探偵は友人ではない
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いわゆる殺人とかは起こらない日常のふとした謎を解いていくお話です。コージーミステリー+安楽椅子探偵といったところでしょうか。 今作は第2弾目ということですが第1弾を読んでいなくても楽しめますが第1弾と登場人物が被るので(新登場のキャラも居ますが)やはり第1弾(探偵は教室にいない)から読まれるのをお勧めします。 主人公達が学生ということもあり、読後感が爽やかな作品です。 | ||||
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繊細な表現に伺える卓越した言語感覚と、職人芸的な物語づくりのうまさを併せ持つ、期待の作家さんの第2作です。 前作に比べて、ミステリ的なひねりを重視したのか、謎解き部分は説明が煩雑になってしまった短編があるのは残念ですが、全体的には期待を裏切らない面白さだと思います。 本作品集の白眉は、最後の短編です。ある意味、ミステリであることを放棄したような作品なので、好みに合わない人もいるかもしれませんが、第1作から順番に読み進めていくと、そこかしこの表現に込められた登場人物たちの繊細な気持ちの揺れ動きが伝わってくると思います。出てくる土産物一つとっても、それを置く位置、ほかの人がもらったものと比べた時の気持ち、などさりげない描写ですが、登場人物の心情を垣間見せてくれます。 また、この作家さんの素晴らしい点は、ラストの数行の美しさでしょうか。3つ目の作品でのマフラーを忘れた理由に気づく語り手が見せるさりげないやさしさ、最後の作品での語り手と探偵役のやり取りなど、印象深いラストシーンでした。 ぜひ続きも読みたいな、そんな気持ちになる読後感でした。 | ||||
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ただし、相変わらず、恋愛成分は控えめ、ミステリ成分控えめですが…。ついでに今回は糖分も控えめだったような。読みやすいのですが、相談役の少女から提示されるリアルに整理されていない情報をめちゃくちゃ頭の切れる少年が謎解くという構造のためか、凡庸な読者が咀嚼する前に情報が流れていってしまう感じが、ちょっともったいないかなぁと。 | ||||
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