友罪



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初公開日(参考)2013年05月
分類

長編小説

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友罪

2013年05月02日 友罪

―過去に重大犯罪を犯した人間が、会社の同僚だとわかったら?― ミステリ界の若手旗手である薬丸岳が、児童連続殺傷事件に着想を得て、凶悪少年犯罪の「その後」を描いた傑作長編! ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで働くことになった益田純一。同僚の鈴木秀人は無口で陰気、どことなく影があって職場で好かれていない。しかし、益田は鈴木と同期入社のよしみもあって、少しずつ打ち解け合っていく。事務員の藤沢美代子は、職場で起きたある事件についてかばってもらったことをきっかけに、鈴木に好意を抱いている。益田はある日、元恋人のアナウンサー・清美から「13年前におきた黒蛇神事件について、話を聞かせてほしい」と連絡を受ける。13年前の残虐な少年犯罪について調べを進めるうち、その事件の犯人である「青柳」が、実は同僚の鈴木なのではないか?と疑念を抱きはじめる・・・・・・ (「BOOK」データベースより)




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友罪の総合評価:7.96/10点レビュー 116件。Aランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

友罪の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:
(8pt)

友罪の感想

友人が犯罪者だったら。
この視点で話は進みますが、ところどころに気になる点が。
それは、自分の友人に対する罪。
「友人の自殺を止めれなかった」
これだけで、毎晩うなされるほど苦しめられるだろうか?
「友罪」という題名は、友人が犯した罪だけでなく、
友人へ犯した罪という意味でもあったのですね。

Hidezo
GX0TU62Y
No.2:
(8pt)

友罪の感想

ミステリーではないが、内容は非常に重たく興味深いものであった。
友人が過去に重大事件を犯したの犯人であったとしたら、果たして自分はどう接するであろうか?ということを深く考えさせられた。

conejo
ZYHEZN1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

友罪の感想

ミステリーというカテゴリではありません。

酒鬼薔薇事件を題材にした物語ですが、薬丸さんの小説は少年犯罪ものが多いので、あの事件は薬丸さんの中でも大きな事件であり題材になるものだったのだと思います。

ミステリーではないので、このサイトに掲載される小説ではないですが、感想としては、やはり薬丸岳さんの作品は読みやすいので購入後すぐに読み終えました。
彼の作品である天使のナイフやその他と比べると内容としては重みのようなものは少ないですが、興味深い内容でした。

よしこ
JD1J9I50
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No.112:
(3pt)

益田の自己満足

タイトルの「友」という文字が、ものすごく違和感がある。
益田はスズキに対して犯罪者と知る前から友情を感じるような表現はなかった。
犯罪者と知ってからはずいぶん悶々としたようだが、彼を擁護することがただしいのかどうかとか。
そもそも、それ以前も彼を擁護なんていしていなかったよね。
そして最後にスズキへの手紙。
これまたずいぶんきれいごと。
その手紙に先駆けて、過去の自分の罪悪感を濯ぐためにサチコさんに告白するとか、自分勝手にもほどがある。
この結果を受けてサチコさんがどんな思いをするのか、自殺してしまわないか考えなかったのだろうか。
スズキの事件の被害者を訪問するなど、迷惑千万。どうにも益田は自分に酔っているだけにしか見えない。
元犯罪者が身近に現れたら。
それがテーマの一つなのでしょうが、益田にあまりにも共感できませんでした。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.111:
(5pt)

めちゃくちゃいいです。

罪を犯した人間は、更生できるのか?をテーマにした、深い作品です。そもそも、罪を犯さない人間なんていないと思う。自分のことは、棚にあげて、人の罪をやたらと責める人がなんて多いんだろう。償いとは何か、生きるとはどういうことかを考えさせられます。生きづらいと思っているすべての方に、おすすめします。生きる勇気がもらえます。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.110:
(5pt)

不完全な結末がリアルに感じました。

身近ではなくとも、日本では現実にあった犯罪。加害者の人間の中に何があるのか、それとも彼もまた普通の人だけど一線を超えてしまったのだとしたら、それはなんなのか。
そうとは知らず出会ってしまった人達、過去を知ることで彼もその闇を覗きたくなる。
闇があるとしたらなんなのか、不完全な結末が返ってリアルで余韻が残りました。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.109:
(5pt)

犯罪者との過去と向き合う"犯罪者小説"とでも言うべき作品

もう悩ましさの詰め合わせみたいな本だよ〜。
こんなん答えなんか出せないよ…!先入観とか色眼鏡で人を判断してはいけないんだろうけど、僕も自信が無いなぁ。
でもそう言えるのは第三者だからであって、被害者の気持ちとかを考えると…うーん…。本人がいくら反省しても被害者は帰ってこないし、だからこそ一生罪を償う気持ちで生きていてほしいけど。

以前、少年Aの絶歌を読んだけど、あれは加害者のエゴなのかな。腸が煮えくりかえるほど気持ち悪くなったことだけは覚えてる。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.108:
(3pt)

罪を犯したら、それを背負って生きていくしかなくね?

薬丸岳さんの本です。
酒鬼薔薇事件が元ネタで、いわゆる少年Aが、医療少年院を出て、社会復帰……といきたいところだけど、なかなか過去と決別できないよね。
ついでに、過去にAV出ていた女が、ひっそりと暮らしていたけど、過去を知る男たちからいろいろ言われたりして、気になる…というような、そんな話でした。
この話では、鈴木が少年A役になって、その鈴木と一緒に就職した益田が、だんだんと鈴木と打ち解けていくものの、鈴木の闇に気付きはじめて…という展開。
この益田が、ジャーナリスト志望だったりして、鈴木の過去を詮索しはじめるんですね。
でも、二人の間には「友情」が…という感じではありますが、
正直、読んでて、鈴木に感情移入できないというか、まあ、あまり同情の余地はないんですよね。
同じように過去を持っているAV女優の藤沢さんが、鈴木と付き合ったりするんだけど、なんだかなぁ。
もちろん、過去を償った、というところはあるんだけど、だけど、過去のことを、やいのやいの言われるのは、もう背負った十字架としか言いようがないように思えました。
友罪 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:友罪 (集英社文庫)より
4087453790



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