爆弾
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2023年版の国内ミステリーランキングで2冠を獲得した大ヒット作。連続爆弾事件を実行する、悪意の塊のような中年男に振り回される刑事たちの焦燥と戦慄を描いたサスペンス・ミステリーである。 | ||||
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中盤まではなかなか面白かったですね。 | ||||
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警察小説の爆弾もの。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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2025年の参院選では、良くも悪くも『日本人ファースト』というフレーズが飛び交ったが、この本を読みながら、それを思い出していた。 人間は小さな存在だから、自分がケアできる範囲なんて高が知れている。自分一人が生きていくだけで精一杯。それだけで立派な事だ。まして家族を養っているならば称賛に値する。その先はどうか。友人、知人、同僚。御近所さん、市民、国民、外国人。人それぞれ、ここまでしかケアできませんという線引があって、そこから先は関心が薄れざるを得ない。 本作は、そのような自分と他人との間の線引を容赦なく爆破してくる。 自称ホームレスのスズキタゴサクが、微罪で刑務所に自首をして取り調べを受ける最中に、自分が爆弾魔である事を匂わせる。彼は言う。貴方達はホームレスの自分が明日どこかの公園で死んでも無関心でしょう? 反対に私だって貴方達が明日どこかの爆弾で死んでも無関心ですよ、と。 自分は誰を守り、誰を守らないのか。タゴサクの爆弾が、容赦なく価値観を吹き飛ばす混乱の中で、一介の刑事や警官がどのように行動するか。そして読み手の価値観が、どのように変貌するか。重厚で読み応えのある一冊。 | ||||
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私みたいな人間が、いや私は化け物です。にんげんですらありません。 そんな人間がこの崇高な読み物を評価しろなどできるはずもありません。 私なんかより博識で勉強熱心で偉い大学に入ってそれこそ住む世界が違います。作家さまはみなさま天才です。さまが2回続いて気持ち悪いですけれどもだって、殿、じゃあおかしいでしょう?日本のすごく偉い方達も、さま、ですから。それほどの差がありますよ私などとは。 それにしても誰が読むんでしょうねこんなもの。 いやいや。違います。怒らないでください。本の話ではありません。私の星3のレビューの話です。 序盤はテンポよく進んで中盤からはだらだらと私みたいな嫌味ったらしい男が私みたいにダラダラと不平不満を口にするだけの印象が強かったです。 とは言え、後半の怒涛の伏線回収は実に楽しませてもらいましたよ。ひっひっひっ。 | ||||
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新品だったのて驚きました | ||||
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警察の取調官と爆破事件を予告する男との心理対決をえがく、とてもスリリングなミステリ。警察組織で方針をだすものと現場で動くものの姿を対比的にえがく、警察小説としても楽しめる。 両者の対決は、緊張感がありながらキツネとタヌキの化かしあいのよう。とにかく人をイラつかせる天才、スズキ・タゴサクの得体のしれない不気味な人物造形が最高に魅力的だ。 警察側がヒントを読み解き爆破を防ぐシーン、奮闘及ばず爆破がおきるシーンのそれぞれが目に浮かぶ表現力がすばらしく、映像化にとても向いた作品だと思う。 ただ、物語終盤にかなり意外な展開をみせ、おもての出来ごとの背後にある事実が明らかとなるのだが、真相解明に至る取調官の推理はほとんど推測に近く、強引すぎると感じる。 スズキの徹底的に嫌味な余裕と、焦る取調官のやり取りは緊迫感満点なだけに、最後まで両者の対決に絞った方が良かったように思われ、そこが残念。 | ||||
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取り調べは良かったですが、盛り上げた割にはいまいちでした。 | ||||
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