ヒトイチ 警視庁人事一課監察係



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    初公開日(参考)2015年05月
    分類

    長編小説

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    ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)

    2015年05月15日 ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)

    警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされる―。緊迫の身内捜査シリーズ第1弾!(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.14:
    (3pt)

    小説というよりは辞典

    警察にかんする専門的な事柄について、詳細に書かれています。
    それがこの作品、このシリーズの長所ではあるのですが、
    いかんせん、地の文もセリフも説明調です。
    各キャラクターも、容姿・性格ともに個性がなく、
    著者の知識や考えを喋るだけの装置と化しており残念。
    あるのは階級と役職、経歴ばかりです。
    リアリティがあると言ってしまえばそれまでですが、
    物語への没入感はあまり感じられない作品です。
    こうした傾向が、エピソードを重ねるごとに強まっていきます。
    校正が入っていないのでは?と思える文章もあり、やや読みにくいです。
    とはいえ、専門的な事柄について学べるという点では、良い作品・シリーズです。
    ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
    4062931206
    No.13:
    (3pt)

    素材としては面白いのに文章が...

    著者は実際に警視庁に勤務していたようで、実体験に基づく庁内描写や人間関係、職務状況などの舞台設定はかなり詳しくリアリティがあります。日本警察の腐敗は公然の事実なので考え付きませんでしたが、警視庁にも監察を担当する人事第1課があるとはじめて知りました(有効に活動しているかは別問題です)。でも小説ですから、作品とするにはそれなりの文章力が求められます。残念ながらキャラクター設定には説得力が弱く、人物描写も平板で共感できませんし、ストーリー構成もいまいちです。ハリウッド映画のインターナル・アフェア関連のようなドラマ性を期待していたら裏切られます。
    ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
    4062931206
    No.12:
    (4pt)

    警官の模範であり、警官が純粋培養されている。悩みがないのだ。

    監察係 警察官の不正をただすところ。
    自浄作用が活かされるといいのだが、
    やはり、圧力に屈するところがありそうだ。
    監察係の持つ、人的な資質に関与するんだね。
    警察の機構を鮮やかに切り抜いただけでも、意味がある。

    新宿署犯罪対策課課長代理 三田村陽一にまつわる話。
    腕利きで、ヤクザにアニキと慕われている。
    三田村には 新宿のルールがあった。
    花牧組に、顔を出し、新宿の縄張りを守っている。
    天真星という宗教団体をヤクザと一緒に脅していた。
    三田村の義父の土地を 天真星の下部組織の農業団体に売ったが
    転売されて、墓地になっていたことに言いがかりをつける。
    それで、定期的に 天真星より、お金が振り込まれることに。
    監察はそれを見逃さなかった。

    人事一課監察係係長 榎本博史は、天に二物を与えられた
    組対総務係長で、美人の高木和美の挙動に不信を持つ。
    この間 花牧組の関わる事件に 踏み込めば、
    もぬけの殻と言うことが、5件続いた。
    情報漏れはどこにあるのか?
    携帯電話などの情報をつかむことで
    高木和美のあられもない姿が 写っていたのだ。
    それで、脅かされて 情報を提供していた。

    監察は 銀行の金のやりとり、携帯電話の通信履歴
    はては 個人のパソコンまで 
    侵入して 情報を集めることができる。

    警察の内部情報にサイバーテロは 及んでいない。
    ホームページにはハッカーされたことがある。
    情報管理課があり、内部情報にアクセスすれば、
    ログが残る。しかし、情報管理課の人がアクセスする限りは、
    ログが残らない。ことを知って、情報を先取りする
    警察の上層部がいたことが、あぶり出される。
    これは、健全な仕組みでもあるが、
    監察係の資質によるだろうね。
    警察を守る警察 ということだが、
    妻になる菜々子が、仲人が課長と聞くと釣り合わないといい
    榎本が13年に8回も転勤したというと
    「何か悪いことしたの?」と聞くのが素晴らしい。

    それにしても、この榎本、追求する手腕が素晴らしいが、
    なぜか、ニンゲン的な悩みがあんまりないのがおもしろい。
    警官の鏡であり、純粋培養されているね。
    ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
    4062931206
    No.11:
    (4pt)

    小説仕立ての擬似“監察”ドキュメンタリー

    一言で言うと「監察官の捜査手法を描く擬似ドキュメンタリー」のような小説。
    著者の経歴から、警察の組織や捜査手法について、他の警察小説では見られない緻密な描写が多い。
    特に本作では、一般にはわからない「警察の中の警察」監察の姿が詳しく描かれていて興味を引く。

    難点は、小説としてやや生硬なこと。
    フィクションとはいえ、現実にもありえそうな事案が描かれていて、リアリティは抜群。
    半面、サスペンスや意外な展開がなく、物語としての面白さが薄い。

    文章も無駄はないが、小説としては硬くて淡々としすぎ。
    例えば、一度に大勢の警察官が名前と役職、階級だけで紹介され、誰が誰かわかりにくい。
    それまで登場してない人物が名前だけで何の説明もなく出てきて戸惑うところや、
    登場人物を苗字で呼び、美しい横顔と書かれているが、性別が明記されないため、
    美女か美男子かわからない部分もあった。

    主人公の監察係長はじめ、出てくる警察官は、監察対象を除いて誰もが真面目で優秀。
    的確な内部捜査で真相を追究する展開は小気味いいが、捜査官や不正を犯した警察官の人物描写や
    心理描写、対立や葛藤などもあまり描かれず、人間ドラマ的な要素も薄い。
    主人公の趣味である料理や、婚約者との日常シーンもとってつけたような感じがする。

    個人的には、実像がわからない監察の捜査手法や警察組織のリアルな動きが興味深く、楽しめた。
    ただ、ストーリーの面白さやキャラクターの魅力を求める人には期待はずれの作品でしょう。
    ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
    4062931206
    No.10:
    (5pt)

    良かったです。

    警察の組織も分かって興味がありました。
    描写が面白く楽しめました。良かったです。
    ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)より
    4062931206



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