ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係
- 拳銃 (222)
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前作と変わらず、警察関係の情報は豊富です。 しかし、著者の知識や考えが物語に落とし込まれていないので、 度々、本筋からそれた話が長々と続きます。 一方で事件の結末はあっさりしており、やや拍子抜けします。 体感ではストーリーが1割、警察組織の解説が7割、著者の意見が2割です。 著者は元警察官なので、その知識を活かして執筆するのは当然であり、 そうした専門的知識の披露はこの作品・シリーズの長所でもあります。 しかし、今作では(恐らく)専門外の事柄についても解説されており、 正直言って蛇足だと感じました。 冷静キャラだったはずの榎本が「アホ」などと言い出したのも残念で、 もう少しキャラクターを作り込んでほしいと思いました。 | ||||
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警視庁警務部人事一課監察係長 榎本博史の 雰囲気が 実にいい。 出過ぎず、出しゃばらず、相手を見て対応する。 その許嫁の 菜々子も、榎本に対して、 はっきりと ストレートに言うのが おもしろい。 3つの章から成り立っている。 警官による拳銃自殺。 蒲田署で、警察官が拳銃によって自殺した。 その自殺した梨田は、優秀で、積極的であった。 強姦犯を、徹底して追いかけていた。 その原因は、父親が 検事で、強姦犯に対して甘い裁定をした。 そこからくる 言いようもない絶望。法ではさばききれないこと。 そのことを知って、突き進んでいく。 痴漢警部補の沈黙。 この章が 優れていた。 ヤクザの親分と警部補の間に結ばれる信頼感。 ヤクザの親分は死に、そして 親分のヨメは その警部補に 好意を寄せる。 親分の娘は、そのことにいらだち、警部補を 痴漢の冤罪に落とし込めるが、 警部補は、否認せず、黙秘する。 娘のまわりに、言い寄っていた人たちがあばかれる。 マタハラの黒幕。 オトコの職場である警察に、女が入り込むことで 違和感が生まれ、その中で、妊娠ー育児による休暇に どう対応するかだが、それが 続けて 3人目となった。 つまり、3年近く休むことになる。 女警官の旦那も警官で、評価はDクラス。 3度目に妊娠した女警官は マタハラにあったと言って 警察を告発することになる。 悩ましい問題を よくとりあげたけど、 黒幕が 安易すぎるような気もする。 もっと、常識的な対応がいるのでは。 監察が どんな視点で 警察官を見ているのか。 どのような評価をするのか? 警官の持つ人間関係を徹底して、分析するのが、 恐ろしい組織でもある。プライバシーがないのだ。 パワハラ、マタハラ、アカハラなど、 じつに 偏見の中で 警察官は 生活している。 それを 榎本博史が 鋭角的に斬り込んでいく。 | ||||
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警察の組織も分かって興味がありました。 描写が面白く楽しめました。良かったです。 | ||||
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最高に面白い。どんどん続編を期待しています。継続購入本です。 | ||||
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前回に続き、短編集。著者の作風では長編の方が好きです。どうも、いろいろ書き溜めたメモを組み合わせて作品に散りばめて書かれているようですので、短編では飾りを排してストーリーで勝負して欲しいなぁ、と贅沢を言ってしまいます。しかし、出版ペース、早いですね。 | ||||
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