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豆の上で眠る
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豆の上で眠るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 1~20 1/9ページ
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なんなのかな、この感じ。やっぱり湊さん感が顔を出しているな。 違和感を探し続けて、それでいて周りみんながそれをヨシとしている。 ミステリーではないけれど、最後までわからない、読めない展開。ほら湊さんやん… 今日はもう寝よう。 | ||||
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途中まで、母が猫を買った理由とかはちょっとゾクっときてよかったんだけどなあ… 転からがめちゃくちゃすぎる 伏線らしきものは女が姉を車に乗せていた、という目撃証言くらい?で、なんでいきなりどうしてこうなったという 悪い意味でのイヤミス | ||||
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数年前に買って読み、そのときは普通だなと思いました。家の片付けをしていて出てきたのでなんとなくもう一度読んだらとても良い読書体験となりました。一度目に読んだときは答えを知りたいとあわてて読みましたが、二度目はおおまかにオチは覚えていつつも細かいところは忘れていたので一度目より味わって読めました。同じ小説を二度読むことはほぼ無いのですがなんとなく二回目を読んでみてとても良かったです。 | ||||
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私のイメージですと、湊かなえさん、というとイヤミスです。映画化もされた『告白』、あれが非常に印象的でした。 そして、今回読んだ本作『豆の上で眠る』、こちらも同じイヤミス系の路線かと思います。 ・・・ 帯を見れば大まかな筋は見当がつくかもしれません。 『お姉ちゃん、あなたは本物なの?』ときます。 主人公結衣子のお姉さん万佑子は二歳違いの仲良い姉妹。結衣子が小学校一年の夏休みのある日、姉の万佑子は忽然と消えてしまうのです。そして数年後、降ってわいたかのように戻ってくる。しかし結衣子からしたらどうしても姉本人とは思えない。 そして結衣子が大学生として地元を離れ、夏休みに帰省して地元に戻ってくる。ああ、姉が消えたのもこんな夏の日だった、と過去を回想しつつ物語はスタートします。 ・・・ 物語の展開は、イヤミス的雰囲気に満たされているように感じます。 もう何か起きる、何か起きる、ってわかっている。予定調和的でもあるのですのが、その「何か」がどう起きるのか? むず痒さを楽しみながら読める作品です。 キチンと姉はいなくなり、キチンと姉は戻ってきて、そして妹の感じる違和感はほかの家族も感じており・・・。 最後の展開は、ふむ。いわく言い難いのですが、まあ読んでのお楽しみでしょうか笑 ・・・ もう一つ。 湊さんの作品といえば、つとに母―娘の関係の困難さ・ねじれを描写することが多いと言われます。本作でも結衣子の母春花の鬼気迫る様子が印象的です。 万佑子の失踪、そして警察が頼りにならない。そこで母本人が失踪場所や関連しそうなところに張り込む。幼児向けのお菓子などを購入する「あやしい」人を、娘の結衣子に調べさせる(「うちの猫がそちらのお宅に入っちゃったようなのですがいませんか」と聞かせる)。 一番近い家族である母親に嘘をつかれる気持ちはいかばかりかと思います。「猫があそこの家ににげちゃったのよ」と言って探させること。そして本当は「犯人」として怪しいから見てきてほしいこと。二重の嘘を重ねられ、子どももその嘘に感づいているのだから、悲しい話です。 あんな母親いるのかよって思いもしますが、ギリギリいてもおかしくない気もするんです。失った子を取り戻そうと必死になり、今いる子の気持ちを考えないって。 ・・・ ということで、イヤミス本家のエンタメ小説でした。 ミステリー好き、イヤミス好き、母娘関係のねじれた関係が気になる方、等々にはおすすめできるストーリーかと思います。 | ||||
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内容は現代にない 非現実的な作品ですが 興味深い処も多く最後まで読みました。 | ||||
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前半はまるで予想も出来ず、その雲を掴むようなわからなさに惹き込まれました。ただ、中盤に差し掛かる頃結末が見え、どうかそんなベタな着地ではありませんよう、最後に一捻りしてくれ、ここまで引っ張ってくれたんだから最後は気持ち良く鮮やかに騙してくれ、と思いながら読み進めましたが…願い虚しく終焉。 それでも…設定や構成を越えてやはり最後まで一気に読み切らせてしまうその惹きつけてやまなさがこの作家の筆力。 豆の上に眠る…書き手として本物かと…。 | ||||
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読んだ後2週間落ち込みました。 悲しい。あぁ、自分なら、ァァァ、悲しすぎる。そんな気持ちになりました。 読みやすくて一気に読み切ることが出来ました。 | ||||
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「血」にこだわるとろくなことがない、と改めて確信しました。 | ||||
