印象だったが、倒叙系作家、もしくは推理よりも物語を辿って行く面白さ、みたいな方だと思ってました。未読の多くの作品を今後読んで行くのが楽しみになりましたね。おススメします。 | ||||
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美貌で毒舌の名探偵吉祥院慶彦が挑むのはある時は被害者探しの謎にあるときは目撃者探しの謎、さらに後輩の桂島刑事には自作の「犯人当て小説」ならぬ「探偵当て小説」をふっかける! あくまで本格魂は忘れず、その裏に人間の喜劇悲劇を織り交ぜるストーリーテラーぶりに舌を巻くこと請け合いです!というか吉祥院が麻耶さんの小説に登場する銘探偵メルカトルに桂島が同じくその助手の美袋に見えてしょうがなかった(笑)3作目の自作のミステリ小説を助手にふっかけるというのは特に(笑) | ||||
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犯人当てでないミステリー小説といえば東野圭吾の『悪意』や横山秀夫の『半落ち』などを思い出します。そういった意味で本作も少し変わっていて、被害者や目撃者、果ては探偵当てとなっています。文章も固くなく、コメディ仕立てになっておりサクッと読めますが、トリックはしっかり練られている良作だと思います。 | ||||
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慟哭から始まり、頭の中で作者の作風のイメージができてしまっていたのですが、 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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根本的には私のミスです。この作品を長編小説と勘違いしました。私自身、筆者の作品はほとんど読んでいます。なので、筆者は長編小説を書く、しかも作品によっては上中下巻を描き切り、圧倒的な読ませる力のある作家だ思っています。ただ、短編小説でも読ませる力があるのかと期待しましたが、主人公2人のキャラが今までの作品の登場人物ではなく、とにかく軽い!しかも所々に何ともコメディタッチな挿絵がある。会話もコメディタッチ、しかも、内容が薄く、本当に筆者が書いた作品なのか疑わしく思わせるような、薄っぺらな短編小説。もうちょっと捻りが欲しかった。ただ息抜きにはいいかなと思います。ただ筆者のファンだと肩透かしくらった気持ちになります! | ||||
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期待を裏切られた、書店ででぱらぱら読みし、レビューも見たとき。 いやな予感がした、著者の作品に、惚れきっていたから、読み始めた、やはり、つまらなかった、何故こんな。 つまらない作品を書いたのか?疑問だけが、残った。 途中2編で放棄。 | ||||
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この作者が得意とする叙述トリックが凝縮された短編集。 安楽椅子探偵吉祥院慶彦の快刀推理が楽しめます。 各短編にロジックとユーモアが詰まった作品です。 | ||||
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5篇の短い話ですが、内容は非常にバラエティーに富んでいてとてもおもしろかったです。 犯人を探すのではなく、被害者を探す表題作は今までにない探偵物でとても新鮮でした。 主人公の一人であるミステリ作家の吉祥院慶彦の人物像はあまり好みではないですが、 それすら逆手に取った話があり、貫井さんの罠にしっかりはまってしまいました。 サクッと読めてしまう割に、ミステリの手法としてはとても複雑でそれを5篇も書き上げるなんて すごいなぁと素直に感心してしまいました。通勤通学のお供に是非。 | ||||
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貫井氏の著作は本作が読むのが初めて。 軽いタッチの短編集で、いわゆるユーモアミステリーってやつですが、トリックは叙述トリックが駆使されており、サクサクと読めるが読後感はけっこう本格を読ませてもらったなという感じ。 探偵役と刑事のやり取りも楽しく、気楽に読める充実した短編集である。 | ||||
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