(短編集)

望郷



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
望郷
望郷 (文春文庫)
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 4件

6.46pt (10max) / 41件

Amazon平均点

3.91pt ( 5max) / 92件

楽天平均点

3.61pt ( 5max) / 197件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
9pt
サイト内ランク []B総合:548位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2013年01月
分類

短編集

閲覧回数10,473回
お気に入りにされた回数9
読書済みに登録された回数69

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

望郷

2013年01月30日 望郷

日本推理作家協会賞受賞!心に刺さる連作短篇集 島に生まれ育った人々の、島を愛し島を憎む複雑な心模様が生み出すさまざまな事件。推協賞短編部門受賞作「海の星」ほか傑作全六編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

望郷の総合評価:7.79/10点レビュー 96件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

望郷、感想&備忘録


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

ナタ
9AJ0TZ5W
No.3:
(7pt)

望郷の感想

瀬戸内海に浮かぶ島の人々が、人とのつながりに悩みを抱えた物語の短編集です。それぞれの話は、大人になった主人公が、過去と現在を並行させて語りながら進行していきます。最初に気になる一言を残して、過去を振り返りながら徐々にその謎が解けていきます。著者のスタイルとしては珍しいのではないかと思います。
短編なので伏線を張るのも難しいとは思いますが、ところどころで驚かされてしまいました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:
(7pt)

望郷の感想

簡単に言うと、閉鎖的な島のもめごとを題材にした短編集。
島でしか生きられない人たちの諦めや妬み、卑屈といったNegativeな感情が盛りだくさんです。
でも引くほどのいやーな気持ちにはなりませんので安心を。
短編どうしに関連が隠れていると、僕の好みだな。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1:
(8pt)

望郷の感想

良かったです。読みやすいです。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

ぺこりん12
M5MH63SF
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.92:
(5pt)

ギフト用に

息子のために購入
私も読みましたが面白いです
望郷Amazon書評・レビュー:望郷より
4163819002
No.91:
(5pt)

因島は両親の出身地

湊かなえさんの出身地でもあり、この作品のモデルともされている広島県の因島は僕の両親の出身地でもある(大浜と重井)。父はすでに他界し、母は認知症でもう因島の話を聞くこともできない。そこにこの作品にふれることができて、両親の生きた島はこんな感じだったのだな、と湊さんの筆を通して体験することができた。湊さん、ありがとうございました。(もちろん僕の個人的な立場を抜きにしても素晴らしい作品です)
望郷Amazon書評・レビュー:望郷より
4163819002
No.90:
(4pt)

わだかまり

人と人との日常の付き合いの中では時に相手の言動や心根にフト疑念を持ってしまうことがある。その相手は親であったり、姉であったり、同級生であったり、その他諸々。この疑念、或はわだかまりと言うこともできようか。この類の些細なわだかまりは大抵の場合時とともに忘れてしまうけれども、時を経たある時にその疑念、わだかまりの原因がなんであったか、思いがけず知ることもある。この本には六編の短編が収められているがそこに展開する物語はいずれもこの種の小さな疑念とそのから生まれたストーリーと言えよう。

物語の舞台は瀬戸内海に浮かぶ島のひとつ、それぞれの物語の話し手は島の住人かあるいはその島の出身者という設定になっている。物語の場面は必ずしもこの島でなくてもよい訳だがあえて瀬戸内海の穏やかな風景を背景としたのは作者の”望郷”の念のなせるところか。読者がそれぞれ半ば無意識のうちに抱えているであろう人間関係の軋轢を静かに思い出させてくれる小品集である
望郷Amazon書評・レビュー:望郷より
4163819002
No.89:
(5pt)

望郷 (文春文庫)

古本でしたが良い本でした。
望郷Amazon書評・レビュー:望郷より
4163819002
No.88:
(3pt)

プロットの底流が同じ

島に架けられた本土とつなぐ大きな橋。その橋が見えるところで暮らす島民の、
愛する故郷でおきた出来事。六つの物語が、島の生活、大事件、過去の出来事の
真相、それらを描写する。
 父の失踪とそれにまつわる一家の哀しい生活。まだ子どもだった主人公と残さ
れた母との二人暮らし。そこに闖入する正体不明の男性。無遠慮な男性の疎まし
さが、決して何かを求めるためにしたことではなく、「真実」を伝えるものであ
ったこと。淡々とした会話の中で、少しずつそのベールが剥がされていく。
 みかん畑での作業を嫌がる姉。この島に閉じ込められているという閉塞感が物
語を重苦しくする。突然島を出て、20年も音信不通だった姉から、その失踪の
理由が明かされる。驚くべき理由があった。島の市制が終わる日に20年前の出
来事がよみがえる。
 とにかく田舎を出たい。この気持ちが心を荒ませる。進学のことで対立する母
娘。あまりに酷い状況でこのまま島を出なくてはならなかったこと。
「ドリームランド(ディズニーのこと)」で過去を思いだし、そこに非日常の陥
穽がある。語りは面白いが、時系列に無理があり中途半端な短編。
 いじめっ子が友人面をして、有名になった主人公に連絡し、歌を願う。ひたす
ら下卑た卑しい尊大な友人。いやいやながらの出席で、主人公の過去を面前で暴
く。その後の物語が話を締めくくる。
 島をめぐる六つの物語。
湊かなえという作家は、文章は平明であり決して美しい文章を書く人ではない。
最初のページに、「高層ビルの隙間から怯えるように灰色の空を見上げる。翼を
もがれた我が魂を、母の子守歌のごとくなぐさめる」という文章があった。随分
と推敲したのだろうが、あまりに「技巧がない」としか感じられなかった。だが、
小説全体ではその他の文章は簡単だが不思議に心に残る。凝った文章ではなく、
文章に閉じ込められた小説の筋としての面白さが、魅力的ではある。湊かなえが
嫌いな人には、「稚拙」と言う表現があてはまるだろうが、私は結構好きな作家。

 ただ、著者の言葉に関する感覚、特に会話は(計算しているのだろうか)あま
りにも人を傷つける言葉を使い過ぎている。これは読むと暗澹とする以上に不快
感が残った。これは大きなマイナス。
 また、「いじめ」に関することが実に多い。これが物語にリアリティをもたら
し、筋を面白くさせているが、「いじめ」を多用することは褒められたことでは
ない。
 以上を考えて、好きな作家ですが、 ☆☆☆ のみ
望郷Amazon書評・レビュー:望郷より
4163819002



その他、Amazon書評・レビューが 92件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク