栞と噓の季節



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.00pt (10max) / 2件

5.93pt (10max) / 15件

Amazon平均点

3.72pt ( 5max) / 32件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

38.00pt

59.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2022年11月
分類

長編小説

閲覧回数3,180回
お気に入りにされた回数6
読書済みに登録された回数20

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

栞と噓の季節 (集英社文庫)

2025年06月20日 栞と噓の季節 (集英社文庫)

猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。 高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。 ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。 小さくかわいらしいその花はーー猛毒のトリカブトだった。 持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。 そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。 誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか……。 「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。 直木賞受賞第一作は、著者の原点とも言える青春ミステリ長編!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

栞と噓の季節の総合評価:7.29/10点レビュー 34件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

栞と噓の季節の感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

こしあん派
8OHZXGSI
No.1:
(7pt)

栞と噓の季節の感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

みっく
H2I7SQ7P
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.32:
(5pt)

「日常の謎」系ミステリーのお手本。

高校の図書委員と言う、限られた人間関係の中で起こった奇妙な事件。それを追っていると、だんだん世界が広がっていく感じは、いかにも「日常の謎」ミステリーで、作者の十八番だけに手慣れていた。

  進学校の図書委員と言う設定がとてもリアルで、関係するキャラも、リアリティがあって魅力的。良くも悪しくも目立ってしまう、アイドルのような美少女と、周りにいる人間との関係も、良く描けていた。

  毒物を使ったミステリーで、本の栞に着眼したのも、図書委員らしくて、斬新で面白い。殺人には至らないけど、「日常の謎」系ミステリーとしては、とても良く出来ており、お手本のような秀作と思う。
栞と噓の季節 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:栞と噓の季節 (集英社文庫)より
4087447790
No.31:
(4pt)

栞をはさんだ人物(図書の借り主)は記録に残っているはず

高校の図書室シリーズ第二作。図書委員の主人公二人が返却図書からトリカブトの押し花栞を発見。めんどくさそうな人間関係・空気感をはらみながらジワジワとストーリーが進む。

問題の栞が残された図書を借りた人物は記録に残されているはずで、教職員の力を借りれば容易に同定できるはず。そうでないと、未返却図書の督促もできない。それが気になってしょうがなかった。
栞と噓の季節 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:栞と噓の季節 (集英社文庫)より
4087447790
No.30:
(5pt)

想いと重さと、寂寞

殺伐としつつ、情感もある。
しかし、その情は過去に向けての執念というか、泥々とした苦さと鉛の様な、淵に沈むような何か。
探偵二人の微妙な絶妙な距離感。お守りのクダリには胸を打たれました。
栞と噓の季節 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:栞と噓の季節 (集英社文庫)より
4087447790
No.29:
(4pt)

「本と鍵の季節」の続編。ラストの評価は分かれるかもしれないが、シリーズとしては良作。

「本と鍵の季節」が非常に良い作品であったため、期待して読み始めた。前作よりも全体の流れを意識しての作品となっており、短編集というよりは長編。前作の最後が少しほろ苦い形での終わりで気になっていたので、そこがちゃんと回収されている点は良かった。本筋についても非常に面白かったが、ラストの評価は分かれるかもしれない。自分としてはちょっとアッサリしすぎかなぁという感じだった。とはいえ、全体としては良作という評価。
栞と噓の季節 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:栞と噓の季節 (集英社文庫)より
4087447790
No.28:
(5pt)

おかえり、松倉。

前作とは違い、長編なので会話でのおふざけが少し増えています。
登場人物も多いのでその絡みとそれによる心情変化も描写され、関係性の理解がより深まります。

図書委員で本に詳しいという設定に納得しつつも、この高校生博識すぎませんか?
学生時代から話題作や最近の作品は読んできていますが、古典に興味を持ち始めたのは30歳近くなってからです。
もちろん人の趣味、興味はそれぞれとはいえ、植物だの映画だのいろいろ知っているなあと思いました。

松倉、帰ってきてくれてよかったです。

多くの人にとって、自分で選んだ環境に身をおく初めての場所が高校だと思います。
公立校であることからも、同じくらいの家庭環境と育ち、頭の良さの人間が集まってくるはず。
だからこそ、久しぶりでも毎日会っていたかのように再開できる関係が築けるのかなと感じました。

シリーズなので次巻も楽しみにしています。
個人的に瀬野は固定ヒロインでなく、次のお話ではまた別のゲスト的な人物が出てきてほしいです。
栞と噓の季節 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:栞と噓の季節 (集英社文庫)より
4087447790



その他、Amazon書評・レビューが 32件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク