俺ではない炎上



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初公開日(参考)2022年05月
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長編小説

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俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)

2024年06月12日 俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。「とにかくすぐ戻れ!」どうやら泰介が「女子大生殺害犯」であるとされて、すでに実名、写真付きでネットに素性が晒され、大炎上しているらしい。 SNSで犯行を自慢していたそうだが、そのアカウントが誤認されてしまったようだ。誤解はすぐに解けるだろうと楽観視していた泰介だが、成りすましは実に巧妙で誰一人として無実を信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも……。 ほんの数時間にして日本中の人間が敵になり、誰も彼もに追いかけられる中、泰介は必死の逃亡を続ける。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

俺ではない炎上の総合評価:7.90/10点レビュー 86件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

俺ではない炎上の感想

ラストに向けて混乱。叙述のようだが混乱するだけだから全然面白くない。

kmak
0RVCT7SX
No.2:
(5pt)

俺ではない炎上の感想

軽い文体のサクサク読めるお手軽なミステリー小説です。
特に前半は、犯人と疑われる主人公のドタバタ感満載の逃亡劇シーンで、小中生向けのコミック調。
かつて読んだ伊坂氏のゴールデンスランバーを思い出しちゃいました。(※あれほどのスリル感は得られませんが、、、)

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

俺ではない炎上の感想

SNSを用いた現代的なミステリ。傑作でした。

誰かが自分になりすましたTwitterで殺人を投稿。特定班により実名、勤務先、自宅住所まで拡散されて冤罪被害を受けるという始まり。
本書は現代的な要素の使い方が大変巧い。社会要素としてはSNS被害。人間的な要素として世代間ギャップを巧く扱っています。20代、30代半ば、50代のセグメントを用いた、物事の考え方、仕事の取組み、ITリテラシー。それぞれの感性の繋ぎ方が物語を面白くさせていました。

インターネットを普段から使い、フェイクニュースもなんとなく嗅ぎ分けられると感じられる方は多いと思います。私も何となく直ぐには騙されないぞと裏取りをする手順がありますが、本書ではそういう方こそ騙されてしまうパターンの物語が存在する。という内容を題材にしているのが見事です。著者の物語の作り方に唸らされました。

身に覚えのない冤罪により、自宅が狙われたり犯人扱いされて襲撃される可能性など、世の中が敵となる不安と逃亡劇の物語が抜群に面白い。
そしてネットを用いた仕掛けと驚きの結末が見事。今の時代を表したミステリとして大変オススメです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.83:
(5pt)

いやー騙された

面白かった、ドキドキした、共感した、悲しかった、騙された。読み終わって、様々な感情が入り混じった。逃亡のくだりは読んでいてすごくドキドキした。それにしても、「自分を正当化」することで、他人を傷つけることはあると思う。人間皆、孤独で勝手なんだろう。「ゴルフってのは孤独なスポーツなんだよ」「社会との繋がりを求めるためにパートに出ることにしました」「自分は悪くない」「どうして私の気持ちをわずかだって慮ることができないのだろう」。考えさせられた。
俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)より
4575527580
No.82:
(5pt)

明日は我が身かも

とある理由で昨年から完全にSNSなしの生活をしてますがこの本読んでSNSをしてようがしていないが、いつ自分が見覚えもないことで犯人扱いされるか分からないし便利になりすぎた時代が「怖い」と思いました。
俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)より
4575527580
No.81:
(5pt)

マジおもろい。こういうのがいいんだよ

小説は中々惰性で読むことはあったが、読了までかなりの時間を要する僕だったが、この小説は1日で読み切った。文章力、物語構成はもちろんのこと序盤に散りばめられた謎だったり、伏線が徐々に回収されていく展開にとてもみはいった。最後はさすがに痺れた。脳に電流走りました。
これはマジでおすすめです。
俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)より
4575527580
No.80:
(5pt)

「俺ではない」の意味

普段ミステリー系の作品は読まないのですが、書店で平積みされていた本書がたまたま目に留まり、気になって後からAmazonで購入しました。

物語は、大手企業の営業部長・山縣泰介が、濡れ衣でありながらSNS上で女子大生殺害事件の犯人として拡散され、大炎上するところから始まります。あっという間にSNSで情報が広まり、山縣泰介は逃亡生活を余儀なくされます。
逃亡といっても、たった一日程度の出来事ですが、その短い時間の中で山縣泰介が身体的にも精神的にも追い詰められていく様子が非常に丁寧に描写され、読みながら緊張しました。

作中では、SNS上の炎上の様子がツイートの形式で表現されており、その多くが無責任な発言として描かれています。真偽のわからない情報に基づいた憶測や決めつけの発言が目立ちます。そこからは、自分が正義であるという盲信が読み取れます。それはSNSだけに限らず、物語上で名前を持つそれぞれの登場人物にも共通しており、「自分は正しい」という思いがどこかにあることが徐々に明らかになっていきます。
タイトルの『俺ではない』は、山縣泰介の無実を指しているだけでなく、「自分のせいではない」と自身を正当化しようとする人間の心理をも指しているように思います。これが、この小説の大きなテーマの一つなのでしょう。

さらに、終盤ではこの小説に巧妙な仕掛けが施されていることが明らかになります。「なるほど」と思わず唸ってしまいました。読んでいる最中、実はほんの少し違和感がある箇所があったのですが、この仕掛けによるものだったとわかりました。この違和感も、完全に隠そうと思えば隠せたはずの部分を、あえて作者が調整していたように思います。

ミステリーではありながらも、SNS炎上や世代間のギャップといった社会問題が落とし込まれ、また山縣泰介の逃亡の中での精神的変化は哲学的でもあります。普段ミステリーになじみがない人にもおすすめです。
俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)より
4575527580
No.79:
(4pt)

巧みな誘導に騙された!

いやぁ〜、すっかり騙された!!
物語としては、主人公を装ったSNSアカウントが殺人した旨の投稿をし、主人公が疑われながら警察から逃げ続けるといった内容。
もう警察から逃げてる間のスリルすごかったなぁ。
心折れそうになりながらも逃げ続ける主人公がたくましすぎた…
犯人を推理しながら読んでたんだけど、見事にミスリードされた!
是非ともドキドキとスリルと犯人が分かった時の興奮を、ご賞味あれ!
俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)より
4575527580



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