栞と噓の季節
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高校の図書委員と言う、限られた人間関係の中で起こった奇妙な事件。それを追っていると、だんだん世界が広がっていく感じは、いかにも「日常の謎」ミステリーで、作者の十八番だけに手慣れていた。 進学校の図書委員と言う設定がとてもリアルで、関係するキャラも、リアリティがあって魅力的。良くも悪しくも目立ってしまう、アイドルのような美少女と、周りにいる人間との関係も、良く描けていた。 毒物を使ったミステリーで、本の栞に着眼したのも、図書委員らしくて、斬新で面白い。殺人には至らないけど、「日常の謎」系ミステリーとしては、とても良く出来ており、お手本のような秀作と思う。 | ||||
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高校の図書室シリーズ第二作。図書委員の主人公二人が返却図書からトリカブトの押し花栞を発見。めんどくさそうな人間関係・空気感をはらみながらジワジワとストーリーが進む。 問題の栞が残された図書を借りた人物は記録に残されているはずで、教職員の力を借りれば容易に同定できるはず。そうでないと、未返却図書の督促もできない。それが気になってしょうがなかった。 | ||||
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殺伐としつつ、情感もある。 しかし、その情は過去に向けての執念というか、泥々とした苦さと鉛の様な、淵に沈むような何か。 探偵二人の微妙な絶妙な距離感。お守りのクダリには胸を打たれました。 | ||||
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「本と鍵の季節」が非常に良い作品であったため、期待して読み始めた。前作よりも全体の流れを意識しての作品となっており、短編集というよりは長編。前作の最後が少しほろ苦い形での終わりで気になっていたので、そこがちゃんと回収されている点は良かった。本筋についても非常に面白かったが、ラストの評価は分かれるかもしれない。自分としてはちょっとアッサリしすぎかなぁという感じだった。とはいえ、全体としては良作という評価。 | ||||
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前作とは違い、長編なので会話でのおふざけが少し増えています。 登場人物も多いのでその絡みとそれによる心情変化も描写され、関係性の理解がより深まります。 図書委員で本に詳しいという設定に納得しつつも、この高校生博識すぎませんか? 学生時代から話題作や最近の作品は読んできていますが、古典に興味を持ち始めたのは30歳近くなってからです。 もちろん人の趣味、興味はそれぞれとはいえ、植物だの映画だのいろいろ知っているなあと思いました。 松倉、帰ってきてくれてよかったです。 多くの人にとって、自分で選んだ環境に身をおく初めての場所が高校だと思います。 公立校であることからも、同じくらいの家庭環境と育ち、頭の良さの人間が集まってくるはず。 だからこそ、久しぶりでも毎日会っていたかのように再開できる関係が築けるのかなと感じました。 シリーズなので次巻も楽しみにしています。 個人的に瀬野は固定ヒロインでなく、次のお話ではまた別のゲスト的な人物が出てきてほしいです。 | ||||
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