(短編集)

爆発物処理班の遭遇したスピン



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初公開日(参考)2022年06月
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短編集

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爆発物処理班の遭遇したスピン

2022年06月29日 爆発物処理班の遭遇したスピン

第165回直木賞作家 異次元レベルの最新短編集 創造と破壊のエンタングルメント この面白さ、解除不能 「ミステリ×SF×怪物」が開くのは「世界」の扉 小説の最前線、ここから前人未到、読み逃し厳禁 きっとアナタも究中毒になる― 爆発物処理班の遭遇したスピン…鹿児島県の小学校に、爆破予告が入る。急行した爆発物処理班の駒沢と宇原が目にしたのは黒い箱。処理を無事終えたと安心した刹那、爆発が起き駒沢は大けがを負ってしまう。事態の収拾もつかぬまま、今度は、鹿児島市の繁華街にあるホテルで酸素カプセルにも爆弾を設置したとの連絡が入った。カプセルの中には睡眠中の官僚がいて、カバーを開ければ即爆発するという。さらに同時刻、全く同じ爆弾が沖縄の米軍基地にも仕掛けられていることが判明。事件のカギとなるのは量子力学!? 他に、日本推理作家協会賞短編部門候補「くぎ」、「ジェリーウォーカー」「シヴィルライツ」「猿人マグラ」「スマイル・ヘッズ」「ボイルド・オクトパス」「九三式」を収録。 あなたは、物語の転換点に立たされる(「BOOK」データベースより)




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爆発物処理班の遭遇したスピンの総合評価:7.96/10点レビュー 23件。Bランク


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(9pt)

爆発物処理班の遭遇したスピンの感想

8篇からなる短編集、それぞれにいえることは、読後感の悪さ(いい意味での)。著者の持ち味といえる。
どれも救いようのない絶望感が漂い、それでも次の作品を期待してしまう中毒性。これも著者の持ち味。「九三式」は乱歩賞特集で読んだことがあるが、改めて完成度の高い絶望感をもつに至った。著者のこの世界から抜け出せない。

本好き!
ZQI5NTBU
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22:
(1pt)

表題作はナンセンス

ネタバレあり
表題作は爆発物処理班がSF設定の解除不可能と思われる爆弾に挑む小説
現代の設定なので、こういう爆弾が本当に作れると誤解する人が出るかもしれない
しかも結果として解除はできず、爆弾と一緒の人も毒ガスで安楽死
処理班は左遷されバーで酒飲んで終わり
テロリストグループについても、何も明かされないまま
読者に喧嘩売ってるのか?という内容

もしかしたら続きがあるのかもしれないがこれ以上読む気にはならなかった
これまでの人生で読んだ最低の短編と言える
爆発物処理班の遭遇したスピンAmazon書評・レビュー:爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.21:
(3pt)

タイトル作品は良かった

初めて読む作家さんです。短編集が好きでカバーとタイトルに惹かれて購入しました。

タイトル作品はとても興味深く楽しめました。
他はどこかで同様のストーリーを読んだか観たいようで何も感想が浮かんできません。
爆発物処理班の遭遇したスピンAmazon書評・レビュー:爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.20:
(5pt)

面白い!!

個人的にはタイトルになってる短編が唯一イマイチでそれ以外はものすごく面白かった。佐藤究の独特の世界観に引き込まれた。
爆発物処理班の遭遇したスピンAmazon書評・レビュー:爆発物処理班の遭遇したスピンより
4065279526
No.19:
(4pt)

どの短編もレベル高い

8編の短編集。どの短編も作者らしい驚きが味わえて面白い。
表題作は量子力学の話が出てきてやや難解でした。
単なるミステリーの範疇を超えてSFやバイオレンス系などバラエティ豊か。
星5ではなく星4であるのは、ややグロいホラー的な作品が多く、苦手な人にはお勧めしない。
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4065279526
No.18:
(4pt)

全部盛り丼

SFに怪奇小説、ミステリー、猟奇小説、バイオレンス小説等、佐藤究のテイスト全部盛りです。
色々と微妙にジャンルが異なる短編を並べたことで、人によっては「これとこれは良かったが、これとこれはイマイチだった」となるかもしれません。
私は、『ジェリーウォーカー』と『スマイルヘッズ』がハリウッド映画っぽくて途中で早めにネタが割れ、まあまあに感じました。
しかし、夢野久作をオマージュした『猿人マグラ』と江戸川乱歩をオマージュした『九三式』はラストまで気が付かず、センスオブワンダーを堪能しました。
表題の『爆発物の・・・』は最新の量子力学である重ね合わせをモチーフにしており、不可能を可能にする処理が面白く読めました。
あと、唯一主人公に感情移入して「頑張れ」と思ってしまったのが、最後の一遍『釘』ですね。
その他のいずれの物語も一定以上のレベルに達しているので、読み応えのあるかなり豪華なセットメニューではないでしょうか。
爆発物処理班の遭遇したスピンAmazon書評・レビュー:爆発物処理班の遭遇したスピンより
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