過ぎ去りし王国の城
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
過ぎ去りし王国の城の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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主人公は中学3年の真という男の子と城田という女の子。ふとしたきっかけで、中に入ることができる絵を手に入れた真。そこには城に囚われた女の子が!ゲーム好きの宮部さんなので、てっきり絵の中に入って大冒険、かと思ったのですが、そこは予想が外れました。城田が自分をしっかり持っており共感が持てます。結末もスッキリ。読み終えて、やっぱりうまいなぁと思いました。 | ||||
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河原で、焼死体で発見された御夫婦の事件の内容とか、リンクして、宮部先生の小説は凄い。 | ||||
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おもしろいよ | ||||
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ファンタジーかと思っていたら、オカルトSFだった。主人公とヒロインが、初めて絵の世界に引き込まれるまでが、丁寧に書いてあったが、感情移入しにくいキャラ造形で、冗長に感じる。そこで出会った中年男は、好感の持てるキャラだが、二人の中学生に魅力がないのは、痛かったと思う。 ストーリーはそれなりに難がなく進行したが、この冒険を通して、二人の中学生が成長したとは、私にはあまり思えなかった。良識派の宮部みゆきなら、そのようにまとめて欲しかった、とは買いかぶりだろうか。 | ||||
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読んでいくと、面白くなったが、本屋で読みたい本を探す時には、買わないと思う。 | ||||
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単行本で買って読んだのだが、近所の小さな図書館に寄付してしまったので文庫版を買い直した。カバーは人気になった黒板アートで変わらなかった。ただ、私の記憶の方がおかしくなっていて、細かいところをすべて忘れていた。 「古城」を描いたスケッチに入り込むことができる、という設定は覚えていたのだが、誰がそのスケッチを描いたのかを忘れていた。そしてその動機も。これはテーマに関わる重要な要素なのに。 とにかく、虐待を受けている子どもを救うためにこの絵は描かれた。主人公の真(しん)は卒業を控えた中学3年生。偶然、この「古城」を描いたスケッチを手に入れ、隣のクラスの珠美に協力してもらって絵の中に入ることができるようになる。ファンタジーにありがちな設定だが、その城にかくまわれている少女を助けることによって、苦境にある現在の状況を変えることができるかもしれない、ということに気づく。珠美と、漫画家のアシスタントであるパクさんは変えたいと願い、真は変えたくないと反対する。それぞれのエゴがぶつかり合う。 虐待のニュースが途切れることなく報道されるのに、我々は何もできないのだろうか。作者は1つの可能性を示唆する。それは、誰でもできることだ。周りをよく見て関心を持つことだ。もしかしたら、電話番号を書き込むための油性ペン一本あれば、悲惨な運命を変えられるかもしれない。そう、そんなことは誰にでもできることだ。 | ||||
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