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豆の上で眠る
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豆の上で眠るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全161件 81~100 5/9ページ
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この小説の途中に出てくる事件って、実際の事件を着想としているように思うのですが、 着想があってもそれを小説に入れ込むのは節操がないと思います。 せめて、「豆の上で眠る」がごとくの些細な違和感であり、 それが別の何かであってほしかったですが、読み手の側にも、 ストーリーの無理という違和感が残るのみで、 そこからの深さはないと思います。 万佑子と遥の行動が理解不能。 怖くなったときの反応が姉妹で同じ。 子供の描写は雑、大人の描写は矛盾。 主人公がずっと作者に豆の上で眠らされている。 いずれにせよ、節操がない、という一点から、初めてのことですが、 すみませんが、読み終えた後ゴミ箱直行となりました。 | ||||
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駄作もいいとこ。 告白も酷かったし、もうこの人の小説は読まないと決めてたけど、 つい怖いもの見たさに手に取っってしまった。 やっぱり期待を裏切らずに駄作だった。 なんでこの人が評価高いのか不思議で仕方がない。 やっぱり湊かなえは嫌いだ。 ダラダラと遅々として進まないストーリー展開。 要らぬエピソード満載。 結論の説得性もなし。 やはり時間の無駄だった。 やっぱり湊かなえはもう読まん‼️ | ||||
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私は湊さんの作品はほぼ全て読んでいるので、おそらくファンと言ってもいいと思うのだが、この本はひどかった。 特に前半。半分読んでも裏表紙に書いてあるあらすじまでたどり着かない!10行ほどで説明できてしまう内容に何ページ使っているんだ??? リズムも悪いし無駄な文章ばかりで、自分の時間を無駄遣いをしている気分になりながら我慢して読み進めた。 半分を過ぎてからはそこそこ面白くなったけど、ラストもちょっと・・・。良い言い方をすれば、「思わせぶり」、悪い言い方をすれば、「尻切れトンボ」。 読み終わった瞬間に家族にあげたのだが、思わず「面白くないけど読む?」という一言を付け加えてしまった。 | ||||
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どんどんと引き込まれていく物語展開はさすがでした。 1日で読破してしまいました。 | ||||
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リバースに続き、本作品を読了。姉が誘拐され、二年後に無事に解放されるという奇妙な事件を、刑事ではなく家族で探し続け、悩み続け、それに95パーセント費やし、最後に衝撃の結末が待ってていたのには、驚き。ただし、なんで顔が似てることに気づかないんだっけ?とか、逆になんで顔が似てるんだっけ?というのが若干不自然には感じました。 | ||||
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誘拐された姉に対する違和感・・・。 なんとも面白そうなストーリーにまず感服。 読み進めると・・・なかなか核心にたどり着かない。 近隣住民の証言の曖昧さ、家族の後悔、思い出話が延々と続く中、捜査は遅々として進みません。 そしてエピローグ。 なるほど、そういうことだったのか。 目からうろこは確かに落ちました。 が、真ん中の数章がじれったい、もどかしい。 そこを面白がれる人は作者の熱心なファンなんでしょうね。 | ||||
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辛口のレビュー多いですが、夢中になって読んだ口です。 登場人物のありえない人格の低さがちょっと不自然な感じはしますが、 サスペンスならありかなとおもいます。 この本を読み終えて、家族や親族の絆について考えてしまいました。 一緒に住んでいても、お互いを信頼しなければ絆ももろく崩れるのではと。 とにかく興味をもたれたら先入観なしで読まれることをお勧めします。 | ||||
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仕事の合間に時間を作って真剣に読んだことを、読了後後悔した。エンディングがリアリティに全く欠けるとは言わないが、結末、話を創作しました感が強い。Aだとおもったらnot A でもなく全く違うBでした、それが真実なんだよ、どうだ!と終わっているが、実は真実はそれ以外のCだったりDだったりする可能性もあるわけで、真実がBだって断言できる証拠は提示されていない。作者がBって書いたからBが真実なんだ、という押し付けで終わり。都合いい話。 | ||||
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序章はペースがゆるく思え、読みにくかったのですが中盤あたりから俄然変わってゆき、ゆっくりとじんわりと怖くなっていく様が上手いなーと思いました。 ゆっくり、ゆっくりと怖くなっていきます。この辺りが一番読んでいて面白かった。 すべてが明らかになる最終章は弱く感じた。ミステリーとしてはどうだろうと思う。しかし家族から裏切られてしまった少女の物語として読むとまた印象は変わってくるかもしれません 末娘はとかく世間では甘やかされて育つ…という印象があるのかもしれませんが、それはその家庭が家族としてきちんと機能している場合を言うのであって実際は一番弱いはずの末子に精神的に家族が依存している家庭というのは案外多いと思うのですよ。 姉が妹に依存し、姉妹の立場が逆転している。母が一番弱い立場の末娘に真実の姿を見せ母子の立場が精神的に逆転してしまっている家庭。 主人公に真実を告げず欺いてきたのは両親の失態。全体としてちょっと文章力が弱く感じたけど、この主人公にどこか可愛らしさを感じたので星四つ。 | ||||
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米国の劇作家リリアン・ヘルマンが書いた「ペンティメント」(映画「ジュリア」原作)という作品があります。ペンティメントとは、古い油絵が年を重ねて下絵が透けてくる現象を指す美術用語で、ヘルマンの作品は、回想シーンと現在とを交互に描く構成をとっています。本作を読んで、このペンティメントを非常に強く連想しました。文中に似た記述もありますし。。。 本作はミステリーとのことですが、いっそホラー枠にしたほうが気分的にスッキリくるかもと思いました。小池真理子さんの「怪談」のように、「一見普通なのにどこか大きく狂っている」作り物めいた人々の描写がそう思わせるのでしょうか。 登場人物たち全員の妙な冷静さ。血のつならない者同士の入れ替わりに気が付かない鈍感さ。 語り口はうまいと思うのですが、それこそ「豆の上で」本を読んでる気持ちになりました。 | ||||
