修羅の終わり
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回収のないような妙な終わり方で、良く消化出来ない不満が残る。ユーモア感覚がまるでなく、殺伐とした救いのない話ばかり。特に記憶を取り戻した青年の、最終場面の描写が乏しいのは納得がいかず、最後の「久我」の名前を出すところは、取って付けた印象で、「どうも」というのが直後の感想。ただ時代に取り残された、公安警備警察やイデオロギー信奉者の「なれの果ての話」と読めば、その惨状はむしろ「さもあらん」の肯定的な感想も出てきて、ある種のカタルシスがあることは事実。「壮大な失敗作か、見事な実験作か」、意見が分かれそう。個人的には、終末部分の「自暴自棄的な暴力衝動」の三つの描写は、一定の評価を与えても良いのでは、とも思っている。★4は、完成品とは見なせないから。 | ||||
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ひどく長い小説である。読んでいて 疲労感がある。 どうも コップの嵐のような 物語だ。 なぜ 夜叉の爪 は 交番を爆破するのか? が ほとんど説明がない。 日本青年同盟の裏組織というが その説明も不十分だ。 簡単に拘束されてしまうが そこに 物語の主題はない。 公安としての理想と現実のギャップにたじろぐ 久我。 公安の現実をさししめす 藤倉。 反社会的なことに喜びを感じる 鷲尾。 友人と思い込んでいる上昇志向の 和久井。 それぞれの 警察 のイメージが 飛躍していく。 美人で どぶとい声の 留美子。 無償の愛を注ぐ 千恵子。 和らいだ雰囲気を持つ 玲子。 前世を信じる 小織。 したたかな 芳恵。 でも 白木 なるひとの目的が よくわからない。 山瀬が 俊吾に近寄る理由も よくわからない。 白木 山瀬が 正体不明であるから この物語は成り立っている。 公安も 公安といえるか よくわからないが 久我の天誅 という言葉が なんとなく うすら寒い。 どのような精神構造をしているのか よく見えない。 『小さな正義』というべきなのか? なぜ?どうして?というところで 人間的呵責がある。 それに ひっかかって、転んでしまう。 藤倉という上司が 飛んでいますねぇ。 公安は何してもいい という感じだ。 刑事を訴えるとは 難しいことだ。 鷲尾という刑事の心の中に飼っている 蟲 のざわめきが 実に描写的で その上 あちらの方に行っている。 こういう人が 警察に志望するのは ありうることだ。 権力の強みみたいだ。 和久井は上昇志向がありながら 鷲尾の関係だけでしか 描かれないので 和久井の姿が ひとつからしか見えない。 有能なのか? ゴマすりなのか?人の心も読めない。 拓哉君は記憶喪失で 記憶を取り戻そうとするが。 ふーむ。 天涯孤独だと 大変ですね。 この物語は 斉藤 と 斎藤 のトリックが見事ということに尽きる。 | ||||
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主人公3人のうち2人がレイプをする超レイプ小説。叙述トリックなんていうと聞こえはいいけどね、俺は読者にわかる形で本文中で伏線やトリックを回収しない物語は評価しない。書かれてないことを深読みさせようとするのは外道。よってこの話は駄作。どうせなら3つの物語を一切交錯させない方が奇想天外だったわ。 | ||||
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