ラブカは静かに弓を持つ
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| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.67pt | ||||||||
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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身近な話でした。 | ||||
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音楽教室を舞台としたスパイもの。主人公は音楽著作権連盟の職員。教室での状況を調べるべく上司の命令により潜入していく流れ。 | ||||
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音楽小説とスパイ小説の融合。主人公・橘はどこか「ピアノマン」の雪祈に似た雰囲気を持っている印象を持ったが、音楽をやる人間はこのキャラクターが似合うのか。音楽教室の仲間や浅葉先生もそれぞれいいキャラクターで音楽好きには納得の作品。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| 上司から命じられて音楽教室へスパイとして潜入することになる主人公が、先生や仲間と打ち解けていって、チェロを弾くことの楽しさや嬉しさに救われていきます。 スパイといってもサスペンスやハードボイルドな感じはほとんどなくて、むしろ全編にチェロの響きが漂うような重厚な味わい深い物語でした。 | ||||
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| 実際、この小説は映像向きな気はします。 表情や場の空気に、語らずとも重ねてきた心の層を感じ、共感し、引き込まれるでしょう。 この小説は背景を描き切りません。そして正直ドラマ的な偶然や都合が重なる場面も多めです。作者が組み立てたロジックや必然、リアリティに刺激を求める場合はあまりお勧めしません。 しかしながら、ある程度背景の想像と脳内映像の保管をし、リアルと創作の線引きをしながら読むタイプの方には、ハマるはずです。私です。 ところで、高校生課題図書に指定されていたようです。心に重く引きずりやすい多感な年頃にはさらに刺さる気はします。 程よい暗がりと心を揺さぶる展開に、気持ちよく読める作品です。 | ||||
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| 主人公の顔の映像が漫画イラストやアニメで想像された小説はこれが二つ目です。 最初にそういう体験をしたのは「52ヘルツのクジラたち」でした。 そしてこれが2番目。 主人公の、憂いを帯びたちょっと陰気な、でも非常に美しい容姿。 そして明るく体育会系の雰囲気さえまとう、パキパキした感じの太陽のようなチェロの先生。 会社でしか生きられない昭和の男、上司。 もう一人の綺麗で隙のない女性スパイ。 主人公と先生は逆のタイプで、まさに心を救ってくれるのは音楽であり仲間であり師匠であった。 けれども最後までずっと、主人公と先生の間には 恋愛までとはいかないけれど、限りなくそこに近い愛情と絆を感じます。 私はこれがBL小説ですよと言われても納得します。しかしそこに性の絡みなどはまったくなく 音楽を通した、心を通わせ、心を開いていく、非常にピュアな一人の人間の救いの物語を見ました。 著作権問題は実際におきた事件をもとにしているので、ヤマハをモデルにしているのだろうとは思います。 そして、ヤマハ音楽教室にここまで深い師弟愛があるのかどうかも疑問ではあります。 そういったものは個人でつく先生に芽生えるものだと思っていたから。 でも考えてみたら、仕事ではなくちょっと趣味で習う一般の人にとっても、師匠と言える人がいて当たり前だし それが企業の軽く入れる街の音楽教室であってもいい。 主人公はとにかく繊細で傷つきやすく、すぐに自分の気持ちを言葉で発することができない。まあ、コミュ障です。 その原因となった幼少期の事件にしても、明らかな暴行や問題にはつながらず、未遂に終わった。 それでも大人になるまで引きずり、傷つき、社会に不信感を植え付けるに十分なのだと。 それは主人公がとても繊細な心を持っている子だったから。 そういう人だからこそ、音楽を取り上げられたことも傷となり、音楽で癒され、 友達もいなかった彼に仲間と師匠ができたことが、心の穴を埋めるに十分な癒しとなった。 そんな美しい27歳の青年を導く、明るく太陽のような年下男子師匠。 設定からしてもう、女性が好む感じが満載なんですよね〜。 終わり方もベタベタしない感じでよかったし、うまくまとまっていると思いました。 | ||||
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| 何を勘違いしたのか、戦士の話だと思って購入。え、音楽教室?ってなって、じゃあラブカって誰?ってなって、そこからはどんどん話にのめり込んでいきました。個人的に温度の低そうな、静かな主人公が好きなのですが、これは私の大好きな主人公でした。そしてチェロがまたいいです。バイオリンやサックスではなしに。トラウマに関しては、少し弱い気もしますが、そこはまぁ、個人の領域なので、そんなこともあるだろうと。最後の最後まで、楽しめます。 | ||||
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| タイトルやあらすじからスパイものを期待して読み始めましたが、実際は想像していた展開とは異なり、少し肩透かし感がありました。スパイ小説としてのスリルを求めている方には、期待に沿わないかもしれません。 また、主人公に感情移入することが難しく、物語にのめり込めなかったのも正直な感想です。私自身、楽器の経験がないため、描写される音楽や演奏のシーンに共感しづらかったのも一因かもしれません。 とはいえ、音楽や独自の世界観に興味がある方にとっては、他にはない魅力を感じられる作品だと思います。私には合わなかったですが、人によって評価が分かれる一冊だと感じました。 | ||||
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