(アンソロジー)
傑作ミステリーアンソロジー 京都迷宮小路
- 京都 (7)
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京都にまつわる小説を幅広い書き手から集めたミステリのアンソロジーでした。 2018年11月30日発行でしたので、本企画のために書き下ろされた小説だと期待したのですが、そうではなくて、結構昔に発表された作品を集めて文庫にしたものです。 巻末の375ページに定本があり、浅田次郎、綾辻行人、有栖川有栖、岡崎琢磨、門井慶喜、北森鴻、連城三紀彦の各作品が収められている書籍を掲載してありました。ただオリジナル作品の発表年の記載がなく、不親切でしたね。 浅田次郎の「待つ女」は相当以前に読んだ記憶があります。それでいて題材は、今は会社社長となっている主人公の学生時代の話ですから、もっと昔に遡ります。古風な女性が登場する少し怖い小説仕立てですが、描かれている人物像が古すぎて違和感がありますし、登場人物の「京都弁」にも違和感があります。大阪弁との混在が気に入りません。 親友に語り掛けるとき「訪ねてくれはるのやから(25p)」と「はる」を使用しません。不自然です。 有栖川有栖の「除夜を歩く」は、1988年の除夜の話でした。30年前になります。アンソロジーとして古い、新しいは関係ないという方もおられるでしょうが、書きおろしだと思って読んで、30年前の小説だと知ったら、がっかり来るのが普通でしょう。 ミステリですから、あまりストーリーには触れませんが、有栖川有栖のミステリ論を読まされた気がしました。 小説というのは読み手によって感想はまちまちになると思います。京都をテーマにしたら売れるのではというアンソロジー企画では困ります。 次は是非、書きおろしの企画作品で勝負してください。 | ||||
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大好きな有栖川先生の名前を見つけて購入。タイトルの京都がきちんと活きている内容でした。「真相は闇の中」的な余韻の残る作品や、謎がすっきり解決する作品、ホラー的な作品など様々でした。とても楽しめました。 | ||||
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