(短編集)

Iの悲劇



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Iの悲劇 (文春文庫)

2022年09月01日 Iの悲劇 (文春文庫)

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。 無人になって6年が過ぎた山間の集落・簑石を 再生させるプロジェクトが、市長の肝いりで始動した。 市役所の「甦り課」で移住者たちの支援を担当することになった万願寺だが、 課長の西野も新人の観山もやる気なし。 しかも、公募で集まってきた定住希望者たちは、 次々とトラブルに見舞われ、 一人また一人と簑石を去って行き……。 直木賞作家・米澤穂信がおくる極上のミステリ悲喜劇。 解説・篠田節子(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

Iの悲劇の総合評価:7.82/10点レビュー 66件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

Iの悲劇の感想

本書は、作者のミステリとしてはリカーシブルとならぶ凡作。
ただ、Iターン移住の本質は少なからずついているので、移住に関心がある人や、移住支援の仕事をされている方には読んでもらいたい一作。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.65:
(3pt)

嘔吐感を催すような醜怪な犯人像

犯人、というより、黒幕、と呼ぶべきか。途中で何となく察しがつくのは良いとして、彼らは彼らのなりの言い分も罪悪感も吐露はしているのだけども、むしろ逆に醜怪な印象が深まってしまった。まだ残虐な凶悪犯であったほうがすきっりしたかも知れない。まともな思考能力や感性を持った人間がやることじゃないですぜ。人の人生を何だと思ってるんだ。社会問題提起として重要なものを含んでいることは認めるものの、エンタテインメントとしては疑問が残った。あえて「最凶犯人小説」を狙ったとも思えないふしもあるし。
Iの悲劇Amazon書評・レビュー:Iの悲劇より
4163910964
No.64:
(5pt)

人物像と組み合わせと構成と

人物像はリアルです。会社にも、知人にもいそうです。それだけでは、エンターティメントにはならないので、米澤さんは、それらの人物を交差させて、コンフリクトを生じさせ、ミステリーに仕上げていきます。
 視点は万願寺さんで、インプレッサを運転させます。プリウスや86、クラウンではないところに、彼の人物像を想像させます。
 弟と廃れていく地方問題を会話させるだけに留まらず、除雪費用や救急車両の所要時間にふれながら、米澤さんは、物語の成立をごく自然に読者に納得させてしまいます。
Iの悲劇Amazon書評・レビュー:Iの悲劇より
4163910964
No.63:
(5pt)

毎回同じ結果の短編だが、今後の日本の地域復興を考えさせられた

章ごとにすべて結末は同じ。それは気にならないが、地域復興の難しさを実感させられた
2040年か50年には半分の自治体が消滅する。
他人事ではないん
Iの悲劇Amazon書評・レビュー:Iの悲劇より
4163910964
No.62:
(4pt)

設定のせいか

米澤さんの作品が好きでほとんど読んでいますが
本書はめずらしく読後に物足りなさを感じました。
最後のどんでん返しがなければ普通の作品でした。
主人公の設定が無難過ぎたと感じます。
Iの悲劇Amazon書評・レビュー:Iの悲劇より
4163910964
No.61:
(3pt)

いうほどでもない

短編の形式をしていて最後に繋がる。この作者の常ですね。
全体的に軽いというか最後のオチも「でしょうね」といった感じで驚きはないです。
あと「10しかけたうち1うまくいった」のを見せられればそら「都合よくいきすぎでは?」と思われても仕方ないと思います。
途中、主人公と弟の価値観の違いによる討論がありますが、それでこの小説の全てで、答えはでません。話的には弟側でしょうか。現実的な問題でもありますし。
ただまぁ、全体的に面白くなかったです。「そうはならんやろ」って思っちゃうので。
あと、目的の割に結構リスキーなことしてると思うんですよね。下手したらというか運が良かっただけで死人出てもおかしくないですし。
胸糞悪いとは思いませんが、そこまでやる価値ある?って感じでした。
Iの悲劇Amazon書評・レビュー:Iの悲劇より
4163910964



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