(短編集)
終活中毒
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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 | 2022年07月28日 終活中毒 人生は、いつでも大どんでん返し。 たとえ、余命わずかでも―― 最高の最期(エンディング)、始めますか? あなたの心に火を灯す驚愕×号泣ミステリ―! ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活… 4人の〈終活〉に待っていたサプライズとは? 40代女性―余命をSDGs活動につぎ込む資産家の妻に望むのは…(「SDGsな終活」) 60代男性―妻の三回忌のため息子と家のリフォームを始めたが…(「最後の終活」) 60代女性―ベストセラー作家の遺品に心を乱された理由は?(「小説家の終活」) 40代男性―売れない芸人の終活はお笑いグランプリの挑戦で…(「お笑いの死神」)(「BOOK」データベースより) |
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終活中毒の総合評価:
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| 短編が4つ。どれも軽快でどんでん返しがありエンタメとして楽しい。 | ||||
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| タイトルに惹かれ、読んでみた。この著者の本は初読。 死期が近い相手と結婚して遺産を奪う男、妻に先立たれて無気力になった男の希望、亡くなった流行作家が断筆した作家に残したもの、癌と闘うお笑い芸人の４つの物語を収録。ブラックでシニカルなヒネリの効いた物語だけど、底にあたたかさも流れていて、面白かった。 文芸誌が売れなくなり、短篇小説の市場は縮小し、短篇小説を書く作家は少なくなったけど、こんな素晴らしい作品を書く作家がいたのでですね。他の作品も読んでみようと思いました。 | ||||
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| 「ＳＤＧｓな終活」の恭ちゃんに少々同情してしまった これ期間契約ビジネス案件だよね～。なら恭ちゃんの言い分の方に天秤が傾く 仕事辞めてついてきて欲しいけど、遺産はやらないよ。ってあんまりじゃないかなと それをさせるならせめて「あたしの死後、立ち直る期間の生活費」くらいは配慮してやれよ。みたいな 真美子はこれに味を占めて第２の恭ちゃんを漁る様になるだろうに１票 4編とも面白く、並びが良い ので、読後感も良く気持ちよく読みました 家の近所の防災行政無線ではそういやいつの間にか個人名は省略されて放送される様になったなあ… | ||||
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| 婚活中毒に次ぐ第2弾なのかもしれませんが、完成度はこちらが良く感じました。最初の物語で少し怖い、ホラーチックばかりかと思いきや、他は心温まる内容でとても心に残りました。星５、自分の今年一番の小説でした。たくさんの人に読んでほしいし、いろんな感想を聞きたい小説です。 | ||||
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| 自分もこの世代なので、認知症には身につまされました。 | ||||
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