豆の上で眠る



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初公開日(参考)2014年03月
分類

長編小説

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豆の上で眠る

2017年06月28日 豆の上で眠る

小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。―お姉ちゃん、あなたは本物なの?辿り着いた真実に足元から頽れる衝撃の姉妹ミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

豆の上で眠るの総合評価:5.92/10点レビュー 168件。Dランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(6pt)

豆の上で眠るの感想

読後感の悪い作品が多い作者ですがこの作品もです。
家族、とりわけ姉妹の話ですがそこに愛がありません。
親からの愛を感じない妹の視点のミステリ仕立てですが、その妹に同情できない描き方になってるところが作者らしいですね。
ラストの彼女のセリフが重いです。

梁山泊
MTNH2G0O
No.6:
(6pt)

豆の上で眠るの感想

途中までひきつけられるような展開で読み進めた
最後の結末がもっと上手くおさまれば良かったのだが

mick
M6JVTZ3L
No.5:
(6pt)

豆の上で眠るの感想

驚きはないですが、それなりに楽しめました。
彼女の作品には、「母性とは何か?」「故郷とは何か?」といった、読者へ皮肉な投げかけをするシリーズがあって、
これは「姉妹とは何か?」ということをテーマに作られています。
重苦しい雰囲気で終始綴られていますので、もっとブラックな結末が欲しかったかな。

Hidezo
GX0TU62Y
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

独り相撲とはまさにこのこと

結局妹ちゃんが1人で悩んだりジタバタしてたりしていただけだったというところが滑稽でありあまりにも悲しい。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

豆の上で眠るの感想

湊かなえの作品には、1本の主柱と2つのパターンがある。

柱とは、人に対する悪意である。特に子供に対して相当の悪意がある。一般的に子供は真っ白で純粋でと考えるのが正しいとされる世の中に真っ向対立する珍しい作家である。
ただし、その部分に対してはわたしも 基本性悪説であり、それは子供においても全く同じであることから否定的ではない。

次に2つのパターンというと、
1つは全面的に悪意を放出する感情的作品であり、代表作としてはデビュー作の「告白」となろう。まぁひらすら感情的であり、ほとんどヒステリーを文書化したようなものであるが、このタイプ非常に珍しくもう笑えるレベルである。

もう1つは、なぜか作家として認められ、その余裕なのかそれともプライド、地位向上、なんなのかはわからないが、感情を抑え理性でもって作品に仕上げ様と体裁を整えた作品。

基本彼女はプロの作家ではない。しかし悪意を前面に出した時にはその感情が筆に乗り移り、生き生きとした勢いのある作品となることがある。
それが理性をもって書いた時、途端に勢いもプロットも内容も在り来りな作品となる。

そうして、当作は悲しいかな後者に含まれる。
過去から多くの作家が嫌というほどに書いてきた有名な事件(事象といった方がいいのか)の焼き直しとして、既に物語の中盤でその結論は目に見えている。そんな訳で、全く面白みのない作品ではあった。

ほんの少しだけ光明があるとすれば、最後に中途半端ながら悪意が残っていたことであろうか。湊かなえの作品には、1本の主柱と大きく2つのパターンに分かれる。

彼女の柱とは、人に対する悪意である。

特に子供に対して相当の悪意がある。一般的に子供は真っ白で純粋でと考えるのが正しいとされる世の中に真っ向対立する珍しい作家である。
ただし、その部分に対してはわたしも 基本性悪説であり、それは子供においても全く同じであることから否定的ではない、というよりはむしろこ気味良い。

次に2つのパターンはというと、
1つは全面的に悪意を放出する感情的作品であり、代表作としてはデビュー作の「告白」となろう。まぁひらすら感情的であり、ほとんどヒステリーを文書化したようなものであるが、このタイプ非常に珍しくもう笑えるレベルで、ある意味この抑制のない感情を書き連ねたものが作品としての体をなしている事は驚きである。

もう1つは、なぜか作家として認められ、その余裕なのかそれともプライド、地位向上、なんなのかはわからないが、感情を抑え理性でもって作品に仕上げ様と体裁を整えた作品群である。
ちょうど恋愛作家やミステリー作家が、晩年に歴史小説に手を出すのによく似ている。

どちらにしても彼女はプロの作家ではない。

しかし悪意を前面に出した時にはその感情が筆に乗り移り、生き生きとした勢いのある作品となることがある。
それが理性をもって書いた時、途端に勢いもプロットも内容も在り来りな駄作となってしまう。

そうして、当作は悲しいかな後者に含まれる。

物語は、過去から多くの作家が嫌というほどに書いてきた有名な事件(事象といった方がいいのか)の焼き直しとして、物語の中盤では既にその結末が目に見えている。そんな訳で、全く面白みのない作品ではあった。

ほんのわずか光明があるとすれば、パンドラの箱の希望の代わりに 湊かなえの「悪意」が残っていたことであろうか。

とも
4ND5R58B
No.2:
(4pt)

豆の上で眠るの感想

綿密なプロットや心理・思考の描写は他の湊作品と比べて遜色はないものの、登場人物の動きの不自然さが目立っていて今まで読んだ中ではあまり好みに合いませんでした。

水生
89I2I7TQ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

豆の上で眠るの感想

この物語、視点はありそうでないような。
読みやすいストーリーではあります。
でも悲しいかな、それだけなのです。

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ぺこりん12
M5MH63SF
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