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幼少の記憶から現在に至るまでの主人公の揺れる心が胸に響き、いやミスの女王とよばれる湊かなえを存分に味わえる作品です。 読んでいくうちに、いつの間にか文面の情景が見えてくるのが不思議であり、クライマックスが衝撃的でありながら、 なぜか静かに本を閉じて、主人公のそれからを空想してしまう作品です。 | ||||
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この作品は主人公結衣子の心情描写がくどい程描かれているが、そのくどさは、家族の中で結衣子が如何に蔑ろに扱われているかを表している。 結末の良し悪し云々ではなく、ただ、結衣子が豆の上で眠っていることを描いた作品。 | ||||
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湊かなえさんの作品は大半は読んでいるが、相変わらず、中断を許さない面白さがあった。 失踪した姉が時を経て家に戻ってきた際にその妹が持った違和感の謎を解き明かしていくストーリー。 内容自体はやや単純、ありきたりなものであるが、その読ませ方が巧すぎる。 個人的には、湊さんの経歴をみると、育児をこなしながら主婦だった時代に小説を書き始めたようであるが、どうしてこんなに巧い読ませ方が出来るようになったのか、に強い関心がある。 次作も期待したい。 | ||||
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新津きよみ路線かな。不幸な事件があるが惨殺なシーンはなく救いがない話ではない。戻って来た姉をめぐって家族其れ其れが思いを巡らせ、疑う、フェイントかける、信じる、試す、しかけるなどなど。そしてそれぞれの告白。葛藤。問いかけ。ふーんそうかと言う感じで。週刊誌連載用の尺の取り方かな。「告白」が衝撃だった分、それに比べるとふーんという感じ。「告白」はひゃあ---と一気読み。これはふーんだから結局なあにという読み進め、食いつき感は雲泥の差。ごめん、好みによるかもしれないけど「告白」級の作品、また待ってます。 | ||||
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切実感というか、例えば角田光代さんの「八日目の蝉」ような胸に迫るものが弱い。 湊さんといえばやはり切れのある、胸に差し迫る内容がが期待される。何か描き切れないというか、これで終わりなの?という読後感である。 それぞれの章の終わりは引っ張るような終わりだが、次の章がその引っ張りに付いていけないように思う。 ラストの言葉を考えさせるには、各登場人物が肉薄するような深みが欲しかった。 | ||||
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全体に暗く重苦しいのはいつも通り。湊かなえにしては、最後のオチに必然性が欠け、今ひとつスッキリしない感じ。逆にドラマ化、映画化を狙って書いた? | ||||
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自分にとって初の湊かなえ作品。 小学生の頃、誘拐された姉が同じ日・同じ場所で2年後に発見される。 周りは喜ぶが妹の自分だけはその姉に対して違和感があり、本物なのか疑い続ける。 背表紙の本文紹介がかなりそそったので購入してみたが、短く書けるものを長くしている印象だった。 2017.8.1 読了45冊目 | ||||
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久しぶりに小説を読みたくなり購入 冒頭でのさりげ無い人物設定紹介、現在と回想の行き来による微かな違和感と読み進めたくなる引き、等々お手本のような箇所が随所にありとても勉強になります インスタントなミステリー小説に終わらず、個人的にもう一度読み返したくなる内容で好印象でした 清々しいぐらい登場人物全員に救いが無いため不快に感じたり冗長に感じる方もいると思いますが、終盤の駆け足気味な畳み方もより一層ドロドロダラダラと物語に絡めながら練ってくれている方が私はもっともっと好きになれたかもしれないので、やや残念です | ||||
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本物とは何か、というテーマは興味深いけれど、語られるストーリーとそのテーマが自分の中でうまく結びつかなかった。姉Aがいなくなったところに、姉Bが現れて、それを「姉Aです」と主張されても、それは当然違うのだから「違います」となる。本物か本物でないか、という話ではなく、AなのかAでないのか、という話が本作の中心。なのに最後に本物ってなに?って話しをされても、そういう話になるの?とそれこそ背中に豆を感じる。 主人公が姉Aと姉Bは別であると明かされた上での葛藤が主軸、とは言わなくても、きちんと分量を取って描かれていれば、本物ってなに?というテーマに繋がるんじゃないかと思うんだけど、どうでしょうか。。 結末が気になり、先を読み焦っていた身でおこがましいけど、種明かしをされた後では、登場人物への突っ込みが沢山あり、テーマとストーリーの繋がりに無理矢理感を感じました。 最後まで面白い作品て本当に難しいですよね。途中まで面白いのに、勿体無いなぁと思いました。 | ||||
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「豆の上で眠る」というタイトルから、アンデルセンの童話が伏線になってるのだろうと思い読み始めました。 童話のおひめさまは本当にえんどう豆の違和感に気づいたのか、実は魔女ではないのか、結婚後王子さまは幸せだったのか…幼い頃に読んだ童話の後味の悪さを思い出しました。 童話そのものが違和感なのです。 その違和感に乗っかった感じの本作は期待したほどの面白さはありません。 どの登場人物も薄っぺらく感じるのは結衣子目線で語られているからでしょうか。 子どもだから感じる理不尽さに読み手も付き合わされて、最後の告白部分が詰めすぎてて消化の悪いものを食べたような感じです。 ラストの一行に意味を見出だそうとする人もいますが、あれで終わっていいの?と思ってしまいます。 | ||||
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