秋吉理香子(あきよしりかこ)の作品一覧

最初の1行は全員一緒。 1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

外見も内面も美しいはずの、七人の美女。

「無人島に３つ持っていくとしたら？」 初夏の夜、この定番の他愛ない話題で盛り上がっていたバーの常連たちは、マスターの告げた一言でさらに沸く。

専業主婦の涼子は、冷え切った夫との関係や言うことをきかない二人の子どもとの生活に、疲労感と閉塞感を覚えていた。

人生は、いつでも大どんでん返し。

幼い娘の育児と仕事の両立に限界を覚えた由紀恵にとって、今日が勤務の最終日。夜勤の間は、夫の雅之が自宅で娘を見ている。

専業主婦の杉山莉緒(りお)(40)は、高校2年生の一人息子・聖将(きよまさ)からのカミングアウトをファミレスで聞き、衝撃を受けた。

ただ幸せになりたかったはずだった―― 市役所の児童福祉課で働く咲良は、8歳の娘・カオリを男手ひとつで育てる開業医の孝太と出逢い、結婚。

新設された東京スペリオール・バレエ団。

ミステリーの協演を味わい尽くす!最旬15作家による魅惑のアンソロジー上巻。

医者である英雄と一見、幸せな結婚生活を送る絵里。

偽宗教で荒稼ぎしているベテラン女性詐欺師。その手管と首尾を描くトリッキーな一作、大石直紀「おばあちゃんといっしょ」。

“どんでん返しの神様"がここにいる。

「憎きあいつを殺したのは……私!?」二十年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。

願いを叶えると噂される一枚の鏡。持ち主に訪れる愛憎に塗れた運命の行く末とは。

沙織が地元の結婚相談所で紹介された男・杉下はハンサムで真面目、収入も十分だ。

わたしたちは永遠の共犯者。二度と離れることはない―(「Partners in Crime」)。

東京グランド・バレエ団の創立十五周年記念公演の演目が「ジゼル」に決定し、如月花音は準主役に抜擢される。

若きパイロット間宮治郎は、国際線デビューに胸を膨らませていた。

深雪は婚約者の俊亜貴を連れ故郷の雪之島を訪れる。結婚をしてありふれた幸せを手にいれるはずだった。

由美子たち四人には、強烈な同級生がいた。正義だけで動く女・範子だ。

美しく逞しい継母が父を殺した。女子高生の瑠璃はそう確信していたが、証拠はなく警察も信じてくれない。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

病院で目が覚めると、冴えないオタクだった僕の見た目は、イケメンの姿に変わっていた。

聖母女子高等学院で、一番美しく一番カリスマ性のある女生徒が死んだ。

列車に飛び乗り、上京して四十年。