名探偵のままでいて



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初公開日(参考)2023年01月
分類

長編小説

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名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2024年04月03日 名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。 しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。 そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が……。 古典作品が彩る安楽椅子探偵ミステリー!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

名探偵のままでいての総合評価:7.18/10点レビュー 80件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(1pt)

名探偵のままでいての感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

名探偵のままでいての感想

評判がよく 好きな設定なので
読んでみた。
期待外れ
最後までは読み切れた
内容は一週間経ったら覚えてない

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

名探偵のままでいての感想

元校長先生だった認知症の祖父。レビー小体型認知症を患い、幻視の症状が現れています。介護の際には積極的に話しかけることが重要です。そんな祖父に孫娘が身の回りで起きた謎を語り聞かせると、祖父は生き生きとした表情で推理を始め、かつての知性を取り戻したかのように活躍します。本書は日常の謎を扱った安楽椅子探偵ものの作品です。

祖父にまつわるエピソードや介護のお話、祖父と孫娘の関係など、祖父を取り巻く状況がとても温かく描かれていて、謎を聞かせた時に知性が蘇る祖父の探偵としての姿が、なんとも心温まるものでした。
また、物語に登場する海外の古典ミステリ作品名やセリフなど、ミステリ好きが楽しめるポイントが散りばめられていて、思わず心がくすぐられました。

ただ個人的にそれらが巧くいっているかというと、ちょっと好みと外れるものでした。本書では祖父を取り巻く環境や孫娘との関係が家庭的な温かさを感じさせる一方で、扱われる物語の背景がやや重く、全体像が明らかになる最終章に至っては、謎解きの面白さよりも、つらい心境になりました。そのため後味がとても悪かったです。

最初の1章あたりでは、一般読者やライトなミステリファンにも薦められる作品かと思ったのですが、そういった読者には物語の居心地が少し悪い印象を受けました。一方で、重い雰囲気や謎の面白さを重視するミステリ読者にとっては、ミステリとしての魅力がやや弱く感じられました。謎解きが試験問題のように記号的で、一度で全体像を把握しづらい場面が多かったです。さらに物語の結末が何度も覆される展開は、多重解決ものというより、やや優柔不断にも見えてしまいます。個人的には、明確な結末で一気に決めてほしかったです。

日常系の物語を求める方には後味が重く、ミステリの謎解きを求める方には謎がやや軽い。そのため、個人的な好みだけでなく、他の人にも薦めづらい作品という印象でした。

egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

名探偵のままでいての感想

『このミステリーがすごい!』大賞[第21回(2022年)]だったそうだ。
どこが凄いんだろうと思ってしまう。
どうもこの宝島社のこの賞は、当方にとっては、はずれの鬼門である。
以前読んだ、『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』(第18回大賞)では、2点。
それよりは、「ちょっとマシ」くらいですかね。
まともに面白かったのは、ラストの章「ストーカーの謎」のみ。

ほんのわずかな情報だけで、ものの見事に推理的中するおじいちゃん。
あまりにもご都合主義。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.76:
(1pt)

ラノベのよう

文章も謎解きもなんともチープな内容で拍子抜けした
読み進めながら、久々に時間を無駄にしたなと後悔した小説
名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299052986
No.75:
(2pt)

文章は読みやすい。推理小説としては不満足。

著者は文章を書きなれた人みたいで、読みやすいことは読みやすい。
しかし、
お金を払う価値を見出す「推理小説」としては不満足。

構成は、某ビブリアの何番煎じものかな、という印象。
例えば、小編パズルと、全体を通す通底的な大きなパズルと、という構成はビブリアと同じ。
アイテムの「古書」を「レビー小体…」に入れ替え。
若い女性店主を老年の男性に入れ替え。。など

推理物としての「トリック」は叙述トリックがメイン。
日本語の特性?を活かした性別、主語などを誤認識させる、など。結構薄っぺらな感じ。

最後に一番あきれたのは、「よぼよぼ」と誤認識させ(るように文体を工夫し)てきた探偵さんの大立ち回り。
既に上がっている感想ですが、
「こんな『実力』のある探偵さんなら作品以前の最初の事件も防げたやろ。なんで防げんかったん?」
というのが読後に残った最大のミステリでした。
名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299052986
No.74:
(1pt)

読んで後悔した

謎とも呼べないものを無理矢理推測と偏見で並べ立てるだけの駄作。
登場人物も好意の持てない偏屈キャラが出てきて、ダラダラどうでもいい描写が多い。
妄想レベルの推測で、ミステリにもなっていないのに評価が高くて驚いた。
名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299052986
No.73:
(2pt)

このミス大賞を理由に読むのはやめよう、と勉強になりました

レビュータイトルは嫌味でもなんでもなく、率直な感想です。
何を読もうかと選ぶ時、受賞の冠=一定の質(好みの差分はあれ)と思っていたんですが、今後このミス作品はよくよくその作品が興味深いか、で選ばないとなと学びました。

・話運びや感情の表現が退屈な箇所が多く、目が滑る。
・状況説明の文章が本当に説明文、で自然さがなく目が滑る。
・この展開いる?という展開や描写が冗長
・知識言いたいだけみたいなミステリー作品知識が鼻について邪魔
・伏線やキーワードの入れ込み方が不自然で浮いている。

そしてこれが致命的だったのですが
祖父のキャラ設定ありきなのか、決め台詞と煙草に火をつけたら謎解き、という絵面重視で肝心の謎解きに内容がないので、祖父も全然魅力的な面が見つけられませんでした。

・状況からヒントを見つけるとかではなく「知らなかったらたどり着くの無理」系の真相、かつ、説得力がない
・何より祖父の推理の源泉を洞察力とか知見でなく、幻視に着地させるので、推理もので御法度(と個人的には思う)な「なぜなら超能力者でした」に近い所感

安楽椅子探偵だと、中山七里「静おばあちゃんにおまかせ」のイメージで、今作はレビュー評価も高かったのでそのレベル感を期待してしまったんですが、全体的に稚拙な印象でした。
読後に作者が放送作家と知って、文章力不足に少し合点がいきました。

ともすれば弱者に分類されがちな高齢者が、圧倒的な叡智で周囲を凌駕する、という舞台装置は好みだったので、期待値が高かった分ギャップで辛いレビューになりました。
名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299052986
No.72:
(2pt)

なぜこんなに評価される?

「このミス大賞」受賞ということで大いに期待して読んだが、この作者の初作品だからか、プロットやトリック等のテクニックに走り過ぎている(特にミステリーあるあるの傍点表現)のが鼻について、しかもその文章が幼稚に感じられて耐えられなかった。
「レビー小体型認知症」で介護施設に住む祖父が孫娘の持って来る「事件」を話を聴いただけで推理し解決するという設定は典型的な安楽椅子探偵パターン。「私はミステリー(特に古典)やファンタジーものをよく読んでるんですよ」感が随所に感じられ、また現実感のないトリックばかりで、なぜこれが大賞なの?このミス大賞の選者大丈夫?と不思議に感じた。
私は現場主義の刑事物の方が好きだ。
名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299052986



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