(短編集)
サファイア
- ドラマ化 (237)
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サファイアの総合評価:
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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イヤミス少なめの短編集です。 | ||||
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宝石をモチーフにした小説群は、他の方もレビューされている通り、楽しめました。 結末が見えているという点では意外性等はありませんが、この著者にたいしては皆さん別にそれは求めていないでしょう。 ただし、自分はAudibleで読んだ?のですが、ごめんだけど、永作博美の声はきつかったです。 張り切りすぎて、役を作られても、困る、というのがAudible。 朗読劇じゃなくて、Audibleが「耳からの読書体験」を提供している、ということを本質的に理解していないから思いっきり声を作る。 結果的に、非常に「聞き心地が悪い」ものが出来上がる。 「ルビー」なんて、「おーい、おーい」というセリフで耳をふさいだよ。うるさすぎて。 俳優を採用するとこういうことになるんだから、考え直した方がいいと思うよ。 | ||||
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最初の、イチゴ味の歯磨き粉(タイトル:真珠)についてのお話は、退屈でした。 それだけなら良いけど、この方は、「いやミス」がお得意らしいのですが、自分の中では、そこに需要がないため、中々読み進められず。 「ダイヤモンド」「ムーンストーン」に関しては、「愚かな男」が、騙されたり、DVして殺されたりと、「この人、そんなに男の悪い面しか見ていないのかなぁ?」と思わせる一面もありました。 | ||||
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ミステリー好きな私には少々ひねられていても、短編なだけにイヤミスを入れるのは難しいのかなあ…と、読んでいました。 いやはや、女王健在ですね。どれとは言いませんが… | ||||
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久しぶりに湊さんの作品を読みました(7カ月ぶり)。 これがまた、するすると読める、非常に読み口の良い短編集。楽しいのでサクっと一日で読了でありました。 この人もやっぱり、すごいストーリーテラーですよ。 ・・・ イヤミスだ何だ言いますが、兎に角面白い。話の構成やツイスト、はたまた連作となっていたり、話の筋も豊富で、そのどれもがすごい。 その中でデフォルト設定となっているのが、「女性」でしょうか。湊さんの作品では母と子の関係を軸に話が展開することが多いのですが、本作は宝石の名前に模して、その名にふさわしい女性とストーリーが展開されるものです。 以下、タイトルと共に概要もお知らせします。 真珠・・・自称「昔は結構モテた」というおばさんの独白。それを聞く男性。次第に全貌が浮かび上がるおばさんの狂気。果たしてこのおばさんと聞き手の男性との関係とは。 ルビー・・・特殊な老人ホームに滞在する「おいちゃん」とその裏の畑で作物を育てる家族とのほっこりする物語。老人ホームの性格や「おいちゃん」の正体やいかに。都心から実家に戻った長女が気づくその実態とは。歴史テイストあふれる物語。 ダイヤモンド・・・とある初老の男性がプロポーズに送るダイヤモンド。当の男性、道端でうずくまる雀を助けたことから、「雀の恩返し」を受けることに。「恩返し」が暴く「ダイヤモンド」の醜さとは。幻想系。 猫目石・・・3人家族の家庭に迷い込む隣家の猫。これをきっかけに隣家の奥さんはこの家族への干渉を始める。3人家族は崩壊するのか? ツイストが効いたホラー系。 ムーンストーン・・・議員の夫を殺め留置される女性。彼女の回想をベース物語は展開。そして別の筋ではとあるいじめられっ子の話。二つの筋が交わる結末には一抹の希望が。 サファイア・・・引っ込み思案の女性が出会った初めての彼氏。ものを欲しがらないように自制していた彼女が初めて出会った彼氏に言った欲しいもの。そのために彼氏はこの世を去ることになる。悲恋系。 ガーネット・・・サファイアからの連作。彼氏亡き後、その真相を小説として発表した元彼女。その過程で見えてきた彼のアクションや心根、そして彼女の怨恨や悲しみのほぐれが描かれる。 ・・・ ということで、実にキレイに読める作品でした。 上からものを言うようであれですが、完成度の高い、美しい読み口のよい作品群であったと思います。言い方を変えれば「クセが足りない」と言えなくもありませんが。 でも、万人が楽しめる、そして多種多様な作品を収録している楽しい作品であったと思います。 | ||||
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本の帯に宝石ルースが当たると書かれていたので、シルバーリングを作ろうと思い購入。 応募しようとしたら、応募期限は過ぎていた。 湊さんの小説は読後感が最悪なのに、今回は読む前からブルーな気持ちなった。 期待しないで読んだらなんとこの作品はほとんどがハッピーエンド。 昔読んだオー・ヘンリーの短編を彷彿させる。 ムーンストーンは思わず泣いてしまった。 落日と違い読後感が、幸せな気持ちになった。 ガーネットは特に良かったです | ||||
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