(アンソロジー)
新鮮 THE どんでん返し2
- クライムノベル (72)
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 | 2019年04月10日 新鮮 THE どんでん返し2 (双葉文庫) “どんでん返しの神様"がここにいる。本格推理もクライムノベルも時代小説もジャンル不問! 全編新作、仰天でのけぞる出来! 都市で漂流を続ける少女たちにとって、衣食住をめぐんでくれる“神様"とは? 自殺の名所で発見された女子高校生の死因を探る「僕」に協力者が現れた。 河川敷で死体を発見した若者。だが彼には通報をためらうだけの理由が。 事件のショックで記憶を失ってしまった被害者。催眠療法で記憶を戻すと……。 儲け命の札差に五両を借りに来た御家人と、辻斬り事件に関係はあるのか。 五編のどんでん返しをご賞味あれ。(「BOOK」データベースより) |
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| 自選、新鮮に継ぐ双葉文庫のどんでん返し。 5篇の短編から成る。 ■神様 ４点 神様…一晩泊めてくれてお小遣いをくれる男性を待つ女子高生の話。 パパ活という言葉が出てこなかったということは2018年以前に書かれたのか。 日常会話からスパっとスリリングにさせる編集がよかった。 ■青い告白 5点 テープ岬で女子生徒が飛び降りた。事故なのか自殺なのか。調べようとした主人公に、クラスでも目立たない女子、古橋がついてくる。 女子生徒が死んだのは承認欲求の塊の教師のせいだった。そしてその教師もテープ岬で… テープ岬に絞っての謎解明もいいし、生徒の描写もいいし、どんでん返しもいい。 満点。 ■枇杷の種 4.5点 死体を発見した男。 しかしその男もわけありで… 社会派なところもあり押し付けがましくもなくよかった。 ■それは単なる偶然です 2点 設定自体、自選で見たような感じだし、 緊張感もないし、 どんでん返しが無理矢理だった。 伏線0ならなんでもありになってしまう。 一箇所なるほどと思うところはあった。 ■乙吉 2点 これがどんでん返しに収録されたのが謎。 文章も展開も悪くはないが、 ただのホームズワトスンの探偵ものでは？ まさに「それは単なる〜」で言っていたハードル上がってしまったパターン。 | ||||
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