九度目の十八歳を迎えた君と



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 1件

5.90pt (10max) / 10件

Amazon平均点

3.88pt ( 5max) / 26件

楽天平均点

3.63pt ( 5max) / 56件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
3pt
サイト内ランク []C総合:1945位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

19.00pt

0.00pt

59.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2019年06月
分類

長編小説

閲覧回数2,618回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数12

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)

2020年11月19日 九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)

印刷会社で営業職をつとめる僕は、通勤途中のホームで、同級生の姿を目撃する。僕が恋した高校時代の姿のままで。周囲は何ら不思議とは思わないようだが、未だ十八歳として高校に通っているという。何故か僕だけが違和感を拭えない。何が彼女をその姿に止めているのだろう? 最初の高校三年生の日々の中にその原因があるはず、そう推理した僕はあの頃を思い出しながら同級生たちや恩師のもとを訪ねる……。いま注目の著者による、追憶と青春のミステリ、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

九度目の十八歳を迎えた君との総合評価:7.70/10点レビュー 27件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

九度目の十八歳を迎えた君との感想

ミステリ・フロンティアに属する作品ですが、ミステリというよりファンタジーを用いた青春小説でした。

物語は社会人となった主人公が、駅のホームで高校時代の同級生の女性を目撃する所から始まります。
ただし違和感がある所は、その女性は高校生の姿のままである事。他人の空似、見た目が若い、姉妹、というわけではなく、言葉通り18歳の高校生のままという事。本作品はこの状況を現実的な解釈を用いるのではなく、こういう世界であるとファンタジーな事象を日常の1コマのように捉えているのが面白いです。
ミステリとして見るなら「何故彼女は18歳の高校生のまま変わらないのだろうか?」という謎を起点とした物語となります。

ただ読書して感じた事は、ミステリを描いたのではなく"年齢"に着目したテーマや想いが主要である事。年齢という呪縛。同世代や異なる世代のずれ、年齢と共に忘れてしまった思いなどを強く感じました。
印象的な一文は「年齢というものは、その人間の性格よりも、能力よりも、本質よりもずっと手前に陣取っている憎いやつだ。」というもの。社会人となった主人公の悩み同様に、年功序列、能力社会といった社会的なテーマを感じた一幕でした。
当時のままの同級生という設定からくる物語は、姿だけでなく高校生の頃の想いを思い出させます。大人へのあこがれや希望、やりたい事の夢、そういった光に対して現実の闇を対比させて考えさせるテーマ性を帯びている為、本作品を読む読者の年代によって響く所が異なるのではないかと感じました。

一昔前ならタイムトラベルもの作品で同様なテーマが描かれそうですが、今の時代に合わせた内容や不思議な世界の描き方は現代的な作品となっていました。この描き方は著者の持ち味で面白いなと思います。

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.26:
(5pt)

若返りの薬

50代の自分に、青春を思い出させてくれました。老け込んではいけないと。
九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)より
4488435211
No.25:
(2pt)

微妙。

著者の作品はこれで5冊目ですが、今のところ最下位です。
作中の人物たちは大いに納得しているようですが読者(私)は置いてけぼりでした。いまいち消化しきれてません。他の作品が非常によかっただけに。著者の作品ではノワール、6人嘘、炎上、をおすすめします。教室、は微妙。
ただ、青春の雰囲気やキャラクター、文章はやはり素晴らしいです。このあたりは他の作品同様、楽しく読ませていただきました。
歳をとらない女子高生がいて、主人公はそれをおかしく思う、しかし周りの人たちはおかしく思っていない。よくあることだよと気にならない。二重の疑問をかかえて読み進める面白さ。なのだが、うーん、最後の解決編が微妙でした。
九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)より
4488435211
No.24:
(4pt)

そう来たか

ちょっと予想外の結末でした
読書慣れしてないから、ってのもあるんでしょうけど。

あまり過度な期待はしてなかったけど、結果的にいい意味で期待を裏切ってくれました。

ただ、記憶力が衰えたいまでは、これだけの伏線回収は正直しんどかったです。

ネタバレになっちゃいますが、、、

彫刻刀はわかんねー。球場シーン読み直しちゃいました
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.23:
(4pt)

なかなかいい

なかなかいい
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.22:
(3pt)

すっきりしない

最後の方で18歳のままでいた理由は判明するが、なんかすっきりしない
この人の作品にシリアスは向かないのでは
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089



その他、Amazon書評・レビューが 26件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク