教室が、ひとりになるまで



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初公開日(参考)2019年03月
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長編小説

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教室が、ひとりになるまで (角川文庫)

2021年01月22日 教室が、ひとりになるまで (角川文庫)

本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ 北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。「全員が仲のいい最高のクラス」で、なぜ――。垣内友弘は、幼馴染みの同級生・白瀬美月から信じがたい話を打ち明けられる。「自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの」“他人を自殺させる力”を使った証明不可能な罪。犯人を裁く1度きりのチャンスを得た友弘は、異質で孤独な謎解きに身を投じる。新時代の傑作青春ミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

教室が、ひとりになるまでの総合評価:8.26/10点レビュー 69件。Bランク


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No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

教室が、ひとりになるまでの感想

著者の着眼点とそれを投げかけるメッセージ性に驚かされた作品でした。
テーマの内容から中高生に刺さる話であり、大人が読んでも学生の頃を回想し何かを感じてしまう事でしょう。雰囲気の部類としては気分が晴れるものではないので、イヤミスに近しい内容でずっしりとさせます。

前情報は少ない方がよい為、あらすじの範囲内で簡単に紹介しますと、本書の分類としては今でいう所の特殊設定ミステリ。
“他人を自殺させる力”の存在を感じさせる事で、非現実的な舞台とした新たなルール設定の場において、誰がどのような方法で、何故行われているのかの謎をミステリとしての求心力としています。

ただ個人的には本書はミステリとして読むよりも、ミステリを活用した暗黒面の青春小説という印象の方が強い。主人公や犯人の動機に共感はしたくないんだけど、なんか分かってしまう。そのバランスの描き方やテーマの選出が著者の凄い所だと感じます。

著者の作品を読むのは本書で2冊目なのですが、どちらも伏線や仕掛けは楽しむもの以上に伝えたいテーマを印象付ける作用で使われており強く心に響いた作品でした。他の本も読んでみたくなりました。

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T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.68:
(4pt)

緊迫のクライマックスが素晴らしいです。

浅倉秋成さんの作品を読むのは、「六人の嘘つきな大学生」「フラッガーの方程式」に続いて本作が3作目でした。
正直、前半は、面白いながら、過去の2作品ほどグイグイ引き込まれる感じは無かったのですが、バーベキューのクラスイベントあたりから俄然、先が気になって、読むのが止まらなくなっていきました。
特に、4人目の「自殺者」の発生から、夏休みの図書室とプールで展開されるクライマックスにかけては、恐怖と、緊張感のなかで、一気に読んでしまいました。プールサイドで、「真犯人」と主人公、主人公の協力者とで交わされる緊迫のやり取りは、いわゆるスクールカーストの中に身を置いた高校生の言い分として、非常にリアルで、いずれも「確かにそうだな」と思わされる内容でした。誰の言い分に一番共感できるかは、読む人それぞれ、その人にとっての高校生活や、過去形(僕もそう)の場合はその想い出が、どのようなものであるかによって、分かれるだろうなと思いました。
「真犯人」との対決は、感動的な展開で一旦決着し、大きなカタルシスを感じながら読了!かと思いきや、最終章で厳しいドンデン返しが読者を待っています。ここは好き嫌いが分かれるところかもしれないです。僕はちょっと主人公が可哀想になってしまいました。(最後のヒロインの科白から、ほんのり希望の光は感じられましたが)。
教室が、ひとりになるまでAmazon書評・レビュー:教室が、ひとりになるまでより
4041077664
No.67:
(5pt)

年齢・性別を問わず一度は読むべき

犯人は早い時点で判明するのだが、どう対処して解決に持っていくかの後半が面白い。最後は自分自身についても色々と考えさせられてしまった。
教室が、ひとりになるまでAmazon書評・レビュー:教室が、ひとりになるまでより
4041077664
No.66:
(5pt)

とにかく面白い!

普段からミステリー小説は読まないけど、何気なく読み始めたら止まらない!そして、無駄のない布石が、準備されていて、緻密に計算されており、感心した。
図書館での、様々な哲学者が会話に出てくるシーンで、読者の思考がレベルアップせざるを得ない。つい、読書の途中で、ググって理解が深まった。
読後感は、爽やかなヒューマンドラマのようで感動ものである。あとがきに紹介されていた次の著作も読みたくなった。
教室が、ひとりになるまでAmazon書評・レビュー:教室が、ひとりになるまでより
4041077664
No.65:
(4pt)

学生の時に読んでたらもっと面白かったと思う

漫画にも向いてそうな気がする。学生時代に読んでたらもっと共感できたとおもう。
でも伏線回収はすごいよかったし純粋にどう決着つけるのか気になってスラスラよめた。ページ数もよかった。
教室が、ひとりになるまでAmazon書評・レビュー:教室が、ひとりになるまでより
4041077664
No.64:
(5pt)

自分の今とかさねてしまった

普通のミステリーかと思ったら、完全に超能力の話。とわかって、ちょっとゲンナリしながらも読んだら、途中から思い切り引き込まれた。さらにはその事件の元になる背景、そもそもの主題が、わたしの心の闇に見事にビンゴしていました。某有名作家の、神社の木の話とか、実はこの系統の話がわたしはすきなようです。
教室が、ひとりになるまでAmazon書評・レビュー:教室が、ひとりになるまでより
4041077664



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