天使の屍
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春日武彦は、本書を「自殺ミステリ分野の金字塔」と評する。『 自殺帳 』72頁。 | ||||
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連続飛び降り自殺の真相がわかった時、男の子がこの程度のことで「もう生きていけない」なんて思い詰めるわけないじゃん、と正直呆気に取られた。貫井氏は作中の登場人物に「同じ目に遭っても女の方が被害は小さい」みたいなこと言わせてますが、この手のビデオ流出で一生のダメージを負うのは女の方(というかむしろ女だけ)だと思うのだけど。それにネットが普及してない時代の話だからデジタルタトゥーされなくて済むし中2なんか大人になったら見た目まったく変わるから先の人生に支障はないし(名前バラされてるわけでもなさそうだし)、いくら何でも動機が弱過ぎる。絶対に死ぬほどのことじゃない。そして事件の主犯格の犯行動機もしょぼ過ぎる。しょぼいと言えば間を置かず2回連続リンチに遭う主人公の学習能力の無さもしょぼいし、中学生にちょっとナイフちらつかされたぐらいでびびって道路に飛び出して車に刎ね飛ばされるまで逃げ惑う二十歳男もものの見事にしょぼい(ついでに言うと作中の比喩表現が悉くしょぼい。ボコられた様子を「ボロ雑巾」とか。著者の若い頃の作品だということを考えても酷い)。 中学生を「大人には理解出来ない得体の知れない生き物」みたいに書いておいてラストはイイハナシダナーで締めているのもあまりに薄っぺらで読了後思わず失笑してしまった(まあ本作のタイトルからして子供=純真無垢だと作者が表現しようとしていることが伝わってきてしまうのだけど)。 特に私は中学生と関わる仕事をしているけど中学生こんなんじゃないし。小説ならではの誇張としてもリアリティがない。 本作が「重い」というレビューが多いようですが、本作を重く感じるなら天童荒太氏の「永遠の仔」や重松清氏の「疾走」なんかを読んだ日にはどうなるのだろうと考えてしまう。 貫井氏は本当に当たり外れが大きい作家さんだけど、昔の作品とはいえ本作は自分には外れだった。 | ||||
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嫁に頼まれて購入。 満足してました。 | ||||
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同姓同名の別人の作品かと思ったし、今でも疑うくらいです。 は?は?な展開が続くのは最後のどんでん返しへの伏線かな?と思いながら読み進めていったらそのまま終わってしまった… | ||||
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「子供には子供の論理がある」と担任の先生の深い思い。 中学生の複雑な心の葛藤が、細やかに描かれていました。 自殺した男子生徒の父親目線で、自殺の謎を解いていく、スリルのある物語でした。 読後感は、やっぱり重いです。 | ||||
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