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湊かなえさんの作品を書籍で読んだのは初めてなので、いつもこういう作風なのかもしれませんが、 最終章は一体どうしてしまったんでしょうか。 途中が退屈と書いている方も多くいますが、個人的には子ども時代の姉妹のノスタルジーや、 「戻ってきた姉が他人かもしれない」という嫌な違和感と戸惑いパートは手に汗握り、 人に勧めてもいいかもしれないと思っていました。 (この段階でかなり本の終盤まで来ていることに違和感はありましたが…) で、そこからの怒涛のネタバレ最終章は主人公よりこちらが呆然としてしまいました。 誰一人として共感できないし感動もしないしスッキリもしないし「なんだこれは…」という感想しかないです。 ミステリーってもっと伏線が繋がっていくような感じではないんですかね?なんか、裏側の設定を最後にまとめて全部説明された、という感じです…。 読者の「理解できない」という気持ちを主人公に代弁させればいいってものじゃない気が…。 | ||||
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冒頭の描写である程度予想がつくものの、物語の真相に紗が掛かったような状態で読み進めなければなりません。まさに読者は豆の上で眠らされたようなもどかしい状態で、真相にたどり着きたくて先へ先へと読みたくなる仕掛けは湊かなえさんならではだと思います。 ただ、なぜ結衣子に早々に真相を話さなかったのか納得できる理由が見当たらず、イヤミスとは違うどんよりとした読後感がありました。また、万佑子捜索に献身的に協力してくれた池上さんを後に結衣子が悪し様に思う一文があるせいで、単に結衣子の性格が悪いだけのように思えてしまいました。現在の母親についても、病に倒れたまま姿を現さないのは肩透かしでした。最後の問いかけは思うところがあったので、あと少し手を掛けて仕上げていただきたい作品でした。 | ||||
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湊さんの作品にしては珍しく、読み終わった後のスッキリ感がなく、結果的にどういうこと?という感想でした。 | ||||
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謎解きに大小の無理矢理感があります…。 とはいえファンですから頑張ってください。 | ||||
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あとづけのような印象の最終章。 2時間サスペンスの謎解きみたいに感じた。 | ||||
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描写が鮮明でわかりやすく最後までドキドキしながら一気に読みました。 | ||||
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文庫で読みました。あるようでない設定で個人的に湊かなえさんの作品ではトップクラスの面白さ。とても良かった。 | ||||
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湊かなえさんの書く文章はあまり読書しない方でも読みやすいかと。 | ||||
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この作品の魅力は、登場人物たち、特に女性陣の描き方の巧さにある。祖母、母親、姉、もう一人の姉、近所のおばさんたち、そして語り手である「私」。湊かなえ作品の主旋律である母親と娘の関係。必ずしも美しくない、凄みさえある、それでいて断ち切れない情が物語を動かしてゆく。ストーリーの展開を楽しむというより、語られて紐解かれていく母と娘の関係を味わうのが、極上の楽しみとなる作品だ。 | ||||
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一気に読み終わりました。 主人公の心情が手に取るようにわかる描写に感激しました。 まさか結末はこうではないか、だけど違っていてほしい。まさか、まさか…。 と、息をのみながら読みました。 壮絶なドラマを読み終わったあと、放心状態になっていました。 翌日は仕事でしたが、寝不足でぼーっとしていました。 | ||||
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タイトルは秀逸で、姉妹が好んで読んでいた、あまり知られていないグリム童話と言う形で、主人公である妹が、失踪していて帰って来た姉に感じる違和感をよく表現している。それも含めて、妙に居心地の悪さを感じさせるストーリー展開。ラストが気になって、読まされるのは、ベストセラー作家の筆力だろうか。 解説であったように、非常に技巧的なのも、この作者らしく、始め姉妹が失踪前と、帰って来て何年も後の時間が、交互の書かれているのに気付かず、読んでいて混乱した。又、あえて分かるように伏線を置き、それが回収されるのを、期待させる書き方も、この作者らしい。 こんな書き方をされては、ミステリ好きなら、結末を予想せずにはいられまい。私もある結末を予想したが、全然違っていた。だから言うのではないが、この結末は強引過ぎて、あまりに不自然な点が大き過ぎるのではなかろうか。「策士、策に溺れる」と言う言葉を作者には贈りたい。 | ||||
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まずタイトルが、ん?なんだこれといった強く惹かれるタイトルで面白い。 そのタイトルの意味もいろいろな捉え方ができて面白い。 前半でいろいろな伏線が織り込まれており、作者の小説的技巧も非常に高く惹きつけられる。 後半は怒涛の展開で、瞬きも許さないほど目まぐるしく理解が追いつかないかもしれない。 総合的に素晴らしかった。 | ||||
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