英雄の書
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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この本がファンタジ-とは知らず購入。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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物語を書くということの特権性、特殊性を着眼点とした物語になっている。そこが興味深かった。とはいえ、本書の筋書き自体は、成長物語を基調として、そこから離れているようにも思う(エンタメに徹している?) いったい物語とは何だろう 最近、私は物語りこそが人生の実体だと感じる | ||||
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「英雄の書」(宮部みゆき)はファンタジーである。 宮部みゆきは、種々の異なったジャンルを書き分ける作家で知られる。 一つは、いわゆるミステリー系で「模倣犯」「理由」「火車」などがあげられる。 同じミステリー系でも、シリアスものではなく、どちらかというとほのぼの系の「誰か」「名もなき毒」などというサブジャンルもある。 それから、SFジュブナイルという、少年向けのSFジャンル。 さらに、大人向けのSFで「蒲生邸」など。 加えて時代物があるが、このジャンルはたくさん買い置きしてあるものの、まだ読んでいない。 そしてファンタジーである。 このファンタジーのジャンルについては「ブレイブストーリ」があるが、買ったものの味読のまま放置されている。 そこに「英雄の書」が加わった。 書店で平積みをされていた時、ミステリー系かと勘違いして買ったのだ。 それでも、読んでみようと思わせる何かが、本からほとばしっていた。 こうなると読まざるを得ない。 ジャンルとしては違和感があるファンタジーなのだが、ぐいぐいと引き込まれていく。 さすが当代一のストーリーテラーだけに、ジャンルへの違和感を忘れさせるだけの筆力がある。 「無名の地」、「無名僧」、「英雄が破獄した」、「咎の者」、「狼たち」、「オルキャスト=印をいただくもの」など、ファンタジーの常道に沿った道具立てに、やはりファンタジーらしい登場人物が動き回る。 その「ファンタジーな部分」と、主人公が一方で属する「日常」とのつなぎが、作品の良し悪しに関係すると思うのだが、それが見事なのである。 ついつい日常から、違和感なくファンタジーの世界へと連れて行ってくれる。 好きでないジャンルの好きな作家と、好きなジャンルの好きでない作家とは、どちらが面白いかと考えたが、恐らく前者の方が圧倒的に面白いのではないか。 | ||||
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「英雄の書」(宮部みゆき)はファンタジーである。 宮部みゆきは、種々の異なったジャンルを書き分ける作家で知られる。 一つは、いわゆるミステリー系で「模倣犯」「理由」「火車」などがあげられる。 同じミステリー系でも、シリアスものではなく、どちらかというとほのぼの系の「誰か」「名もなき毒」などというサブジャンルもある。 それから、SFジュブナイルという、少年向けのSFジャンル。 さらに、大人向けのSFで「蒲生邸」など。 加えて時代物があるが、このジャンルはたくさん買い置きしてあるものの、まだ読んでいない。 そしてファンタジーである。 このファンタジーのジャンルについては「ブレイブストーリ」があるが、買ったものの味読のまま放置されている。 そこに「英雄の書」が加わった。 書店で平積みをされていた時、ミステリー系かと勘違いして買ったのだ。 それでも、読んでみようと思わせる何かが、本からほとばしっていた。 こうなると読まざるを得ない。 ジャンルとしては違和感があるファンタジーなのだが、ぐいぐいと引き込まれていく。 さすが当代一のストーリーテラーだけに、ジャンルへの違和感を忘れさせるだけの筆力がある。 「無名の地」、「無名僧」、「英雄が破獄した」、「咎の者」、「狼たち」、「オルキャスト=印をいただくもの」など、ファンタジーの常道に沿った道具立てに、やはりファンタジーらしい登場人物が動き回る。 その「ファンタジーな部分」と、主人公が一方で属する「日常」とのつなぎが、作品の良し悪しに関係すると思うのだが、それが見事なのである。 ついつい日常から、違和感なくファンタジーの世界へと連れて行ってくれる。 好きでないジャンルの好きな作家と、好きなジャンルの好きでない作家とは、どちらが面白いかと考えたが、恐らく前者の方が圧倒的に面白いのではないか。 | ||||
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主人公は兄と会えますが助けられないことがわかり解決を諦めて現実世界に帰るという後味悪いまま話が終わりました。 | ||||
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読みやすい小説なのでしょうが、ストーリーがファンタジー過ぎて 作者の世界の奥の深さに頭がついていけませんでした・・・。 他の小説では描写が頭で映像に変換できるのに、 異世界におけるストーリーは頭の固くなった私には 限界がありました。 | ||||
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